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LustNovel2 後日談B

※R-18ゲイ向けのSSです。

俺と後輩と監督の話

(甘さ:★★★★・)

『ハァァァッ、ハァァァッ……』
            「潮噴きでへばっちまうとは、強豪校のキャプテンのくせにザマァねぇな。」
             
             ラグビーの強豪として知られる大学で、キャプテンをしている俺(月岡雄斗)は、高校の同級生で今は別の大学のラグビー部に所属する津久井龍次に捕まり、ユニフォームを脱がされ、ケツ割れとかいう下着を一枚だけ着せられた状態になっていた。
             全身をくすぐられながら媚薬を盛られ、ケツにエネマグラとかいう器具を突っ込まれ、射精と男の潮噴きまでさせられた俺は、もはや自力では立ち上がることも出来ないほど、力が入らない状態になっていた。
            
            「津久井先輩、そろそろヤっちゃいましょうよ! オレら、もう我慢できねぇっす!」
            
             途中から俺のくすぐり責めに加わってきた津久井の後輩二人組が、エネマグラが嵌まったままの俺のケツをニヤニヤしながら見ている。
            
            「そうだな、んじゃ拘束解いて、ケツを洗いに……」
            
             津久井がそう言った瞬間だった……。
             俺が囚われている部屋のドアが、ドゴォンッという大きな音とともに外れた。
            
            「なっ、なんだっ、熊!? じゃねぇ、人か!」
            
             黒い服を着た、熊と見まがうほどの巨体の男が、ドアをぶち破って部屋に突入してきたのだ。
            
            「あっ、やっぱり中にキャプテンいたーーーーっ!」
            『ハァッ、ハァッ、その声は……』
            「チッ、誰かと思えば、コイツの後輩じゃねぇか。お前ら行け! 二人掛かりで押し倒しちまえ!」
            「ウッス!」
            
             津久井の後輩二人が、同時にその巨体の男に向かってタックルをする。
             だが、その巨体はビクともせず、軽くいなすだけで後輩たちは振りほどかれ、その場に倒れ込んだ。
            
            「おわっ!?」
            「今のもしかして、タックルのつもりッスか? タックルって言うのは、こうやってもっと低く刺さるみたいに……」
            「ま、待て、こっちに来るなっ! ぐっわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
            
             後輩たちだけを向かわせ、自分は何もしていなかった津久井に向かって、巨体の男が素早く力強いタックルをする。
             津久井は簡単に倒れ込み、その衝撃と恐怖によって、泡を噴いて気絶してしまった。
            
            「しまった、ユニフォーム着てるからラグビーしてる人かと思ったけど、一度もやったことない人だったみたいッスね。かわいそうなことしちゃったなぁ。」
            
             巨体の男はそう言いつつも、同情など微塵もしていないようで、津久井の体を軽く持ち上げると、後輩たちの元へとぶん投げた。
            
            「ひっ、ひぃぃぃぃぃぃっ!?」
            
             後輩たちは恐怖に震え、気絶した津久井を引きずって、そそくさと部屋から去っていくのだった。
            
            
            「キャプテンが門限までに帰ってこないから、走りに行く許可もらって、迎えに来たッスよ!」
            
             サウナスーツのフードを取って、坊主頭についた玉のような汗を払いながら、ニカッと笑うこの巨体の男は、うちの部の一年でレギュラーの篠崎健太だった。
            
            『ハァッ、ハァッ、健太、助かった。でも、なんで、ここが分かったんだ?』
            「キャプテンの汗のニオイ、追ってきたッス!」
            『ッ!?』
            
             冗談だろと言おうとしたが、コイツの場合恐らく本当だ。
             嬉しいことがあると、すぐ俺に抱きついてきてスンスンと嗅いでくるし、俺の使った汗臭いタオルが欲しいと必死で頼み込んでくるような男だからだ。
            
            「しっかし、派手にヤられちゃったッスね……」
            『変な薬嗅がされて、ケツに変な器具突っ込まれて、無理矢理出させられちまったんだ。』
            「そうッスよね! キャプテンがあんなヤツら相手にチンコ勃つわけないッスよね、良かった!」
            
             “良いことあるか!”と突っ込みたくなったが、健太は心底ホッとした顔をしていたので、言わずにおいた。
            
            「でも、キャプテンにケツ割れ穿かすのは、センスあるかも……」
            『お、おいっ、撮るなよ!』
            「それじゃ、撮影会は後にして……キャプテン、今、縛られて動けないんスよね?」
            『っ、そ、そうだが、変なトコ触ったりしたら怒るぞ!』
            「触らず嗅ぐだけならOKってことッスね!」
            
             健太は俺の閉じられない腋に鼻を近づけ、深く息を吸って嗅いだ。
            
            「スーーーーーーーーーーーッ、んはぁ、キャプテンの腋、汗臭くて最高ッス! あぁ、チンコ勃つ、すげぇ勃つ!」
            『ッ!?』
            
             本当に俺の腋のニオイを嗅いだだけで、サウナスーツの股間部分が大きく膨らみ、中で勃起していっているのが分かった。
             健太は入部した当初から、俺に何度も告白している。
             最初、俺の反応を見てからかっているのかと思ったが、途中から本当に好いてくれているのだと気づいた。
             真っ直ぐに好きでいてくれるのは素直に嬉しかったが、男相手に興奮したことがない俺は、その想いには応えられないので、毎回付き合えないと断っていた。
            
            「はぁ、はぁ、汗出しのシャカシャカにチンコ当たって、すげぇ気持ちいい……」
            『っ、サウナスーツ直穿きなのか? お、おい、健太、合宿中はオナニー禁止だってこと、忘れるなよ!』
            「キャプテンは抜いてんのに、ズルいッス! だいたい、こんなえっちな腋してるのが悪いんスよ!」
            『んはっ、ふっはははははっ!? 腋っ、くすぐるの、やめろっ、ふひっははははっ!』
            
             腋汗まみれの腋毛を逆撫でするように、健太に何度も腋の下を撫でられ、あまりのくすぐったさに悶えまくる。
             その姿を見た健太が生唾を飲んだ音を聞いて、このまま完全に性欲に火をつけてしまうのはマズいと感じた。
            
            『んひっはははははっ、わ、分かった! んくっ、ふっ、後で俺が、ぬ、抜いてやるからっ、今は、ここから脱出、するぞっ!』
            「ホントッスか! 絶対、絶対、忘れちゃダメっすよ! 男の約束ッスからね!」
            『はぁっ、はぁっ、ああ、約束だ。』
            「やったぁっ! それじゃ、さっそく縄を……あ、そだ、キャプテン恥ずかしいだろうし、俺の上着で、隠してあげるッスね!」
            
             そう言って、健太がサウナスーツのチャックをジジジィッと開けていく。
             俺を捜して長い時間走り回ったのか、大量の汗をかいた体から湯気がモワァァッと溢れ出し、強烈な汗のニオイが部屋中に広がった。
            
            『ッ!? ハァァッ、ハァァッ、なん、だ、急に心臓が……』
            
             健太の汗のニオイを嗅いだ途端、心臓がバクバクして、鼓動が耳の横で鳴っているように感じた。
             同時に、チンポの根元の奥の方、ケツの中でエネマグラが当たっている部分がジンジンしてきて、切ない刺激が俺に襲い掛かってくる。
            
            『ハァァッ、ハァァッ……』
            「キャプテン、大丈夫ッスか?」
            『すまんっ、縄を解く前に、その……イヤかもしれんが、ケツのやつ、抜いてくれるか?』
            
             ケツが疼くのはエネマグラのせいに違いない……そう考えて、健太に頼む。
            
            「ケツに刺さってるやつッスね。んっ、あれ? すげぇキツく咥え込んでるッスよ!」
            『んあっ!? くっ、ふぅぅっ! あっ、い、いや、大丈夫だ、続けてくれ……』
            
             エネマグラをちょっと動かされただけで、声を上げて悶えてしまった俺は、あまりの恥ずかしさに健太から目を逸らし俯く。
            
            「オレの前では、カッコつけなくていいッスよ! キャプテンのどんな姿も、オレ、カッケェって思うッスから!」
            『ッ……』
            
             顔を上げると、坊主頭と、俺に憧れて生やし始めたアゴ髭に汗を垂らしながら、ニカッと笑う健太の顔があった。
            
            『ハァァッ、ハァァッ、また、心臓がっ……』
            
             健太の顔をしっかり見ると、安堵感と興奮という正反対の感覚が同時に湧き上がってきて、心臓はバクバク言うし、脳まで痺れたような訳の分からない状態になっていく。
            
            『ハァァッ、ハァァッ、くっ、うっ……』
            「キャプテンが声出すの、恥ずかしいって言うんなら……」
            
             健太は片方の手を俺の後頭部に回すと、意を決した顔をして、ぶつかるように俺と唇を重ねてきた。
            
            『ンンッ!?』
            
             ぎこちない口づけをしながら、もう片方の手で俺のケツに刺さったエネマグラを引き抜いていく健太。
            
            『んぶっ、んっ、んふっ、んんんんっ!』
            
             エネマグラの輪っかに指を引っ掛けて引き抜かれると、ケツの中にゴリゴリと先端が擦れて、感じたことのない快感が全身を貫く。
            
            『ンンッ!? んっ、んんんっ、んおっ、んんんっ!』
            
             俺のケツをいたわってか、それとも天然でケツを責めてきているのか、健太はゆっくり時間を掛けて、エネマグラを引き抜いていく。
             俺はその間ずっと、健太と口づけしながら悶えまくっていた。
             そして、エネマグラの先端がケツの穴からヌプゥッと音を立てて抜け出た瞬間、強い快感が全身を貫く。
            
            『んあっ!? い、くっ、イクッ、あああっ!?』
            
             ケツ割れを突き上げるチンポの先から、弄ってもいないのにトロォォォッと白く濁った汁が溢れ出る。
            
            『はぁぁっ、ああっ、健太ッ、ああっ!』
            
             俺がイキながら名前を呼ぶと、健太はそれに応え、もう一度……今度は口の中に舌を入れる濃厚な口づけをしてきた。
            
            『んんんっ、んぐっ、んっんんんんっ!』
            
             健太とキスしながら味わう絶頂感は、ありえないくらい気持ち良く、俺はチンポからトロトロと白くて熱い汁を垂らし続けるのだった……。
            
            
            『ハァァッ、ハァァァッ、健太、その……すごく、気持ち良かったぞ。』
            
             俺は、手足の縄を解いてもらいながら、照れつつも正直に健太に気持ち良かったと伝える。
             だが、なぜか健太は、今にも泣きそうな顔をしながら、俺を縛る縄を必死になって解いていた。
            
            『ハァ、ハァ、どうしたんだ、健太?』
            「キャプテンッ、オレ、オレッ、やっちゃったッス……キャプテンが気持ちよさそうにイクの見てたら、勝手に手が動いてて、オナニーしちゃったッス!」
            『っ!?』
            
             健太がサウナスーツのズボンを下ろすと、ガチガチの太いチンポが、ザーメンまみれになっていた。
             サウナスーツの裏側にもべっとりこびりついていて、少し洗ったくらいで取れる量ではないとすぐに分かった。
            
            「合宿中のオナ禁ルール破ったら、た、退部ッスかね? オレ、キャプテンと離れるの絶対いやッス!」
            『落ち着け、大丈夫だ。何があっても俺が守ってやる!』
            「キャプテンッ……」
            
             縄が解かれ自由になった手を伸ばして、坊主頭をポンポンッとしてやると、健太は少し落ち着いた様子だったが、それでもまだ不安を拭いきれない表情をしていた。
             それならば、今度は俺の方からと、ゆっくり近づき、健太の唇を奪う。
            
            「ンンッ!?」
            『ん、はぁっ……す、好きなヤツと離れたくないのは、俺も同じだからな。』
            「キャプテンッ!!!」
            『どわっ、重いっ!?』
            
             俺の突然の告白に、喜びを爆発させた健太は、まるで大型犬のように、俺に思いきり抱きついて押し倒し、じゃれついてきた。
             腋の下に鼻を突っ込んで、クンクンしたりペロペロしたりして俺の汗臭さを堪能し、嬉しそうに笑う健太を見て、普段なら怒る俺もなぜか、嬉しくなってしまうのだった。
            
            『さて、問題は監督だが……』
            
             うちのラグビー部の監督は、高校・大学はもちろん、社会人でもずっとラグビーをやってきた筋金入りのラガーマンで、ルールには特に厳しい。
             そして、ずっと男所帯にいたからなのか、部員達の下半身事情は手に取るように分かるらしく、抜いたらすぐに察知する。
             しかもそれが、夢精か、手コキか、エッチか、オナニーか、まで言い当ててしまうのだ。
            
            『……まあ、そんなに厳しい罰じゃないはずだから、なんとかなるだろう。』
            
             俺自身は、合宿中に夢精して監督に言い当てられた経験はあるものの、オナ禁ルールは破ったことがなかった。
             ただ、実際に破って罰を受けた部員は何人も知っていて、何も話してはくれなかったものの、少なくとも退部にはなっていないので、正直に言って謝れば大丈夫、くらいに甘く考えてしまっていた……。
            
            
            
            「もう一度訊くぞ。キャプテンであるお前が、篠崎にオナニーを強制したんだな?」
            『んひっふっはははっ、ハ、ハイッ、そう、ですっ、監督っ!』
            
             合宿所の監督専用の部屋……カラオケ用という名目で防音仕様になっている室内で、全裸に剥かれ、ベッドに大の字に縛り付けられた俺が、くすぐり尋問を受けていた。
            
            「オナニーしたことを認めないヤツは、今まで何人もいたが、まさか他のヤツにオナニーさせたから、自分を罰しろなんて大ウソをつくヤツが出てくるとはな。」
            『ふひっはははははっ、本当に、俺、ですっ! 俺が、健太ッ……篠崎にっ、オナニー、させ、ましたっ!』
            
             監督のガサガサの武骨な指で足の裏をくすぐられる度、俺は仰け反って腰を突き上げる。
             その度に腹筋に当たってくるチンポは、ギンギンに勃起していた。
             津久井に入れられたヤツよりゴツいエネマグラがケツに挿入され、勃起を強制された状態で、チンポを左右から挟み込むように取り付けられたローターに、射精させないギリギリの振動で、絶えず責め続けられているからだ。
            
            「おかしいだろ? お前の腋汗を拭ったタオルを、篠崎に咥えさせてやったら、ガッチガチに勃起したまま我慢汁垂らしてるぞ。本当は、キャプテンであるお前をオカズに、篠崎が自分の意思でシコったんだろう?」
            「ン゛ッ……フーッ、フーッ……」
            
             健太はベッドの脇の椅子に、全裸で座らされ、俺が悶える様子を間近で見せられていた。
             監督の言う通り、俺のニオイが滲み込んだタオルを嗅ぎ続けているせいか、太いチンポが反り勃っていて、先端からトロトロと汁が溢れていた。
            
            「おい、篠崎、我慢できねぇだろ? 今すぐオナニーしてもいいんだぞ。まあ、キャプテンがウソついたことがバレるけどな。」
            「ン゛ンッ!」
            
             健太は首を力強く横に振り、チンポを扱きたい気持ちを必死で抑え、自分の太ももを鷲掴みにしてずっと耐えていた。
            
             監督から聞かされたオナニー禁止を破った者への罰は、チンポへの刺激だけじゃ満足できない体にする、というものだった。
             俺の前で無意識にチンポを扱いて抜いてしまうくらい性欲の強い健太にとっては、ツラすぎる罰だ……絶対に俺が守ってやらなければ……。
            
            『んくっはははっ、俺っ、俺がっ、篠崎に、オナニーをっ、させたん、ですっ!』
            「ンッンンッ! ンッンンッ!」
            
             俺が庇うと、健太は涙目で俺のことを何度も呼んでいた。
            
            「……なるほど、そういうことか。だいたい分かったぞ。まず、篠崎、お前はキャプテン相手にタチやりてぇから、罰を受けて、チンポだけで満足できなくなるのは困るって思ってんだろ?」
            「ンッ!?」
            
             “タチ”の意味が俺には分からないが、どうやら図星だったようで、健太は明らかにうろたえていた。
            
            「そんで、キャプテンの方だが……篠崎のチンポやケツには、自分以外の誰にも触れてほしくないってところか?」
            『っ!?』
            
             今までオナ禁を破って監督から罰を受けた部員達は、どこか監督に心酔しているというか、惚れているんじゃないかと思うような節があった。
             ラグビー一筋の体に、チンポ弄りじゃ満足できなくなるくらいの、経験のない快楽をしこたま教え込まれたら惚れてしまうに違いない……俺だって健太の存在がなければ、快楽に身をゆだねてしまいそうだ。
            
            「つまりは好きなヤツを奪われないように、そいつの前で男を見せてるわけだな。どちらにしろ、お前には門限破りって罪もあるんだ……今まで誰も耐えられなかったキツいの行っとくか!」
            
             監督はそう言うと、丸いヘッドが高速回転するタイプの電動歯ブラシを二本取り出して、俺の左右の足の親指と人差し指の間にそれぞれ挟み込み、電源をオンにした。
            
            『ン゛ッ、ひぃぃぃぃぃっ!? くっ、ははははははははははははははははっ!』
            
             俺はあまりのくすぐったさに、大きく腰を突き上げた。
             すると、ケツに力が入り、エネマグラがグイっと弱い部分に食い込んで、全身に鋭すぎる快感が走り抜ける。
            
            「くっおおおおおっ!?」
            
             チンポの先から先走り汁がビュウビュウ溢れて、腹筋にドバドバ掛かっているのが分かる。
             悶える俺をさらに追い詰めるように、監督は足の指の間に入れた電動歯ブラシを小刻みに前後に動かして、くすぐり責めを続ける。
            
            『んひっふっはははははははははっ!? ひっ、息がっ、苦しっ、ふひっははははははっ!』
            
             腰が上下にガクッガクッと揺れて、エネマグラの刺激がさらに強くなる。
             だが、チンポを挟み込むローターの振動は逆に弱くなって、俺は射精寸前ギリギリの生殺し状態で、ひたすら笑い声を上げ続けるしかなかった。
            
            『くひふっ、ははははははははっ! 苦しっ、もっ、ひゃめっ、んひっはははははっ!』
            「お前の口から本当のことを言う気になったか? 言えば気持ち良くイかせてやってもいいぞ!」
            『んひっ、お゛ッ、俺、がっ、オッ、オナニー、させ、ましたっ!』
            「へへっ、そうか、言わねぇか。」
            
             監督が一瞬だけ見せた笑顔を見て、ここまで責めても、俺が健太を差し出さなかったのが、内心嬉しかったんじゃないかと思った。
             そんな監督が、健太の猿轡を外し、椅子から立たせて俺の方へと連れてくる。
             そして、向かい合わせにチンポ同士がぶつかる体勢で、オレの上に乗るよう、健太に指示した。
            
            『うぐっ!?』
            
             最初こそ健太の巨体の重みを感じたものの、次の瞬間には、汗だくの体から溢れ出す男のニオイ……健太の雄フェロモンにあてられ、心臓がバクバクするあの興奮が一気に全身に広がった。
            
            『はぁぁっ、ああぁっ……』
            「ハァッ、ハァッ、キャプテンのチンポ、あっ、ああっ、揺れて、ううううっ!」
            
             健太の方も汗臭い俺の雄フェロモンにあてられているのか、熱い吐息を漏らしながら、俺のチンポについたローターの刺激を同時に食らっていた。
            
            「さて、腰振りタイムだ。チンポ擦りつけ合って、派手にイケよ!」
            
             俺の足の指の間に入った電動歯ブラシと、チンポを挟み込むローターの振動が、いきなりMAXになる。
            
            『ン゛ひぃぃぃぃっ!? ふっははははははははははははははっ!』
            「ア゛ッ、アアアッ、キャプテン、だめッス!」
            
             腰が勝手に動いて、先走り汁でヌルヌルのチンポ同士が激しく擦れ合う。
             よっぽど我慢していたのか、健太はすぐに限界を迎えた。
            
            「んっああぁっ、イクッ! キャプテンッ、キャプテンッ、あああっ!」
            
             ドビュゥゥゥゥゥッ、ビュルッビュルルッ、ビュクゥゥゥッ……
             健太の太いチンポから放たれた熱いザーメンが、俺の胸板や腹筋にぶっ掛かる。
             あまりに強い快感だったようで、健太はその巨体で、俺のチンポがひしゃげるほど強くしがみついてきて、腰を震わせた。
            
            『オ゛ッ、あああっ、チンポッ、潰れるっ、あっ、あああっ、出るッ、イクゥゥゥッ!』
            
             健太の体で思いきり潰された俺のチンポから、ドビュゥッ、ビチュゥゥッと大量のザーメンが溢れ出る。
            
            「はぁぁっ、ああっ、キャプテンの、ザーメンっ、ああっ、すげぇ熱いっ、熱いッス!」
            『んひふっははははははっ! あっああっ、健太ッ、気持ち、いいっ! ふひっくふっははははははっ!』
            
             くすぐられながらドバドバ射精し続ける俺と、震える俺の体に必死でしがみついて、悶えながら射精し続ける健太は、一発ではありえないくらいの量のザーメンを、お互いの体にぶっ掛け合うのだった……。
            
            
            『ハァァァッ、ハァァァッ、健太……』
            「ハァッ、ハァッ、ハァッ、キャプテン……」
            
             長い射精を終えた俺と健太は、どちらからともなく口づけをし、射精後の余韻に酔いしれていた。
            
            「ウッ、ウウンッ! お前ら、イチャつくのは二人だけになってからにしろよ。」
            『監督ッ!?』
            「っ!?」
            
             監督の咳払いに、俺と健太はビクッと体を震わせる。
             そんな俺たちの前に、監督はスマホの画面を見せた。
             そこには、ケツ丸出しの状態で、スクラムマシンに向かってスクラムを組む三人の大柄な男達の生配信動画が映っていた。
            
            「今日練習試合をした学校の監督から、ついさっきメールが来た。なぜかうちのユニフォームを持ってた津久井ってヤツを締め上げたら、全部ゲロったそうだ。その罰だろうな、これは……このエネマグラはキツいぞ。電気で強制射精させちまうやつだ。」
            
             画面の真ん中に映った津久井は“すんませんっした!”と何度も言いながら、股の間にぶら下がったチンポからダラダラと絶えずザーメンを溢れさせている。
             地面には、蓋を開けたプロテイン用のシェイカーカップが置かれていて、そこに溜まったザーメンを後で飲まされるのだとすぐに分かった。
            
            「左右の二人は、もっと若いみてぇだな。初めてのケツイキで狂いそうになって、訳も分からず喘ぎまくってるぞ。」
            
             謝罪の言葉を繰り返す津久井とは対照的に、左右の後輩たちは“ア゛アッ!”とか“オ゛オッ!”とか叫びながら、ザーメンをドバドバ噴き出している。
             スクラムを崩すともっとキツい罰が待っているのか、プルプルと震える足で必死に踏ん張り続けていた。
            
            「……あのエネマグラ、ケツに入れたまま試合させたらどうなるだろうな。」
            『か、監督……』
            「冗談は置いといて、門限を破った事情は分かった。オナニーの件も、助けに行ったら大好きなキャプテンが媚薬盛られてチンポギンギンで縛られてた、ってことなら我慢は出来ねぇだろうし仕方ねぇか。」
            「えっ!? オレがキャプテンのこと好きって、監督、知ってたんスか?」
            「あんだけ“キャプテン、キャプテン”言ってたら、誰だって分かるだろ。まあ、そのキャプテンの方が、体張って庇うほどゾッコンだとは知らなかったけどな。」
            『っ!? そ、それは、その、あの……』
            
             改めて言われると、なんだか気恥ずかしくて、しどろもどろになってしまう。
             そんな俺の耳元で、監督に聞こえないよう健太が尋ねてくる。
            
            「……キャプテン、キャプテン、ゾッコンってどういう意味ッスか?」
            
             健太の言葉に、俺は耳まで真っ赤になってしまい、その恥ずかしさを振り払うように、大きな声で答えてしまった。
            
            『すっ、好きすぎて、たまらないってことだっ!』
            「マジっすか!」
            「おおっ、よく言った! そもそも、合宿中にオナニーだけを禁止するってのは、部員同士でお互いのチンポ握り合って、チームの連帯感を高めるためにできたルールだからな。」
            『えっ!?』
            
             冗談を言っていた時とは違い、監督は至って真面目な顔をしていた。
             合宿所で夜中にゴソゴソ音がしていたのは、俺が夢精している間に、至る所で抜き合いをしていたからなのだろう。
            
            「部員同士で付き合えば、合宿中も抜き放題になるが、禁欲は筋力増大にも効果があるから、ほどほどにするんだぞ。……さてと、俺は津久井ってヤツへの罰を手伝いに行くか。うちの大事な部員に手ぇ出してくれた礼をたっぷりしねぇとな。」
            
             監督はそう言って、ゴムやローション、イボイボの付いた極太の棒、何に使うのか分からない黄色くて細長い管や、針のついていない特大の注射器などをバッグに詰めて、部屋から出ていく。
            
            「朝まで戻らねぇから、この部屋に誰も入ってこないよう二人で見張っといてくれ。……言っとくが、明日、足腰立たねぇなんてことになったら、部員全員の前で“男同士のセックス講座”の見本役をヤらせるからな!」
            『ッ!?』
            
             ニヤッとした笑みを浮かべた監督は、ドアを閉めて津久井の元へと向かっていった。
            
            「キャプテンッ!」
            『おあっ!?』
            
             健太は俺に抱きつくと、すぐに大好物の俺の腋の下に顔を埋めた。
            
            「んぅ……スーーーッ……スーーーッ……」
            『……健太?』
            
             一瞬ニオイを嗅いでいるのかと思ったが、どうやら寝ているようだった。
             俺を捜して走り回った後に、監督の責めを受けて精神的にも疲れたのだろう。
            
            『助けに来てくれてありがとうな、健太。大好きだぞ……』
            
             寝息を立てる健太の耳元でそう囁いて、坊主頭を撫で……ようとしたが、俺はまだベッドに手足を拘束されたままだった。
            
            『ぐっ、ううっ……』
            
             監督の言葉で完全にその気になった俺のチンポはギンギンになっていたので、お預け状態のまま放置されることになった。
            
             その時の俺は、健太に早く起きてほしいと思っていたが、実際に健太が目を覚ますと、野獣は寝ている時が一番かわいいのだと思い知った……。
            
             縛られて動けない俺の汗臭さをたっぷり堪能した健太は、舌で全身を舐め回して俺のあらゆる性感帯を暴き、何度も絶頂感を味わわせてきた。
             拘束を解かれても自力では動けないほど散々啼かされた俺は、太いチンポでケツを掘られ中出しされながら、手放しで何度もイきまくり、遂には潮まで噴いてしまった。
            
             そして案の定、次の日、本当に足腰が立たなくなってしまうのだった…………(完)