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LustRoom004 プロローグ SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

LustRoom004 プロローグ

(甘さ:★★・・・)

「テメェら、そこをどきやがれっ!」
            
             廃校をアジトにしている怪人ラウムの元へやってきたマイクロブラックは、多数の戦闘員たちに囲まれていた。
            
            「へへっ、そんな中途半端な縮み方じゃ、丸見えなんだよ、マイクロブラック!」
            
             ブラックが所属するマイクロレンジャーは、特殊スーツの力で自身の体を目視不可能なほどに縮小化して戦う隠密奇襲部隊だ。
             だが、今のブラックは人の手のひらに乗るようなサイズで、容易に視認できてしまう大きさだった。
            
            「そのヒラヒラのマント以外は防御力ゼロなんだろ? 隠れてねぇと何もできねぇんじゃねぇのか?」
            
             マイクロレンジャーの特殊スーツは、縮小化しても攻撃力が落ちないことを重視して作られており、装着しても防御力は向上しない。
             それを補うため、攻撃を弾き、受け流すことができるマントを羽織っている。
             一方で戦闘員は、雑魚扱いされるものの人間の数倍の力を持っており、マイクロレンジャーにとって、その攻撃力は脅威だった。
            
            「へへっ、ブラック倒して、幹部入りだぁぁぁっ!」
            
             一人の戦闘員が、殴りかかる。
             だが、ブラックは避けることなく、その攻撃を正面から受け止めた。
            
            「ぐあっ!?」
            
             声を上げたのは、戦闘員の方だった。
             鋼鉄を殴ったかのような痛みに、思わず自らの拳を見る戦闘員。
            
            「かってぇ、何だよ、コイツ……」
            「そんな攻撃が、オレに効くかよ! 鍛え方が違ぇんだ!」
            
             マイクロブラックは、防御力の低さを鍛錬による肉体強化でカバーし、肉弾戦もこなせるヒーローだった。
             硬く引き締まった鋼の肉体は、防御だけでなく攻撃にも使える。
            
            「今度はこっちから行くぞ!」
            ドゴォォォォォォッ!
            「うぐっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
            
             手のひらサイズの小さなブラックのタックルを、腹に受けた戦闘員は、派手に吹き飛び、コンクリートの壁に大きくめり込んだ。
            
            「なっ、なんだよ、コイツ! 聞いてた話と、全然ちがっ、ぐああぁぁぁぁっ!?」
            「やめっ、来んなっ、ぎっああぁぁぁぁっ!?」
            
             戦闘員が、叫び声を上げながら次々に吹き飛ばされていく。
             囲んでいたのではなく、自分たちが一か所に集められたのだと気づいた頃には、戦闘員たちは全滅していた。
            
            「ふぅ、あの野郎をぶっ飛ばす、準備運動にもならねぇな」
            
             腕を回しながら、奥へと進むブラック。
             その腕に、背中のマントが引っかかると、舌打ちをした。
            
            「チッ、兄貴の時にはなかったマント……こんなもん、いらねぇよ!」
            
             そう言って、防御の要であるマントを外すと、光とともに消失した。
            
            「兄貴……」
            
             ブラックには、他の誰よりも尊敬する年の離れた兄がいる。
             兄は、先代であり初代のマイクロブラックだ。
             その頃のスーツはまだ旧型で、今のブラックのサイズまでしか小さくなれず、マントもなかった。
            
             ブラックは、兄と同じ状態で、兄の仇である怪人ラウムを討とうと考えていた。
             もし相手が最初から敵だと分かっていたら、兄は勝てたのだと証明するために……
            
            
            「ラウムッ!」
            
             奥の部屋へとたどり着いたブラックは、怪人ラウムと対峙する。
            
            『マイクロブラックか。久しぶり……ではない、別人か』
            
             ラウムは、蜘蛛怪人のDNAを自らの意思で取り込んだ、元は人間の科学者だ。
             白衣が似合わぬほど厚みのある肉体には、人間の手足とは別に、背中から蜘蛛の脚が生えている。
            
            「兄貴の仇だ。正々堂々オレと戦え!」
            『ほう、レンジャー部隊に志願していた、あの出来損ないの弟が継いだのか』
            「っ……」
            
             怪人ラウムが、ブラックのことを兄弟ともに知っているのは当然だ。
             人間だった頃のラウムは、マイクロレンジャーが所属する地球防衛軍の研究機関であるラボの所長だったからだ。
            
            『兄はどうした? エンブレムと一緒に返してやったはずだが……私に敗北したことで心が折れて、再起不能にでもなったか?』
            「テメェッ!」
            
             ブラックは跳躍し、ラウムの腹にタックルする。
            
            『ぐっ!?』
            
             戦闘員のように吹き飛ばなかったものの、腹を押さえ、後ずさりするラウム。
            
            「兄貴を馬鹿にすんじゃねぇ! テメェがやったこと考えたら……二度と戻れねぇって分かってんだろうが!」
            『フッ、フフッ……数ヶ月にわたる陵辱の日々で、徹底的に壊してやったからな。屈強な肉体を持つ男の叫ぶ声は最高、ゴフゥゥッ!?』
            「ふざけんな!」
            
             ラウムの言葉を遮るように、ブラックはさらに強い攻撃を、腹めがけて放った。
             その衝撃で、背後に飛んだラウムは、部屋の壁にぶち当たる。
            
            「テメェのせいで、兄貴は……兄貴は……」
            『クッフフッ、腹ばかり狙うのは、兄の腹がアザだらけだったからか? 知りたければ見せてやるぞ、貴様の兄の映像を……その前に貴様を特等席に案内せねばな!』
            「っ!?」
            
             ラウムの背中に生えた蜘蛛の脚が蠢き、ラウムの体が壁を這いずって、天井まで上っていく。
             凍り付くような強烈な殺気が、天井から降り注ぎ、マイクロブラックに戦慄が走る。
             すぐに隠れなければ……本能的にそう感じたブラックは、ラウムへの視線は切らずに、近くにあった戸棚へ身を隠す。
            
            「なっ!?」
            『……フッ、掛かったな』
            
             戸棚には、蜘蛛の巣が張っていた。
             背後を守るはずのマントを外していたブラックは、まんまとラウムの罠に引っかかってしまったのだ。
            
            「くそっ、取れねぇ!」
            『当たり前だ。私が対ヒーロー用に編み出した糸だからな。手足にはさらに糸を絡みつかせておくか』
            「ぐっ、やめろぉぉっ!」
            
             手足に糸が巻き付き、ブラックの動きを完全に封じる。
            
            『うなだれることができぬよう、首にも巻き付けておくか。貴様にとって目を覆いたくなるような映像を見せてやるからな』
            「くっ!?」
            
             糸が首に巻かれたところで、ブラックの目の前にスクリーンが降りてくる。
             流れ始めたのは、地球防衛軍のラボでの記録映像だった……
            
            
            
            「ホントに俺でいいのか、ラウム博士? こういうのは、レッドの方が適任な気がするが……」
            
             今のブラックより、さらに一回りガタイの大きな男が、マイクロブラックのスーツを着て立っている。
            
            『君がいいのだ、マイクロブラック。実験には危険がつきものだが、君の鍛え上げたその立派な体なら耐えられるだろう?』
            「おいおい、こいつは怪人たちと戦うために鍛えた体だぞ。まあ、褒めてもらえたのは嬉しいし、俺じゃなきゃダメってんなら、やるけどよ」
            
             そう言って、照れくさそうにマスクをぽりぽりと掻くブラック。
             そんなブラックに近づいたラウムは、ベルトのエンブレムに何かの装置を取り付けた。
            
            『これは、今よりさらに体を小さく縮めるための実験だ。成功すれば、見つからずに敵を倒す忍者になれるぞ』
            「忍者か! そりゃすげぇな。弟がなりたがってたから、教えてやったらさらに訓練に励むかもな!」
            『ああ、あの出来……の弟か』
            「ん? なんか言ったか、博士?」
            『いや、装置はこちらで制御するから、君はこのヒーローフィギュアと同じように、腰に両手を当てたポーズをとってくれ』
            「博士のヒーロー好きは困ったもんだな、まったく……こう、でいいのか?」
            『ああ、では行くぞ!』
            
             ラウムが装置のスイッチを入れても、ブラックの体は縮小化せず、プシューーッと言う音がして、特殊スーツの内側にあった空気だけが一気に抜ける。
            
            「グッ、なんだ、これ、動け、ねぇっ!?」
            
             スーツが体に完全に密着し、関節を動かすことができなくなったブラックは、腰に手を当てたポーズのまま一切動けなくなった。
            
            『ああ、いいぞ、成功だ。スーツに浮かぶ鍛え抜かれた肉体の陰影が、たまらないな』
            「博士、何、言って……くっ、触るの、やめっ、ううっ……」
            
             ラウムは、ブラックの筋肉の隆起が表れた大胸筋も揉みあさり、その感触を愉しむ。
             そして、背後に回り、大きな僧帽筋や広背筋、スーツをパツンパツンにする尻の大臀筋を揉んで、たっぷりとその肉体を愛でた。
            
            『ほう、体の割に、ここは小ぶりのようだな』
            「んおっ、そこ、はっ……」
            
             再び、前面に回ってきたラウムは、ブラックの股間を指でなぞりながら凝視する。
             ぴっちりと張りついたスーツのせいで、形まで丸わかりの状態だった。
            
            『ん、この形状、もしや先端まで皮を被っているのではないか? この間、レンジャー部隊のスーツ適合試験に来た弟の方は、剥けていた気がするが……』
            「くっ、ううっ、見ないで、くれっ……」
            
             包茎をスーツ越しに見破られ、年の離れた弟と比べられる羞恥に、ブラックは打ち震えた。
             手を動かせないため隠すこともできず、股間をじっくりと見られ、揉まれて、ブラックの包茎チンポが弄ばれる。
            
            「は、博士、そんな、ことより、早く、装置をオフ、にっ……」
            
             この時のブラックはまだ、目の前のラウムが味方であると思い込んでいた。
             だが、ラウムはすでに人間ですらなかったのだ……
            
            『この装置はすごいぞ。スーツを強く凹ませれば、空気が抜けて体に吸い付き、その凹んだままの形状を保つのだ。つまり、小さな一物をさらにこうして潰してやると!』
            「ぐっあああぁぁぁぁぁぁっ!?」
            
             股間をむんずと掴んだラウムが力を加えると、ブラックは絶叫して悶えた。
            
            『ああ、たまらない握り心地だ。握られた形に沿って、スーツが縮んでいくのがわかるだろう?』
            「あぐっああっ、手ぇっ、放して、くれっ、あっああああっ!」
            
             スーツが縮み、ブラックの小さな股間の膨らみが、さらに小さく縮められる。
             ラウムが手を放した後も潰されたままになり、小さな突起のような一物がスーツに浮かんだ。
            
            『見ろ、粗末な一物がさらに粗末なモノになってしまったぞ。ヒーローどころか、大人の男として情けない小ささだな』
            「はぁっ、はぁっ、くっ、見ないで、くれっ!」
            
             股間に残る痛みと、見られる羞恥に、ブラックは歯を食いしばり耐え続けるのだった。
            
            
             ここまで来て、さすがにラウムが普通ではないことに気づいたブラックは、声を上げる。
            
            「お前、本物の博士じゃないだろう! それか、怪人に洗脳されて……」
            『フッ、残念だが、どちらでもないぞ。私は正真正銘、貴様の知るラウムだ……ただ少し、自らの体を改造したがな!』
            
             そう言って、全身に力を込めたラウムの白衣やシャツが弾け飛び、全身の筋肉がボコッボコッと大きく隆起していく。
             背中からは突起が伸び、皮膚を突き破って蜘蛛の脚が生えてきた。
            
            「なっ!?」
            『フッ、フフッ、蜘蛛怪人のDNAを私の中に融合させ、強靱な肉体に至るために必要な改造を自らの手で施したのだ』
            「なんでだ、博士! あんたは地球防衛軍の設立当初からのメンバーで、誰より研究熱心で……」
            『私は誰よりもヒーローを愛しているのだ。ヒーローの肉体を間近で見られる場所が、ここだっただけのこと』
            「っ、マイクロレンジャーのスーツだって博士が……」
            『人体を縮小できるオーパーツを見つけた時は、私も心が躍ったものだ。ああ、遂に悲願が叶う……動くヒーローフィギュアを手に入れられるとな!』
            「なん、だと?」
            
             ラウムの願望を聞いて、ブラックは愕然とする。
             ラボにたくさんのヒーローフィギュアが飾られていることは知っていたが、そこに自分たちマイクロレンジャーを並べたいなどと考えていたとは思いもしなかった。
            
            『手に入れるためには、敵対する必要があるだろう? ブラック、貴様を手土産にして怪人たちに取り入り、全員分のフィギュアを集めさせ、最後にすべてを我が手中に収めるのだ』
            「ふざけるな! たとえ体が動かなくとも、ここは地球防衛軍のラボだ。大声を出し続ければ、すぐに誰か駆けつけてくるぞ!」
            『ほう、大声が出せるのか?』
            「そんなの当たり前……っ!?」
            
             息を大きく吸おうとしたブラックだったが、スーツが密着していて、胸も腹も膨らますことができずに終わる。
            
            「き、緊急連絡っ、こちらマイクロブラック、応答してくれっ!」
            『ラボが電波を遮断していることは、貴様も知っているだろう? 身動きが取れなくなった時点で、貴様の負けだ』
            「くっ……」
            『潔く敗北を認めるなら、一生私のフィギュアとして、丁重に扱ってやろう。もし認めぬのなら……』
            「ヒーローが怪人に、敗北を認めるわけないだろうがっ!」
            『ほう、そうか……』
            
             そう呟き、不敵な笑みを浮かべたラウムは、ブラックの体と、手持ちのヒーローフィギュアを見比べる。
            
            『貴様はどうやら体を鍛えすぎているようだ。少しスリムにしてやらないとな』
            「な、なにをっ!?」
            
             腰に手を当てたブラックの腕の隙間に、自らの太い腕を無理矢理通したラウムは、ブラックの体を抱き寄せる。
            
            『敗北を認めなかったことを悔いるがいい……今から貴様の体を潰してやるからな!』
            「っ、がっあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
            
             ラウムは、背中に回した腕と、自らの体でブラックを挟み、万力のように押し潰していく。
             怪人となったラウムの怪力で、ブラックのスーツが火花を散らしスパークする。
            
            バチバチバチィィィィィィィィッ!
            「ぐっおおおっ、ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
            『もっとだ……もっとキツく抱き寄せてやろう。二度と離れられぬほどにな!』
            
             ラウムの背中に生えた蜘蛛の脚が、ブラックの体に巻き付き、さらに締め上げる。
             スーツやベルトが激しくスパークし、ブラックにさらなるダメージを与える。
             全身の骨が軋み、体が押し潰されていく激痛に、ブラックは絶叫する。
            
            バチッバチッバチッィィィィィィィィッ!!!
            「ぐぎっ、ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
            
             背骨が折れそうなほどの怪力で、締め上げられたブラックは、鍛えた体を無理矢理潰されるありえないほどの強い痛みに、大声を上げ叫び続けるのだった。
            
            
             ブラックは大声で叫ぶことができた……いや、大声で叫ばされてしまったのだ……
            
            「ーーっ、い、息がっ!?」
            『フッ、ようやく気づいたか。いいぞ、少しはスリムになったじゃないか!』
            
             ラウムが離れると、ブラックの胸板は平たくなり、腹筋は凹んだ状態のまま、密着したスーツによって固められていた。
             ブラックがどれだけ息を吸おうと力を込めても、胸も腹も一切膨らまず、マスクの開口部から覗く口を、ぱくぱくと開くだけに終わる。
            
            「ーーっ、ーーーーっ!!」
            『どうだ、苦しいだろう? 素直に敗北を認めておけば、こんな目に遭わずに済んだものを……』
            「っ、も、うっ、ーーーーっ!」
            
             呼吸苦により、ブラックの視界がぼやけていく。
             そんなブラックに近づくラウム。
            
            『おっと、楽に失神できると思うなよ』
            「っ、んんぐっ!?」
            
             マスクの開口部に口を近づけたラウムは、ブラックに口移しで空気を送る。
             それもゆっくりと、意識を保てるギリギリの量の空気だけを与える。
            
            「っ、んっ、んあっ!?」
            
             ブラックがもっと空気を取り込むために吸おうとすると、ラウムの口は離れ、再び呼吸苦に襲われる。
             苦しむブラックに、耳元でラウムが囁く。
            
            『息を吸いたいならば、舌を出せ。私の唾液を舐め取り、飲み干すのだ』
            「っ、はぁ、ああっ!」
            
             意識が飛びそうなほどの呼吸困難に陥っているブラックは、生きようと必死で犬のように舌を出して空気をねだった。
             そして、ラウムに口付けされると、言われたとおり舌で唾液を舐め取り、飲み干していった。
            
            「んぐっ、んんっ、んっ!?」
            
             ブラックの体がビクッと震え、心臓の鼓動が高鳴っていく。
             今のラウムは怪人である……そして、怪人の体液は人間の男に、強い催淫作用をもたらすのだ。
            
            「ウッ!」
            『フッ、粗末な一物が大きくなろうとしているのだろう? 潰れたスーツの中で、無事に勃起できればいいがな』
            「っ、あぐっ、ああっ!?」
            
             股間に激痛が走り、口元をゆがませるブラック。
             密着しすぎたスーツの中で勃起しようとする一物が、これ以上反応するのを避けようと、今度は口を閉じて、ラウムの口づけを拒む。
             だが、そんなブラックの後頭部に手を回したラウムが、無理矢理口をこじ開けて口づけをする。
             そして、先ほどとは違い、大量の空気をブラックの中に流し込んだ。
            
            「んんんんんんーーーーーーっ!?」
            
             風船が膨らむように、ブラックの胸板や腹筋が元の形に戻っていく。
             しかし、ブラックの体内に入ったのは空気だけでなく、同時に唾液もたっぷりと飲まされていた。
            
            「んごっ、んんぐっ、ゴクッ、ゴクゥゥゥッ!?」
            
             ぼやけていた意識が一気に覚醒したブラックは、ラウムの体液によりもたらされる、全身を包む快楽に悶え啼く。
             一物は否応なく反応し、スーツの中で完全勃起する。
            
            「んあっ、いぎっ、あああっ! チンポがっ、チンポが、潰れるっ、あっあああっ!」
            『そんな粗末な一物、潰れても構わぬだろう? それよりまだ、行為の最中だぞ』
            「んんぐっ!? んぎっ、んんっ、んおおっ、んぐっおおおおっ!」
            
             口付けが再開され、さらに強引に空気と唾液を注ぎ続けられるブラック。
             いっさい手を触れていないが、密着したスーツによって、一物を激しく扱かれ続けている状態のブラックに、限界の時が訪れる。
            
            「んぐっ、んっ、おっおおおっ、イ゛ッ、グッ、イクッ、イクッ、うっおおおおっ!」
            
             ドクゥゥゥッ! どろぉぉぉぉぉっ、ドクッ、ドクッ、どろろぉぉぉっ……
             腰に手を当てて仁王立ちしているブラックの、スーツの下腹部にある突起から、白濁液が溢れ出る。
             糸を引いて垂れ落ち、ブラックの漆黒のスーツを白く汚していく。
            
            「はぁっ、ああっ、んくっ、おっおおっ……」
            『フッ、イったか。普通のフィギュアと違い、生身の“フィギュア”ならばザーメンも出て最高だな。見栄えの悪い、粗末な一物であることは残念だが……』
            
             ラウムはヒーローの射精シーンを、じっくりと視姦する。
             ブラックは、”敵”に間近で見られながら、屈辱的な射精を味わうのだった。
            
            「くっ、見るな、くそっ、くそぉぉぉっ……」
            『空気を恵んでくれた”命の恩人”に対して、その言い草とは、どうやらまだ自分の立場を理解できていないらしいな』
            
             そう言って、脈を打ちザーメンを垂らすブラックの股間に触れたラウムは、先端の突起を強くつまんだ。
            
            「ぐっああぁぁっ、放せぇぇっ!」
            『放せではないだろう、“放してください”だろうが!』
            「んぎっああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
            
             ブラックの小さな一物の先端にある、皮を被ったままの亀頭を、包皮ごとぐちゅぐちゅと押し潰しながら扱くラウム。
             射精中に亀頭責めを食らったブラックに、さらなる屈辱が襲い掛かる。
            
            「いぎっ、ああっ、ンッ、おっおおっ、なん、か、漏れるっ、漏れっ、あっああああっ!」
            
             プシャァァァァァッ……ジョボジョボジョボォォォォッ……
             透明な液体が、股間の突起から漏れ出て、漆黒のスーツをさらに汚していく。
             亀頭責めしていたラウムの手にも、びしゃびしゃと汁が掛かった。
            
            『ああ、温かい体液が止めどなく溢れ出ているぞ。ほら、どうだ、貴様の粗末な一物から漏れた汁だぞ』
            
             ラウムはそう言って、ザーメンと潮にまみれた指を、ブラックの口内に押し込んだ。
             
            「んぐっ、やめっ、おぐっ、おごぉぉぉっ、ぐえぇぇっ!」
            
             怪人になり、硬化しているラウムの指は、舌や歯で阻むことなど出来ない。
             ブラックは、屈辱的な男の潮噴きをさせられながら、自らが放った体液を口内に撫でつけられ、無理矢理飲まされるのだった。
            
            
            「はぁぁっ、はぁぁっ……」
            『股間や口元を汁まみれにした無様な貴様に、もう一度問うぞ。敗北を認め、私のフィギュアになるか?』
            「俺は……敗北なんて認めない。弟に誓ったんだ。“お前が憧れる最高で最強のヒーローになってやる”ってな!」
            『そうか、私のフィギュアになる気はないのだな。ならば、実験台として最期まで使い潰してやろう!』
            
             映像の最後には、縮小化した状態で、蜘蛛糸で逆さ吊りにされ、戦闘員たちに嬲り殺しにされているブラックの姿が映っていた。
             マスクは嘔吐した胃液で汚れ、股間部分はザーメン染みと、何度失禁したのか分からないほど濃く黄ばんだ染みができていた。
            
             それでも、ブラックは敗北を認めず、首を横に振り続けたのだった……
            
            
            
            『さて、弟の貴様は、どちらを選ぶのだ? 兄のように実験台になるか、それとも私のフィギュアに……』
            「なるわけねぇだろうが! 兄貴のように耐え抜いて、そんで最後には必ずテメェをぶっ飛ばしてやるよ!」
            『ほう、そうか。ならば、覚悟するがいい。恥辱にまみれたヒーローとしての最期を迎えさせてやろう!』
            
             蜘蛛糸で磔にされた弟のマイクロブラックは、果たして元科学者で、スーツのことを知り尽くした怪人ラウムの責め苦にどこまで耐えきれるのだろうか……(本編へ)