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LustRoom003 END-B SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

魔性エンド

(甘さ:★・・・・ 激しめ)

『先輩方、今日は急だったのに残ってもらえて嬉しいっす!あざっす!』
            
             むせかえるような汗のニオイが充満した終業後のボクシングジムで、練習生のオレ(藤巻直毅)は、残った先輩たちの前に出て喋っていた。
             選手や練習生だけで親睦を深めたいからと、会長やトレーナーには先に帰ってもらい、ジムに残っているのは、汗だくのボクサー達だけだった。
            
            「アイツに借りを返せるなら、休みの日でも出てきてやるよ!」
            「俺も俺もっ!マジでアノ先輩には迷惑してんだ!」
            「そうだぜ、会長のお気にだからって、生意気過ぎんだよ」
            
             ボクサー達が口々に叫ぶ……そう、今ジムに残っているのは、プロボクサーで最近新人王を獲った石岡豪の傍若無人な振る舞いに被害を受けた者達だった。
             と言っても、新人王がふんぞり返れるような、現役チャンピオンのいないジムなので、残っているのはオレ以外に、プロ二人、練習生二人の四人だけだが……。
            
            「おい、主役はまだか、主役は!」
            『今呼ぶっすね……おい、入ってこい』
            
             オレがそう言うと、ドアから石岡が入ってくる。
            
            「っ……」
            
             残っていたボクサー達に緊張が走ったのは、石岡が特に何の拘束もされておらず、試合用のスポンサーロゴが入ったボクシングトランクスとグローブを付けた、すぐにでも戦える恰好をしていたからだった。
            
            「……お、おい、大丈夫なのかよ」
            『問題ないっすよ。一晩じっくり調教したんで……なあ、クソザコボクサー』
            「っ!?」
            
             オレが石岡の肩に触れた瞬間、奴の体は電気でも流れたかのようにビクッと震え、休めの姿勢のまま硬直するのだった。
             その恐怖に引きつった表情は、徹底的に調教され、牙を抜かれた後であることを周囲に理解させるのに十分だった。
            
            「後輩の、しかもプロでもねぇ練習生相手にビビッてんのダセェな」
            「でも、何されたんだろ。ボコられたにしては、痣とかねぇし……」
            「体格差あるし、一発で力の差感じてひれ伏したんじゃね?なんせ、クソザコだし」
            
             プライドの高い石岡を揶揄する言葉が飛ぶが、反論せず押し黙ったままで、少しでも敵対心を抱いているとオレに気取られないよう必死で平静を装っているようだった。
            
            『ほら、言わなきゃならないことがあるだろ。言えよ』
            「っ、ウッス!よ、弱ぇ、く、クソザコのくせに、今までイキがって、すんませんっした!」
            
             そう言って、石岡は休めの姿勢のまま、少しだけ頭を下げて謝った。
            
            『……ご覧の通り、今までの人生で謝った経験がないのが丸分かりの謝罪しかできないんで、言葉じゃなく体で罪滅ぼしをさせるために先輩方をお呼びした次第っす』
            「なっ!?」
            
             石岡は、聞いてないぞという表情でオレの方を一瞬見るが、オレの顔を見た途端すくみあがって、また休めの姿勢で正面を向いた。
            
            「確かに頭の下げ方も足りねぇし、あんなんで謝ったと思われちゃ困るな」
            「体で罪滅ぼしって具体的にはどうするんだ?」
            『好きに殴ってもらいたいところっすけど、会長やトレーナーに見つかるとマズいんで、痛めつけてもバレない股間……金的を、一発ずつ打ってもらえばいいかなって』
            「っ!?」
            
             金的という言葉に、石岡の体が震える。
            
            「そりゃ金タマ殴って悶絶させるのはいいが、一発ずつってのは少なくねぇか?」
            『一発で満足できる悶絶シーンが見られるはずっすよ……おい、トランクス下げて股間晒せ。隠すなよ』
            「っ……ウッス……」
            
             複数の視線に晒されながら、石岡はボクシングトランクスを膝まで下げていった。
             試合用のトランクスなので、下には金的カップサポーターや下着を着用しているはずと思っていた周囲の者たちは、何も穿いていないことに驚き、声を上げる。
            
            「金カップなしかよ!?っつか、チンポ皮被ってるし、そもそも小さくね?」
            「いやあれ、金タマがデカいんじゃないですか……腫れあがってるっていうか……」
            「体毛濃いくせに、チン毛だけないってことは、剃ってんのか?いやでも、シャワーで一緒だった時はボーボーだったから、後輩に剃られたってことか、うっわ、ダセェ!」
            
             嘲笑混じりの感想と視線が、石岡の股間に突き刺さる。
             オレに隠すなと命じられた石岡は、休めをしながらただただ耐えるのだった。
            
            『金タマを責めると小便を漏らす癖があるんで、きれいに洗えるよう剃毛したんすよ』
            「金的でお漏らしとか、マジでクソザコだったんだな」
            『万一、大をほうを漏らすとマズいので、後ろも剃って、中まで洗ったっす……ほら、ケツも見せろ』
            「くっ……ウッス……」
            
             体を半回転させた石岡は、大きく前傾してケツを後ろに突き出すと、尻たぶを両手で掴んで左右に広げ、穴まで見えるように晒した。
            
            「ゲッ、変なモン見せんなよ!」
            「でも、ピンク色でケツ毛が一本もなくて、男のケツにしてはキレイかも……」
            「おい、石岡、ちょっと力入れてケツひくひくさせてみろよ」
            「ぐっ、ううっ……」
            
             石岡は言われた通り、括約筋をキュッと締めたり緩めたりして、ケツ穴を動かした。
             ゲラゲラ笑うものもいれば、ゴクッと生唾を飲む者もいて、その恥辱のケツ穴晒しは、しばらく続いた。
            
            
            『スポンサーロゴ入りのトランクスを穿かせてるんで、本人も簡単には漏らせないはずっすけど、先輩方の手が汚れるといけないんで、金的を打つ前に一度小便を出させておくっすね』
            
             そう言ってオレが取り出したのは、ラベルを剥がした500mlのペットボトルだった。
            
            「っ!?」
            『ほら、前向いて、チンポ突き出せよ。邪魔だから手は頭の後ろな』
            「っ……ウッス」
            
             ケツ穴を晒していた石岡は再び体を半回転させて、チンポを前に突き出し、手を頭の後ろで組んで、チン毛と違い雄々しく生え揃ったままの濃い腋毛を晒した。
            
            「チン毛ないからガキチンポ感あったが、腋毛が見えると一気に大の男がチンポ晒してる滑稽さを感じるな」
            「しかも、みんな見てる前でションベンするとか、恥ずかし過ぎないですか?」
            「コイツよく減量でパンツ脱ぐとこまで行くし、人前でションベン出す練習もしといた方がいいんじゃねぇか?っつーか、500のペットの口に入るなんて、やっぱガキチンポだろ」
            
             羞恥心を煽るような言葉責めを受けながら、石岡は小便を出そうと下半身に意識を集中していた。
             だが、やはり見られている状況では恥ずかしさが邪魔をするようで、なかなか出ず、時間だけが過ぎる。
            
            「あー、もうまどろっこしいな。俺が出させてやるから、ペットボトルしっかり持っとけよ」
            
             そう言って出てきたのは、このジムで一番年上のボクサーである内田先輩だった。
             内田先輩はミニマム級のボクサーで、石岡には“パンチ軽すぎ”だの“さっさと引退すればいい”だの言われていた暴言被害者の一人だった。
            
            「俺の拳は軽いらしいからな、効くかわからんが……」
            
             サウスポーの内田先輩は、右腕を石岡の腰に回して後ろから押しながら、バンテージを巻いた左拳で、石岡の下腹部を思いきり殴った。
            
            ドムゥゥゥゥッ!!!
            「ぐっおおおおおっ!?」
            
             背中側から押さえられている石岡は腰を引けず、もろに内田先輩のパンチを受けた。
             めり込んだ拳が、そのままグリグリと動かされ、石岡の膀胱をいたぶりはじめる。
            
            「んっああっ!ぐっ、ううううっ!」
            「ほら見てみろよ、拳がどんどんお前の体の中に入っていくぞ。膀胱潰れる前にさっさと出せ!無様にションベン漏らしちまえよ!」
            
             拳にググっと力が入り、下腹部に深くねじ込まれると、石岡はうめき声を上げる。
             膀胱から尿道へと濁流が押し寄せてくるのを感じたのか、腰を震わせて悶えた。
            
            「くっあああっ、出るっ、ううっ、漏れるっ!んっああっ!」
            
             チョロチョロ…ジョボッ、ジョロロロロッ、ジョボボォォォッ……
             透明なペットボトルの中に、石岡のイチモツから溢れた黄色い液体が溜まっていく。
             一度出始めたら止まることはなく、石岡は周囲の視線に晒されながら、公開放尿する恥辱に打ちひしがれるのだった。
            
            「くっ、うううっ……」
            「立ちションしてるとこ、こんな近くで見られたら、相当恥ずかしいですよね」
            「だな。包茎チンポ晒すだけでも屈辱だろうに、こんな真っ黄色な濃いションベン漏らしてんだもんな」
            
             小便を漏らすイチモツを覗き込まれ、言葉で羞恥心を煽られた石岡は、顔だけでなく体まで紅潮させながら、体を小刻みに震わせ放尿し続ける。
             放尿の勢いが弱まってくると、内田先輩の拳が下腹部を押し潰し、膀胱からさらに尿を搾り出させた。
            
            「ぐあっ、うっ、ううっ!」
            「へへっ、拳を動かす度に、膀胱に溜まったションベンが溢れかえるな。ほら、全部出せよ」
            
             膀胱をいたぶる恨みのこもった拳に、石岡は悶えながら小便を漏らし続けるのだった。
            
            
            「すげぇ、ペットボトル、八割以上埋まってんぞ!一回でどんだけ出すんだよ」
            「色濃いし、今日の練習中、ずっと我慢させられてたのか……」
            「そうだろうな……これから金的するなら、汚ぇから皮の中に残ったションベンも搾り出してやれよ」
            「んあっ!?」
            
             放尿終わりのチンポを指で摘ままれ、皮を剥かれた上に、ペットボトルのフチで残った小便を切られた石岡は、腰を引こうとする。
             だが、内田先輩の腕がまだ腰に添えられており、最後の一滴まで小便を搾り取られるのだった。
            
            「次の試合の計量には俺が付き合ってやるよ。限界まで水分抜いてやるから覚悟しろよ」
            「っ!?」
            
             離れる前、内田先輩に耳元でそう呟かれた石岡は、ビクッと体を震わせた。
            
            「ションベン、俺がトイレに捨てて来てやるよ。たっぷり出させちまったからな」
            『……すみません、内田先輩、よろしくお願いします!』
            
             ペットボトルを受け取った内田は、ドアの外にあるトイレへと去っていくのだった。
            
            『さ、じゃあ、トランクスを上げさせてっと……さ、お待ちかねの金的責めのお時間っすよ。誰から打ちますか?』
            「内田さんラストになるように、年齢順で打っていきゃいいんじゃねぇか?」
            「ってことは、藤巻抜いたら次俺だ!」
            
             前に出てきたのは、練習生の飯倉先輩だった。
             オレが入る前までずっと、石岡にパシリとして使われていたらしく、かなりのストレスを感じていたらしい。
            
            「グローブしとくかな。イヤな先輩の金タマの感触とか手に感じたくねぇし……後で殴る予定の先輩たちには悪いけど、恨みこもってるんで、一発で金タマ潰しちゃうかもしれないですよ」
            「男の金タマは結構丈夫に出来てるから、いつもの大振りパンチで思いっきり行っていいぞ」
            「マジですか!?んじゃ、思いっきり殴ろっと!」
            
             そう言って目を輝かせる飯倉先輩とは対照的に、石岡は引きつった表情で、手を頭の後ろで組んだまま、肩幅以下に閉じることを許されていない脚を小刻みに震わせるのだった。
            
            「行くぞ……後輩は、お前の下僕じゃねぇんだよ、ふざけんなっ!」
            ドゴォォォォォォォォッ!!!
            「ン゛ッ、ぐっ、ああああああああああああああぁぁっ!!!」
            
             下から打ち上げるように放たれた拳が、石岡の股間に突き刺さる。
             ボクシングトランクスが大きくえぐれ、金タマが突き上げられているのが外から見ても分かるほど強い衝撃が加わっていた。
            
            「ぐ、ぎっ……うっ、うううっ……」
            
             たまらず手で股間を押さえながら、二三歩ふらふらと下がったところで、耐えきれずに突っ伏し、床に顔面を押し付けながら悶える石岡。
            
            「おお、飯倉にしては珍しくクリーンヒットしたみてぇだな」
            「珍しくは余計ですよ!グローブしてても、グニッて金タマ潰れる感触があって、我ながら完璧な金的入ったなって思います!」
            「ぐっうううっ……」
            
             プロボクサーが全身から脂汗を滲ませ、体をぶるぶる震わせて悶える姿は、殴った者に征服感を与え、恨みを晴らすのに丁度良かった。
            
            「なんか、この体勢だと土下座しながら必死で謝られてるみてぇだ。ま、それでも簡単に許す気はねぇけど……ほら、休んでる暇ねぇぞ。次は……峰島先輩ですよね」
            「おう……」
            
             うずくまって悶絶する石岡の体を、無理矢理立たせ、羽交い絞めにした飯倉先輩は、次に若い峰島先輩を呼んだ。
             寡黙な峰島先輩は、練習生だがキックボクシングをしていた経験があり、飯倉先輩よりも引き締まった体をしていた。
            
            「オレ、蹴る……」
            「えっ!?あ、そっか、キックを馬鹿にされたの相当恨んでましたもんね。でも峰島先輩、後ろの俺にゼッテェ当てないでくださいよ!」
            「ああ……」
            
             ボクシングシューズを脱いだ峰島先輩の足は、甲と足首をきっちりテーピングされ、準備万端といった状態だった。
             金タマを蹴り上げられる恐怖に震える石岡は、羽交い絞めにされ股間を前に突き出させられながら、全身に力を込め、耐えようと踏ん張るのだった。
            
            「潰すっ……」
            バッシィィィィィィィィィッ!!!
            「ひぎっああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
            
             峰島先輩のしなる脚が完璧に股間を捉える。
             足の甲で金タマを潰しながら、つま先で打ち上げ、石岡の股間はボクシングトランクスの中で大きくひしゃげるのだった。
            
            「ア゛ッ、ぐっ、うううっ……」
            「さっきみたいにうずくまりたいだろ?どうせうずくまるなら、峰島先輩の足にキスしながら詫び入れろよ」
            「うぐっ!?」
            
             羽交い絞めにしていた飯倉先輩が、石岡の髪を鷲掴みにし、土下座させるように頭を床まで下げさせ、峰島先輩の足に顔面を擦りつけさせる。
            
            「オレ、臭いが、いいのか?」
            「いいんですよ。ほら、足の指の間にベロチューしろよ」
            「んぐぅぅぅっ!?ぐえっ……んっ、れろっ、れろぉぉっ……」
            
             ついさっきまでボクシングシューズに包まれ蒸れて臭くなった足を、無理矢理舐めさせられた石岡は、吐きそうになりながらも命令通りに舌で足の指の間を舐め続けた。
            
            「ぐえっ、おぇっ、ぐっ……レロッ、レロォォォッ……」
            「へへっ、いい気味だ。そのまま詫び入れろよ」
            「んぐっ、キック、ボクシングを、馬鹿にして、すんま、せんっしたっ!」
            「峰島先輩の足の指しゃぶりながら、許してくださいって懇願しろよ」
            「っ!?んぶっ、むぐぐっ、くちゅっ、ぬちゅっ……ゆるひて、くらはいっ……」
            
             石岡は言われた通り、峰島先輩の親指を口に頬張り、くちゅくちゅと舐めながら許しを乞うた。
             偉そうに威張り散らしていた石岡が、這いつくばって後輩の指をしゃぶっている姿を見て、ようやく飯倉先輩の恨みも晴れたようだった。
             もっとも、峰島先輩の方は蹴りで悶絶させることができた時点で、恨みは晴れていたようだが……。
            
            
            「おい、血気盛んな後輩ども、そろそろ変わっちゃくれねぇか?」
            「金丸先輩!すんません、今変わるっす!」
            
             金丸先輩は、石岡と同期のプロボクサーだ。
             元々は体格も同じぐらいだったらしいが、同じ階級はもちろんのこと、上の階級も石岡が狙うかもしれないからと、無理矢理体を絞らされ、下の階級にさせられたある意味一番の被害者だ。
            
            「お前ら寮に戻っとけ、練習生は門限あるからな」
            「っ、それはそうですけど、最後まで見たいです」
            「……帰るぞ、飯倉」
            「ううっ、峰島先輩、真面目……ああ、もう待ってくださいよっ!」
            
             練習生二人が去っていくと、ジムの練習室内は三人だけになった。
            
            『オレも帰った方がいいすかね?』
            「お前は若いが一人暮らしだろうが。それにさっきから自分の“おもちゃ”が嬲られるのを黙って見ながら、ニヤニヤしやがって……最後まで見た後、持って帰る気なんだろ?」
            『そりゃあもう……ってか、内田先輩帰ってこないっすね』
            「内田さんが戻ってくるまで、ローブローの練習でもして待っとくか」
            『ああ、なるほど、金的じゃなくローブローっすね……金丸先輩もワルだなぁ』
            
             ローブローは主に股間への攻撃で、試合では反則になるため、練習などする必要はない。
             そのローブローを練習するということは、金的一発程度では、恨みが晴れないという意思表示だった。
            
            『オレが羽交い絞めにして押さえとくんで、たっぷりローブロー打っていいっすよ』
            「話が分かるヤツで助かる。コイツが会長のお気に入りだったせいで、今まで何もできなかったからな」
            「っ……」
            
             練習生二人とは明らかに質の違う、ドス黒い憎悪が石岡に向けられる。
             金丸先輩がグローブを付けている間に、オレは石岡の背後に回り、腕を絡めて羽交い絞めにすると、腰を前に突き出させるのだった。
            
            『脚閉じんなよ……よし、これで逃げ場は完全に奪ったっすよ』
            「おう、そんじゃローブロー練習開始だな……行くぜっ!」
            ドムゥゥッ!!
            「ぐっおおおおっ!!!」
            
             あいさつ代わりのジャブが股間に決まる。
             プロボクサーにとっては軽めの一撃でも、男の急所に当たれば威力は絶大で、石岡は低いうめき声を上げた。
            
            「ぐっ、うううっ……」
            「おいおい、この程度じゃ効かねぇだろ?オラッ、今度は重いの行くぞ!」
            ドゴォォォォォッ!!!
            「ン゛ッ、ぐっあああああああああああっ!!!」
            
             斜めに突き下ろす拳で、股間がぐしゃりと潰れる。
             めり込んだグローブで、イチモツも金タマも潰された石岡は悶絶するが、羽交い絞めにされた状態では動くことはできない。
            
            「うぐっ、うっ、ううううっ……」
            「汗だくで悶える姿を見ると、心がスッとするな。俺が死ぬ思いで汗かきまくって減量した分、お前には痛みで汗かいてもらうとするか!」
            ドスゥゥゥゥゥゥッ!!!
            「んぎっ、あああああああああああああっ!!!」
            
             グローブが鈍い音を立てて、石岡の股間に突き立てられる。
             股間全体を潰し、ダメージの逃げ場をなくすような殴り方でいたぶられた石岡は、全身から汗を垂らしながら、悶え苦しんだ。
            
            「はぁぁっ、はぁぁっ……う、ぐっ……」
            「いきがってた野郎が悶絶する無様な姿はたまんねぇな。しっかし、ローブローって思いの外打ちづらいんだな」
            『クリンチして審判に見えないように殴るのが常套手段っすよ』
            
             クリンチは相手に抱きつく行為で、試合中にやると、休んでいると見られることがあり減点対象になりえる多用しない方がいい行為だ。
            
            「お前どこでそんなこと覚えたんだよ……だが、クリンチしてれば連続でローブロー打つのも楽そうだな。俺が体重掛けても問題ねぇか?」
            『もちろんっす』
            「そんじゃ、やるか」
            「ぐっ!?」
            
             オレごと石岡を抱くように左腕を回した金丸先輩は、石岡の肩に額を当ててクリンチする。
             その状態でボディアッパーを打つように右腕を動かすだけで、拳が石岡の股間に突き刺さる体勢だった。
            
            「こりゃいい。出したばっかで出ないはずのションベン漏らしちまうくらい、徹底的に潰してやるよ!オラッ、たっぷり味わえよ!」
            ドムゥゥゥゥッ!ドスゥゥゥゥッ!ドゴォォォォッッ!!!……
            「オ゛ッ、あああああっ!ぐぎっ、ああああああっ!んぎっおっあああああっ!!!」
            
             一発一発が奥まで響くような深く重い拳で、股間を容赦なく潰していく。
             羽交い絞めにされ、クリンチまでされている石岡には一切の逃げ場がなく、無慈悲な金的をただただ受け続ける。
            
            「オラオラオラッ!金タマ潰してやっからな!」
            ドムゥゥゥゥッ!ドスゥゥゥゥッ!ドゴォォォォッッ!!!……
            「ひぎっあああっ!ン゛ッおっ、ああああああっ!オ゛っ、ぐっ、ううううううっ!」
            
             悲鳴を上げようが、必死で暴れようが、石岡が金的から逃れる術はない。
             ローブローの練習という名目の金的地獄は、忍耐強いプロボクサーといえど耐え難い苦痛であり、悶え苦しむ声が響き続けるのだった。
            
            
             やがて、金的を打たれ続けた股間部分のトランクスの色が濃く変色し始める。
            
            「げっ、コイツマジで漏らしやがったぞ」
            『うわっ、スポンサーロゴ入りの試合用トランクスで漏らすとか引くなぁ』
            「はぁぁぁっ、はぁぁぁっ、ぐっ、うううっ……」
            
             シミができたトランクスの股間部分をじっくりと観察された石岡は、恥辱と同時に、金的地獄から解放された安堵感も覚えているようだった。
             だが、石岡に休む間など与えられるはずがない……。
            
            「汚ぇションベンを俺のグローブに付けた落とし前、きっちりつけてもらうからな!オラッ、ラスト一発だ!」
            ドゴォォォォォォォォォォッ!!!!!
            「ン゛ッ、ギッ、ア゛ッ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
            
             羽交い絞めにされた状態でも、体が“く”の字に曲がってしまうほどの激しいパンチが石岡の股間に突き刺さる。
             ぐしゃりと潰れた股間は、まるで中身を飛び出させるように小便が溢れさせるのだった。
            
            ジョロォォッ!ジョロロロォォォォッ!!……
            「オ゛ッ、オオオオッ!おっ、んっおおおおおおっ!!」
            「オラオラッ、ションベン全部漏らしやがれっ!」
            グリグリィィィッ!!
            「ン゛ッ、ひっあああああぁっぁっ!!!」
            
             潰された股間をグローブでこね回された石岡は、色のついていない透明な小便をダラダラと垂れ流し、トランクスやグローブはもちろん、床までぐっしょり濡れるほど漏らしてしまうのだった……。
            
            
            「粗相した罰だ。俺のグローブ舐めてキレイにしろよ」
            「んぐっ!?ぐ、えっ、おえぇぇっ……れろっ、れろぉぉっ……」
            
             自らが漏らした小便まみれのグローブを舌でキレイにさせられる石岡は、金的地獄の最中から流し続けていた涙と鼻水で濡れた顔をしかめて苦悶していた。
            
            「舐めたもんは全部飲み干せよ」
            「むぐっ、うぐっ、んんっ……ゴクゥゥッ……」
            
             金丸先輩は、そんな石岡を最後までいたぶり尽くすように、顔面にグローブをグリグリと押し当て、時間を掛けて小便舐めを強要し続けるのだった。
            
            「うっし、スッキリしたぜ!シャワー浴びて上がるから、後のこと頼むぞ!」
            『了解っす、お疲れ様っしたー!』
            
             結局最年長の内田先輩は帰ってこず、部屋にはオレと石岡の二人だけが残った。
            
            『……オレ以外の拳で漏らしやがったな』
            「っ!?」
            
             羽交い絞めにしていた腕を石岡の体に沿わせるようにしてゆっくりと下ろしていき、濡れたトランクスの中に手を突っ込む。
            
            『金タマがこんなにパンパンに腫れるまでいたぶられて、気持ち良かったのか?』
            「あぐっ!?」
            
             小便まみれの金タマを摘まむと、石岡の体が大きく揺れた。
            
            『……オレ以外で感じなくなるよう、いっそのこと潰しとくかな』
            グググググゥゥゥゥッ!!!
            「ン゛ッぎあああああああああああああああぁぁっぁぁぁぁっっ!!」
            
             指で挟んで万力のように圧を掛けて潰していくと、腫れた金タマがひしゃげていく。
            
            「あぐぅぅぅっ!!んぎぎっ!あっがぁぁぁっぁっ!!!!」
            『ああ、オレの腕の中で暴れ回って悶え啼いてる姿、たまんないなぁ』
            
             石岡がどれだけ暴れようが、体格差と圧倒的な力の差があるオレの腕の中からは一切逃げ出せず、金タマを潰される激痛から逃れる術など皆無だった。
            
            「アッ、ぎっあああっ!だずっ、げでぇぇっ!金ダマ、づぶさだいでっ!」
            『なら、もうオレ以外で感じんなよ』
            「うっ、ウッス……」
            『本当だな?』
            「う、うっす、うううっす!」
            『じゃあ、最後にゴリッとやっとくか』
            「っ!?」
            
             睾丸潰しは、潰されたタマが指の隙間から逃げる時に最大級の激痛が走る……。
             その痛みを石岡に味わわせるように、限界まで潰した金タマをゴリッと横に逃がした。
            
            「ひぎっああああああああぁぁっ!!!オ゛ッオオオオオオッ!!!!」
            ジョロォォォォォッ!!ジョボボボボォォォォォッ!!!
            『おお、すげ、あっついのが漏れてきたな』
            
             股間を覆う手のひらに熱い飛沫が掛かる。
             汚いとは微塵も思わず、オレが漏らさせたという征服感に酔い、びしゃびしゃと掛かる小便を手のひらで味わうのだった。
            
            
            『ほら、舐めろよ』
            「んぶっ!?むぐぐっ、んぐぉぉぉっ!!!」
            
             指を石岡の口内に入れ、小便まみれの手を丹念に舐めさせる。
             そうやって、石岡を苦しませていたオレの股間は、今にも爆発しそうなほどギンギンに勃起していた。
            
             きっと、他の先輩たちも、同じだろう……
            
             戻ってこない内田先輩は、膀胱潰しで搾り取った小便をオカズにトイレでシコっている……
             シャワーに行った金丸先輩は、手に残る金的の感触と目に焼き付いた石岡の表情で疼く股間を慰めている……
             寮に帰った二人の練習生は、先輩を嬲った興奮で欲情し、今頃布団の上で交尾している……
            
             そうに違いない……
             なぜなら、負け知らずの男、石岡豪の苦悶の表情は、男を異様に興奮させ、凶暴化させる魔性の魅力を秘めているのだから……(完)