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DesireRoom27 END-3 SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

夢落エンド

(甘さ:★★★★・)

(これが…先輩のザーメン……)
            
             割れた腹筋の上に飛んだ白濁した飛沫に、人差し指を乗せる。
            指の腹に付いた生暖かい粘液は、糸を引いて伸びた。
            
            (…な、舐めても…起きない、よな……)
            
             指に付いたザーメンを舐めながら、
            腹筋の上に垂れた汁にまで舌を這わせる。
            禁欲で溜まっていた特濃のザーメンの味が、口の中に広がる。
            オレは夢中になって先輩の出した雄汁を舐め取っていった。
            
            (先輩のザーメン……濃くて、美味しい……)
            
             ジュッ…ジュルッ……
            「ンッ、…んぅ……」
            『っ!?』
            
             先輩の身体が突然ビクついて驚いたが、起きることはなく、
            また激しいイビキが始まり安堵する。
            
            (それにしても…やっぱ先輩の筋肉はすごいな……)
            
             舌先が触れる度に引き締まり、溝が深くなる腹筋に酔いしれる。
            柔道で強くなる為に鍛え抜かれた強靭な肉体が、
            睡眠という一番無防備な状態で晒されていることに興奮する。
            
            (そういや先輩、練習の後、まだシャワー浴びてないよな……)
            
             そう思いつつ、腹筋の溝に舌を這わせるとしょっぱい味がする。
            先輩の汗をたっぷり味わうように舐め回すと、
            綺麗に割れた腹筋が、オレの唾液でテカテカになっていった。
            
            (汗と言えば、やっぱりココ、だよな……)
            
             はだけた上衣からギリギリ見える腋に顔を近づける。
            雄々しく生えそろった腋毛は汗でじっとり濡れていて、
            嗅ぐと、濃厚な男の汗の匂いが鼻腔を貫く。
            
            (んはぁ…先輩に寝技掛けられてる時の匂いの、百倍濃いやつだ…)
            
             ガッチガチに抑え込まれ、強制的に嗅がされる先輩の汗の匂い…、
            苦しいのに興奮してしまう、そんな匂いだった。
            それを濃縮したような強烈な匂いにクラクラしてきたオレは、
            先輩が起きる危険を考えず、大胆にも舌を腋へと伸ばした。
            
             ぐちゅっ…くちゅぅぅっ……
            「んっ、あっ……」
            『……っ』
            
             反射的に閉じようとする先輩の腕を押さえ、さらに腋舐めを続ける。
            
            (腋毛に絡んだ汗、腹筋の汗より濃厚だな……これが先輩の味か…)
            
             オレの唾液でベトベトになった腋毛が、腋に張りつき卑猥さが増す。
            それでも先輩が起きることはなく、
            もう片方の腋もたっぷりと時間を掛けて舐め回すことができた。
            
            「…ハァ……ハァ……」
            (あれ…先輩、まさか興奮して……)
            
             荒くなっていく吐息とともに、上下する胸板の動きも激しくなる。
            
            (しかし、何度見ても、この胸板の分厚さには惚れ惚れするな……)
            
             存在感のある先輩の大胸筋に手を添えたオレは、
            その弾力を確かめるように優しく揉んだ。
            
            「ん、んんっ…おおっ……」
            (先輩、雄っぱい感じるのかな?…それにしてもすごい弾力だ……)
            
             力の入っていない状態の大胸筋は絶妙な揉み心地で、
            全体が赤みを帯びてくるまで、少し強めに揉み漁った。
            
            「ンッ…はぁ……」
            (っ…先輩の乳首が硬くシコってきてる……これは……)
            
             揉んでいた手が、勃ってきた乳首に当たると先輩から声が漏れた。
            オレはその声をもっと聴きたくて、
            乳首の先端をレロレロと舌で刺激した。
            
            「ンッ、ああっ……ふっ、おおおっ……」
            (先輩が、善がってる……)
            
             押し殺すこともなく、無防備に発せられる喘ぎ声に興奮し、
            今度は唇全体で乳首を包み、吸い上げながらその先端を舌で舐める。
            
            ちゅぷっ…ジュプゥゥッ……
            「ンッ、おおっ……おおっ、おっ……」
            
             身体を震わせながら、悶え喘ぐ先輩に対し、
            交互に乳首を吸い上げて責め、たっぷりと善がらせた。
            
            「ん…ハァッ……ハァッ………」
            (先輩、さっき出したばっかりなのに、ギンギンになってる…)
            
             ザーメンで湿った下穿きがテントを張っている。
            くっきりと浮かぶ肉棒の姿に、ゴクリと生唾を飲み込んだオレは、
            下穿きの紐を解いて、裏返すように捲った。
            
            (うはぁっ……ザーメンまみれだ……)
            
             大量のザーメンが捲った下穿きの裏にべっとりと付いていて、
            黒々と生い茂る陰毛にも絡みつくように白濁した粘液が付着していた。
            そしてそこからそそり勃つ肉棒には、
            先端から溢れたザーメンが白い筋を刻んでいた。
            
            (って、あれ……先輩のチンコ、勃起しても皮剥けきってない?)
            
             厳つく、ガタイのいい雄臭い先輩が、
            まさか包茎だったとは、思いもしなかった。
            普段は気づかれないよう、見栄剥きしているのかもしれない。
            
            「う、ううっ……」
            (実際掴んでみると、太くて硬いな、先輩のチンコ……)
            
             先輩のザーメンまみれの熱い肉棒を握る。
            握っただけで先っぽから、ドロォォッと我慢汁が垂れ落ちた。
            
            (皮、剥けるのかな?)
            
             先輩の肉棒を包む包皮を、そのまま下へと扱いてみる。
            
            「む、おおっ……」
            
             皮に半分隠れていた亀頭が完全に露出し、
            カリ首にチンカスが溜まっているのが見えた。
            
            (ちゃんと洗ってないな……オレが掃除してあげないと……)
            
             掃除なんて言い訳を考えつつ、肉棒に舌を伸ばした。
            付着した白いチンカスは舌が痺れるほどだったが、
            凝縮された先輩の味だと思うと、やはり興奮した。
            
            (やっぱり先輩のザーメン、搾り立ても飲んでみたいな……)
            
             そんな欲望に駆られたオレは、
            握った肉棒の先端に、唇を押し当てた。
            
            「んっ、はぁっ……」
            
             先輩が起きないことを確認すると、
            ゆっくりゆっくりと、口の中に肉棒を頬張っていく。
            
            「んっ、ううっ……あっ…あぁ……」
            
             亀頭をすっぽり口に含むと、舌で舐め回した。
            溢れる我慢汁や、纏わりついたザーメンの味、チンカスの味が、
            口全体に広がり、先輩のチンコをしゃぶっているんだと実感する。
            
            (さあ、先輩、オレが全部飲み干すんで…出していいですよ…)
            
             口をすぼめ、亀頭を吸い上げながら、
            舌先で我慢汁が溢れる尿道口をチロチロと舐めて刺激する。
            
            「おっ、おおおおおおっ、おおっ、おおおおっ!!!」
            
             与えられる強い刺激に悶え、身体を捩る先輩の肉棒を決して離さず、
            そのままイクまで責め続けた。
            
            「むっ、おおおおおおおおおおっ!!!」
            『っ!?』
            
             ドプゥゥゥゥッ!!!ドクゥゥッ、ドクゥゥゥッ、ドクゥゥッ…
             口の中に大量のザーメンが勢いよく噴き出る。
            喉に絡みつくような先輩の濃厚な雄汁を何とか飲み干していくが、
            後から後からドバドバ溢れかえってきてザーメンに溺れる。
            
            『んぐっ、ふぐっ…んんぐっ……』
            
             それでも一滴も逃したくないオレは、
            喉を鳴らして必死に飲み干し、先輩のザーメンを腹の中に収める。
            鼻をぬけるザーメンの匂いに恍惚としながら、
            脈打つ肉棒に咥え続け、雄汁をむさぼり続けた。
            
            
            『ん、はぁっ、はぁっ…』
            
             先輩のチンコを口から吐き出すと、白く濁った糸が伸びた。
            
            「…ハァッ……ハァ………っ………ぐごぉっ……ぐがぁっ…」
            (って、まだ起きんのかいっ!!)
            
             息を整えつつ、心の中でツッコむ。
            ただ、身体中がオレの唾液まみれで、
            テラテラといやらしく光っている先輩の身体を見ると、
            今起きられなくて良かったと思った。
            
            (そ、そうだ……そういえば、まだやってないことがあるんだ…)
            
             手の甲で、白く汚れた自分の唇を乱雑に拭うと、
            先輩の寝息を立てる顔へと近づく。
            
            『せ、先輩……オレのファーストキス……もらってください』
            
             そう呟き、唇を重ねる。
            ゴツイ身体に似合わない、柔らかな唇に驚く。
            だが、もっと驚いたのは………
            
            「ん?」
            『ンッ!?』
            (先輩、目開けたっ!?…キスで起きるなんて眠り姫かっ!!)
            
             そんなツッコミを心でしながら、とっさに顔を離そうとしたが、
            先輩の手が後頭部に回ってきて捕まる。
            
            (やばい、殴り殺されるっ!!)
            
             そう思った瞬間、またあの柔らかい感触が戻ってきた。
            
            『ンンッ!?んっ、んっ……』
            
             先輩は口づけをしながら、身体を反転させ、
            オレが下になるように、押し倒してきた。
            
            『んあっ、先輩、なにをっ……ングッ!?んっ…』
            
             唇をこじ開けられ、先輩の舌が入り込んでくる。
            口の中に唾液を注がれる激しすぎる口づけに、
            オレはもうどうしていいか分からなくなり、されるがままになる。
            
            『ンッ!?』
            
             オレが大人しくなると、先輩は口づけをしたまま、
            手を下半身に伸ばし、中指一本を服の上から股に這わせ、
            蟻の門渡からタマの裏に掛けて、なぞるように刺激してきた。
            
            『んふっ!?んんんっ!!』
            (こ、これ、男女モノのAVで見たことあるやつじゃ……)
            
             本来、女の性器を弄る為の動きのはずだが、
            先輩にキスされながら股間を弄られたオレは興奮し、
            チンコを硬く勃起させながら、くぐもった喘ぎを漏らした。
            
            『ンッ!!やめっ…ンンンッ!!それ、ダメッ…ン゛ンッ!』
            
             善がるオレの唇を、時々解放しては喘ぎ声を漏らさせ、
            すぐに塞いで、唾をたっぷり飲ませることを繰り返す。
            そんな、ギラついた目をした先輩は、
            トドメと言わんばかりに、会陰部に中指を突き立て、
            ドリルで掘るように、何度も何度も突いて刺激してきた。
            
            『ン゛ンッ!?』
            
             竿を扱かれていないのに、抑えきれない射精感が溢れてくる。
            今まで味わったことのない強制的な絶頂感に恐怖したオレは、
            目の前の先輩に必死でしがみつく。
            すると先輩は、そんなオレの頭を優しく撫で、
            唇を離して、耳元でそっと呟いた。
            
            「安心しろ、可愛がってやっから、イっちまえよ」
            『っ!?はぁっ、あぁぁっぁっ!!!』
            
             ビクゥゥゥッ!!!ビクゥゥゥゥゥゥッ!!!!!
             先輩の言葉が引き金となり、身体を痙攣させながら吐精する。
            パンツの中がぐしょぐしょに濡れていき、
            ジャージの上にまでドロドロとザーメンが溢れてくる。
            
            『はぁっんっ、ああっ……先輩っ…ンンッ!』
            
             喘ぎまくるオレの唇を、再び先輩の柔らかな唇が塞ぐ。
            先輩に、イっている間中ずっとキスされ続けたオレは、
            進んで先輩の唾液をすするくらい、そのキスの虜になっていった。
            
            『ん、はぁっ……はぁっ……』
            「ん………んぅ………………ぐがぁぁっ…ぐごぉぉぉっ……」
            
            (って、寝ぼけてただけかいっ!?)
            ……なんてツッコミは、オレの頭には一切浮かばず、
            痺れるほど惚れさせられた先輩にギュッと抱きつき、
            その腕枕で、先輩の匂いに包まれながら、一緒に眠った……。
            
            
            
            「…や、やべぇ…欲求不満だったとはいえ、俺はなんつーことを……」
            
             先輩が小声で呟く独り言が、間近に聞こえる。
            頭の下にある枕の弾力からして、オレはまだ先輩の腕の中らしい。
            
            「…い、いや…まだ違うって可能性もある…寝てる間に確かめとくか」
            
             まだ目を開けていないオレの顎に手を添えた先輩は、
            柔らかな唇を押し当ててきた。
            それを、おはようのキスだと思ったオレは、パッと目を開ける。
            
            「んあっ!?」
            『っ……おはようございます、先輩。
             ……昨日は、すごく気持ち良かったです!』
            「なっ……なっ……」
            
             憶えのある唇の弾力と、唾液まみれの身体で夢精している今の状況、
            そして、ダメ押しとなるオレの言葉によって、先輩は確信する。
            
             夢の中で、女に全身を舐めさせフェラさせた後で、抱いてイかせたが、
            それが現実で、しかも相手がオレだった、ということを……。
            
            「…お、俺……お前……抱いた、よな?」
            『はいっ!先輩激しくて、オレ……惚れちゃいました』
            「っ!?そ、そうか……惚れた、のか…」
            
             先輩は少し考え込んだ後、意を決したように大きく頷き、
            寝起きでまだボーっとしているオレを抱き寄せた。
            
            「抱いて惚れさせちまったなら、責任取らねぇとな。
             男相手は初めてで分かんねぇことだらけだが、
             お前を満足させられるよう努力する……これから、よろしくな!」
            『っ…黒岩先輩……こちらこそ、よろしくお願いします!』
            
             こうして、先輩とオレは付き合うことになった……。
            
             オレを満足させるように、いつもの手コキにはベロチューが加わり、
            たっぷりと焦らされながら、時間を掛けて抜かれるようになり、
            先輩の方は、禁欲で限界まで溜まりきった性欲を、適度に抜く為、
            罪悪感を持たなくて済むよう、オレに夜這いの許可を出してくれた。
            
             禁欲が解けたら、どれだけ激しく抱かれるんだろうと妄想しながら、
            寮部屋の、狭い二段ベッドの下の段で、
            寝ながらでも腰を振る先輩の肉棒をしゃぶり続けた…………  (完)