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LustRoom001 END-B SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

壊し屋エンド

(甘さ:・・・・・ 嘔吐・失禁注意)

『ついこの間まで無敗のチャンプとか言われて、もてはやされてた矢坂皇介が、腹責めでゲロ吐いた上に失禁しちまうとはざまぁねぇな』
            
             暴力事件を起こし格闘技界を永久追放となった矢坂皇介は、下着姿で空き巣に入り金品を身に着けて逃げる窃盗犯になり果てていた。だが、ケチなコソ泥とはいえプロの格闘家として鍛え抜かれたその肉体は強靭さを保っており、家主に見つかっても倒せば逃げられるという本人の絶対的な自信につながっていた。
             その自信がもろくも崩れ去った。目の前のTシャツにスウェット姿の男が放つ鉛のような重い拳によって、何者をも寄せ付けなかった自慢の腹筋を潰され、男の前で嘔吐、失禁をする屈辱を味わったのだ。
            
            「ハァ…ハァ……あんた…何者だ?」
            『玄関から入ってきたんだろ?表札に名前出してあったじゃねぇか、黒井だ、黒井』
            「っ、そうじゃねぇ……その力、普通じゃねぇだろ……」
            
             黒井と名乗る男のTシャツからは、袖がピチピチになるほどの丸太のように太い腕が伸び、その浅黒く焼けた皮膚には、太い血管が這うように広がっていて、強靭な筋繊維に纏わりつき脈を打っていた。
            
            「どうせ違法な薬物とか使ってんだろ……じゃねぇと、俺の腹にダメージが入るわけが……」
            『さすがは負け知らずのチャンプ様は言うことが違うな。ご自慢の腹筋には常人の拳が効くはずねぇってか?そうか、そうか……』
            
             黒井は矢坂の言葉を鼻で笑い、太い首をゴキッ、ゴキッと鳴らした後で、おもむろにTシャツを脱ぎ去り、上半身を露わにした。現れたのは矢坂よりも深く溝の入った研ぎ澄まされた肉体で、血管の浮き出た筋肉は野性的な獰猛さを感じさせ対峙した者を委縮させる迫力があった。
             そして、さらに矢坂に恐怖を感じさせたのは、汗ばんだ黒井の肉体の上で呼吸とともに動く、割れた般若の面の刺青だった。
            
            「ッ!?その刺青って……まさか、”壊し屋”……」
            『ほう、知ってたか。なら、自分の置かれた状況が分かるよな?』
            「っ……」
            
             矢坂は絶句する。矢坂が壊し屋の存在を知ったのは格闘技界に入って連続KO勝利記録を伸ばしている最中、居酒屋で羽目を外して騒ぎを起こした時だった。あまり調子に乗ると壊し屋に引導を渡される……そんな噂が矢坂の耳に入った。
             喧嘩上等の男達が巣食う格闘技界にあって、子供を鬼で怖がらせるような噂話を当初は笑っていた矢坂だったが、ある夜見てしまったのだ。強さに固執し薬に走った選手が、ゲロと小便塗れになり全裸の状態でゴミ捨て場に放り捨てられている無残な姿を……。
            
            『最近は他団体からの引き抜きにろくに契約書も見ねぇで乗った奴だの、先輩の女を寝取った奴だの、ちっとしたことで牙を抜くような“かわいがり”の仕事が多かったからな。お前みたいに分かりやすく法を犯してくれる奴がいて良かったよ……気兼ねなく壊してやれる』
            
             大きな拳をボキッ、ボキッと鳴らし、矢坂へとにじり寄っていく黒井。手足を拘束されたままの矢坂は枷の鎖をジャラジャラいわせながら、必死で後退しようとするが、逃げる場所などどこにもない。
            
            「や、やめろっ!来るなっ!」
            『元チャンプだろ?堂々と受けろよ。お前は今や格闘技界最大の汚点なんだ。壊されて当然じゃねぇか、なあ!』
            ドムゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!
            「かっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
            
             黒井の拳が矢坂の割れた腹筋の上部にある鳩尾に深々とめり込み、矢坂の体が浮き上がるほど突き上げた。めり込んだ拳によって、胃が押し潰され、胃液が食道へと逆流する。
             不意に与えられた一撃により、矢坂が再び嘔吐しようとした、その時だった……黒井の大きな手のひらが矢坂の口を塞いだ。
            
            「ン゛ッ、ンンンンゥゥゥッ!!!?」
            『おいおい、なに一発目から吐こうとしてんだ!オラッ、吐いたもん飲み込め!」
            
             指の間から矢坂の吐瀉物が垂れるのもお構いなしで、矢坂の顎を上げさせ、吐いた物を強制的に飲み込ませる黒井。喉に焼けるような痛みを感じ、顔を歪ませる矢坂の喉仏が大きく上下するのを見て、黒井は満足げな表情を浮かべた。
            
            「ン゛ッ、ぐっ……ゴクゥゥッ……」
            『いいぞ、全部飲んだな……そんじゃあ、もう一発だ!』
            ドゴォォォォォォォォッ!!!!!!
            「グッ、オォォォォォォォォォォォッ!!!!!」
            
             黒井は矢坂の口を押さえたまま、再び矢坂の鳩尾を殴りつけた。背中が丸くなり後ろに突き上げるように矢坂の体が浮き上がる。その破壊力に対し口を塞がれたままの矢坂は、全身に力を込め、汗を流しながら必死で耐えた。
            
            『そうだ、耐えろ!自慢の腹筋なんだろ、オラッ、オラッ!!』
            ドムゥゥゥ!ドスゥゥッゥッ!ドゴォォォォォォッ!!!
            「オ゛ッ、ッ!?ぐっ、おっおおおおっ!!かっ、はっ……あああっ!!!」
            
             胃を押し潰すように執拗に鳩尾に拳を捻じ込む黒井のラッシュが矢坂の腹筋を襲う。何度も何度も突きあげられた腹筋が悲鳴を上げ、どんどん体の奥へと拳が突き込まれる。胃をいたぶるボディアッパーの連打によるダメージは限界に達し、矢坂の胃は爆ぜるように再び胃液を食道へと逆流させた。
            
            「グエッ、オ゛ッ、エェェェェェェェェッ!!!!」
            『オレの手にすげぇ量の胃液がぶち当たってるのが分かるぞ。喉が焼けちまうし、早く吐き出してぇよな……だが、まだ吐かせてやんねぇよ!』
            「ッ!?」
            
             矢坂の口を押さえていた黒井の手に力がこもり、矢坂の顔を真っ直ぐ上に向かせた。口内に溢れかえっていた胃液は喉から胃へとつながる垂直の穴と化した食道へと押し流され、胃液を反芻する形になり、喉を焼く激痛が矢坂を襲った。
            
            「ッ、ぐっ!う、ぐぐぐっ!!ゴクゥッ……ゴクゥッ……」
            『自慢の腹筋で守り続けてまともにゲロったこともねぇんだろ?今日はたっぷりその味、楽しませてやっからな。ほら、腹に力込めろよ、殴っちまうぞ!』
            「ッ!?」
            
             強制的に上を向かされている矢坂に黒井の拳の動きは分からない。いつ訪れるか分からない衝撃に備え、腹筋に力を入れ、硬く引き締めておく以外に矢坂に選択肢はなかった。
            
            『いいぞ、腹筋がさっきより硬くなってやがる……たまんねぇな』
            「ングッ、ぅぅぅっ……」
            
             拳を開き、格闘技で鍛えた矢坂の腹筋の感触を手のひらで自由に楽しむ黒井。鍛え上げた腹筋を男に撫で回される屈辱と再び襲い掛かるであろう腹責めに怯え、痙攣するように腹筋に力を込める矢坂。
            
            『もっと気張れよ!血管千切れちまうくらい腹筋に限界まで力入れろ!』
            「ッ!」
            
             上を向かされ自分の腹を見ることができない矢坂は、黒井の声に反応し、腹筋に力を込め、硬く引き締める。腹直筋が強靭なまでに引き締まり、黒井の拳に対する防御を固める。
             だが、黒井の拳は動かず、腹筋から力を抜くことが許されない我慢の時間が矢坂を襲った。
            
            
            「…ふっ……くっ……」
            『そうだよな、腹に力を入れてぇなら、息を止めるに限るよな……そういうことなら、オレが息を止めるの手伝ってやろうか?』
            ドムゥゥゥゥゥゥゥッ!!
            「グッ!?……っ!!?」
            
             矢坂の脇腹に衝撃が走る。黒井の重いレバーブローが内臓をいたぶるように突き刺さったのだ。激しい殴打により横隔膜が痙攣し、矢坂の呼吸が強制停止される。黒井に押さえられた口元をパクパクと苦しそうに動かすことしか矢坂にはできない。
            
            『ここ殴られると息出来ねぇだろ?いくら腹筋鍛えようが、中身の内臓までは鍛えられねぇもんな』
            「ッ……っっ……ん、ぐっ………」
            『だが、息を止めたおかげで、腹筋が最高に硬く引き締まってやがるぞ……たまんねぇ感触だ』
            
             脂汗が滲み出て、オイルを塗ったようにいやらしく光る矢坂の格闘家らしい鍛えた腹筋を撫で回す黒井。矢坂はその気色悪い手つきに耐えながら、呼吸を必死で整えようと腹に力を込めた。
            
            「っ……っ……ッ……スーッ……」
            『腹の力を緩めるな!誰が息を吸っていいなんて許可した!』
            ドスゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!
            「かはっ!!?」
            
             脇腹をえぐるレバーブローが矢坂を再び襲う。拷問用に特化したような呼吸を止めさせるためのレバーブローで、息ができない地獄が矢坂の肉体と精神へ同時にダメージを与えていく。
            
            『格闘家ならこの腹筋の硬さをキープしたまま、ワンラウンドくらい余裕だよな?』
            「っ!?」
            
             ワンラウンド三分、強く重いレバーブローが何度も矢坂の脇腹に捻じ込まれる。それは人間から呼吸する権利を完全に奪う地獄の責め苦だった。
            
            『オラッ、息出来ねぇだろ!やっぱ腹打ちはこうじゃねぇとな!』
            ドムゥゥゥ!ドスゥゥッゥッ!ドゴォォォォォォッ!!!
            「オ゛ッ、ッ!?……ッ!!ぐっ、おっ……っ……!!!!かっ、はっ……っ!!!」
            
             声にならない途切れ途切れの呻きが、矢坂の口から漏れ続ける。日焼けした矢坂の褐色の筋肉はヒクヒクと痙攣を起こし、酸素不足が追い打ちを掛け、血管が浮き出て筋肉がさらに引き締まっていく。
            
            『表の格闘技界じゃ、こんな過酷な酸欠腹打ちトレーニングなんかしねぇんだろ?良かったな、転げ落ちたおかげでさらに強くなれて』
            ドゴォォォォォォォッ!!!
            「ン゛ッ、……ッ!!?……ッ!!!!!」
            
             矢坂の自慢だった分厚い筋肉の鎧が、黒井の拳にボコボコに潰され、守るべき内臓を深々とえぐられていく。
             呼吸ができない状態での腹責めを三分間食らい続けた矢坂は、無酸素状態を強制され頭の中が真っ白になり、押さえられた手の平の中で口元から泡を噴いて、鍛えた肉体が大きく、ビクッ、ビクビクゥゥゥッ!と痙攣させた。
            
            「…ぁ……ぁあ………」
            ジョロッ……ジョロロォォォォォォォォッ…………
            
             矢坂は再び失禁した。ボクサーパンツのシミはさらに大きく広がり、吸い取り切れない黄金水が鍛えた格闘家の太い脚を汚しながら、床へと垂れ流されていく。
            
            『元チャンプのくせに栓の緩い締まりのねぇ体してやがるな……おい、お前が今吐き出すべきはションベンじゃねぇんだぞ?分かってんだろうな!』
            
             矢坂の口を押さえていた黒井の手のひらが下へと移動し、矢坂の太い首を絞めつけるように鷲掴みにした。
            
            「ッ、かはっ!?」
            『出口を絞って、地獄のように苦しい嘔吐を長い時間味わわせてやっからな』
            
             耳元でそう囁いた黒井が狙ったのは、呼吸苦と失禁により防御が解かれてしまった矢坂の鳩尾だった。散々痛めつけた胃を一発で確実にひねり潰すように、食道に向かってかち上げるボディアッパーで貫いた。
            
            ドッムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!
            「ぐっ、ほっ!オ゛ッ、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
            
             矢坂の胃が爆ぜ、何度も食道を往復させられた胃液が再び駆け上がる。その勢いは凄まじく、黒井にきつく締められた喉を我先にとくぐり抜けようとすることで、矢坂の喉が灼熱で焼かれるような激痛に襲われる。
            
            「ア゛ッ、がっ、ぐっ、おっ、えぇぇぇぇっ!!!」
            『オラッ、もう戻る場所はねぇんだ!吐け、全部吐き出せっ!』
            
             ググッ、ググッっと鳩尾に突き立てた拳に何度も何度も力を加えて、矢坂の胃をいたぶり尽くし、胃液をポンプのように食道へ押し流していく黒井。グチュ、ビチュッと音を立てながら狭い喉を通過し、口内へと溜まった胃液は、上を向かされたままの矢坂の口角から溢れ、ダラダラと顔面を汚しながら垂れ落ちる。
            
            『ゲロ吐いて負けた経験なんざねぇんだろ?濃厚な敗北の味を最後に味わえて良かったな』
            「がっ、ぐっ、オッ、ぐっ、えぇっ!!」
            
             黒井の重い拳で鳩尾を圧迫され、強制的に嘔吐を繰り返す矢坂は、喉を焼いて溢れる胃液を口一杯に味わいながら、地獄のような苦しみに悶えていた。呼吸苦に続き、喉を締められることにより、徐々に目の前が白んでいき、体を痙攣させながら、今まさに失神しようとしていた。
            
            『おっと、静かになんてイかせねぇぞ。盛大にぶっ放してイケ!オラッ、胃を完全に潰してやっからな!』
            ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
            「ン゛ッ、グッ、オォォォオォオォォォォォォォォォォォォッ!!!!!」
            
             格闘家の鍛え上げた分厚い肉体が鳩尾を中心にぐしゃりと完全に折れ曲がるほどの、背骨に突き刺さるような激しい殴打が矢坂の腹筋を貫いた。極限まで圧迫された胃は、胃の内容物を一滴残らず全て逆流させ、食道へと濁流を押し流す。
            
            『オラッ、上向いて盛大に吐き出せ!』
            「ぐっ、オ゛ッ、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!」
            
             殴られ下を向いていた矢坂の顎を掴んだ黒井は、無理やり上を向かせ、胃から食道、口までを一直線にさせた。締め付けから解放された喉から胃液が噴き出て、大きく開いた口から天井にぶち当たるほど激しく噴水のようにビチャビチャ溢れかえった。
            
            『無敗のチャンプ様は顔面でゲロ浴びるなんて初めてだろ?オラッ、たっぷり味わえよ!』
            「オ゛ッ、ぐおっおお、ぐっええええぇぇっっぇぇぇっ!!」
            
             黒井が拳を鳩尾に深く捻じ込む度、胃液は噴き上がり、何度も何度も繰り返し地獄の胃液噴水ショーは行われた。格闘家として無敵の防御力を誇っていた矢坂の腹筋は、壊し屋黒井の拳によって、完全に壊されたのだった。
            
            
            「ハァッ……ハァッ……」
            『おいおい、この程度でへばってもらっちゃ困るぞ。こっちは溜まってんだ。まだまだ壊させろよ』
            
             黒井はそう呟き、項垂れ肩で息をする矢坂の枷を外していく。小便塗れになった足枷を手際よく外すと、ふらつく矢坂の手に嵌まった手枷を外しに掛かる。
             矢坂の両手、両脚が自由になった瞬間だった……黒井の体をドンと押して、少し距離を取った矢坂は、拳を握り、反撃に転じたのだ。
            
            「ハァ…ハァ…次は、テメェが壊される番だっ!」
            
             渾身の右ストレートが黒井の顎を完璧にとらえる。矢坂の伝家の宝刀であり、連続KO記録を作った一撃必殺の拳だった。
            
            ドゴォォォォォォォッ!
            『ぐっ!?………………………………痛ってぇなぁっ!舐めたことしやがって!』
            「っ!?」
            
             失神する威力のパンチが顎に完璧に入ったはずなのに、矢坂の耳に黒井の声が響く。そこからの動きは、スローモーションのように矢坂の目に焼きついた。
             黒井は、矢坂の拳が当たる瞬間に体を回転させていたのだ。その場に止まろうとする力がなければ伝わるダメージは半減する。その体のさばき方は、失神せずに戦い続ける必要があった実戦経験により為せる業であり、その先の黒井の動きに矢坂が反応できるはずもなかった。
             回転により勢いのついた裏拳が、矢坂の顎に強烈な衝撃を与える。
            
            ガコォォォォォォォォォォッ!!!!
            「うっ、ぐっおぉぉぉっ!!?あっ、がぁぁぁぁっっ!!」
            
             矢坂の脳が揺れる。だが、この裏拳の狙いは矢坂を失神させることではなかった。アゴを外すために顎関節を大きく揺らす拳の入れ方だったのだ。
            
            「はっ、がっ……あっ、ぐっ……」
            『オレを壊すなんてほざく口は、使えなくするに限るよな』
            「あっ……あぁっ……」
            
             腹筋という鉄壁の防御力に続き、必殺の右ストレートという絶対的自信のあった攻撃力まで完璧に破られてしまった矢坂は、黒井ににじり寄られると、腰が抜けたように自ら漏らした小便の上にへたり込んだ。
            
            『アゴだけじゃなく、肩まで外されたくなかったら、腕を背中に回して組んでおけ……動かすんじゃねぇぞ』
            「っ……」
            
             腕を前に伸ばし、抵抗しようとしていた矢坂だったが、圧倒的強者である黒井に見下ろされながら受けた命令に従い、腕を後ろ手に組んで動きを自ら封じた。
            
            『少しは自分の立場が分かったようだが、もう少し思い知らせておく必要がありそうだな』
            
             黒井はそう言うと、自らのスウェットのゴムに手を掛け、下着ごと脱ぎ去った。ムワッと蒸れた男の臭気が広がり、中に納まっていたモノが姿を表わす。
            
            「っ!?」
            
             矢坂の目の前に現れたのは、日本刀のように反り勃つ極太の肉棒だった。使い込まれていることが容易に想像できるほど淫水焼けした、黒く艶めく雄の肉棒が、へたり込んで立ち上がれない矢坂の顔へとゆっくり近づいてくる。
            
            『さあ、格闘坊や、おしゃぶりの時間だぞ。アゴが外れてどっちにしろ口閉じられねぇだろうが、一応拡げさせてもらうからなっ!』
            「は、がぁぁっ!!?」
            
             口内に指を突っ込んで、矢坂の口を強制開口させる黒井。無理矢理開かされた矢坂の口の中に、淫水焼けした亀頭が挿入されていく。
            
            ぐぷぅっ……
            「おっごっ、おっ、おおおおっ!!」
            『なに嫌がってんだ!舌で舐めて、チンポを迎えいれろ!』
            「ッ!?……んぐっ、ぐ、えっ……んんぐっ……」
            
             男のチンポが口内に入っているだけで拒絶反応を起こしそうな矢坂に非情な命令が下る。命令に従い、震える舌で亀頭を舐めると、痺れるような苦みが広がり、矢坂は顔をしかめて嘔吐くのだった。
            
            「んんっ、ぐえぇっ……ぐっ……うううっ……」
            『女好きの野郎に無理矢理チンポしゃぶらせて苦しませるのは、たまんねぇな!そら、もっと奥までしゃぶらせてやっからな!』
            グポォォォォッ……
            「ングッ!?ぐっ、えぇっ!んぐおおぉぉっ!!」
            
             黒井の亀頭が矢坂の口内を押し進み、喉付近に辿り着くと、矢坂の吐き気は激しくなり、口内に大量の唾液が溢れた。アゴを外されている矢坂は口の端からダラダラと涎を垂らしながら、強制挿入を甘んじて受け入れるしかなかった。
            
            『苦しそうに嘔吐いてるとこ悪ぃが、まだ根元まで入ってねぇんだ。もっと奥まで突っ込むからな』
            「ッ!?ンンンンッ!!ンンンッ!!!」
            
             黒井は矢坂の口を拡げていた指を抜くと、矢坂の後頭部に手を回し、短い髪を鷲掴みにした。矢坂はこれから行われる行為に戦慄し、小刻みに頭を振って、必死に拒否の意思を示していた。
            
            『いいぞ、もっと嫌がれ!嫌がる野郎の喉奥を無理矢理犯す方が最高に上がるからなっ!』
            
             矢坂の後頭部を押さえつけた黒井は、矢坂をわざと苦しませるように、ゆっくりと腰を前に突き出していき、亀頭を押し込み、強引に喉をこじ開けて喉奥まで飲み込ませていった。
            
            ズププププゥゥゥゥゥゥッ……
            「ン゛ッ、ぐっ、うっぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
            
             強烈な吐き気が矢坂を襲う。だが、デカい亀頭に喉を塞がれていては出るもの出ず、もちろん取り込むべき空気すら入ってこなくなる。
            
            「っ!?ンーーーーーッ!!ンンンっ!?」
            『あぁ、喉マンたまんねぇ!喉の奥にズッポシ入っちまって、息出来ねぇだろ?涙目になっちまって、苦しいよなぁ』
            
             頭を必死で後ろに引いて気道を確保しようとする矢坂の苦しみもがく姿を上から見下ろし、ほくそ笑む黒井。
             だが、次の瞬間にはその笑みは消え、鬼の形相へと変わる。矢坂が背中に回した手を動かし、黒井の腰を掴んで引き剥がそうとしたからだ。
            
            『誰が腕を動かしていいなんて言った!もう一発、小便ちびるような痛みを受けてぇらしいな!』
            「ッ!!!!」
            
             矢坂の左手が黒井の右手に捕まり、捻り上げられる。肩を支点に大きく前後に揺さぶる動きをした後、黒井は声を荒らげながら、矢坂の腕を背中側へと押し込んだ。
            
            『オラッ、約束通り肩外してやっからな!失神すんじゃねぇぞ!』
            ゴックゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
            「オ゛ッ、ン゛ッ、ンンンンンンンンンンンンンッ!!!!!」
            
             矢坂の左肩の関節は強制的に脱臼させられ、激痛が矢坂の全身を駆け巡る。アゴが外れ閉じられない口には、黒井の極太チンポを咥えさせられているため、絶叫はくぐもった悲鳴となって漏れた。
             黒井が手を離すと、矢坂の左腕はだらりと力なく垂れ、それに続いて、すでに小便に濡れたボクサーパンツから黄金水が垂れ流される。
            
            ジョロジョロジョロォォォォッ……
            「ンッ……っ……」
            『おいおい、左腕一本で失禁してたら後が持てねぇぞ。自慢の右腕がまだ残ってるんだからな』
            「っ!ンンッ!ンンンンッ!!!」
            『なんだ、今さら腕を背中側に回して……もう動かさないと誓うってか?』
            「んんっ!」
            『そうかそうか、反省したか……なら背中じゃなく、ションベンを垂らす縮み上がったチンポを思いきり握っておけ。金玉潰れるくらい思い切り握って、自分の弱さを噛み締めろ!』
            「っ……」
            
             矢坂は圧倒的な力の差を前に、恐怖で震える手を動かし、小便まみれのボクサーパンツの上から、股間を思いきり握りしめた。グチュゥゥゥッという音とともに布地から小便が絞り出され、矢坂の右手がじっとりと濡れる。
            
            『もっと強く握りしめろ。手加減すんじゃねぇぞ。自分の金玉潰す気で握れ!』
            「ぐっ、ううっ……んぐっ、ああっ……」
            
             命令通り、金玉がひしゃげて潰れるくらい強い力を込めると、矢坂の全身から脂汗が浮かび、眉間にしわを寄せ苦悶の表情を浮かべた。
            
            『いいぞ、その顔、すげぇ上がる!口をオナホとしてガンガン遣ってやるから、股間握りしめたまま失神せずに耐えろよ!』
            
             黒井はそう言い放つと、矢坂の頭を左右からしっかりと掴み、口に挿入したチンポをゆっくりと引き抜き始めた。唾液まみれになった長く太いチンポが口内から引きずり出され、カリ首が唇に擦れるくらいまで引き抜かれたところで反転し、今度は勢いよく喉を貫く。
            
            ズップゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
            「ン゛ッ、ぐっ、おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
            『くぅっ、喉の締まりがたまんねぇっ!オラッ、ガンガン掘ってやっからな!』
            
             喉の締めつけを楽しむように、黒井は腰を前後に激しく振りながら、矢坂の口内を犯していった。アゴを外された矢坂は呼吸の自由を奪われながら、言いつけ通りチンポを握ったまま汗だくになって無慈悲なイラマチオを受け続けるのだった。
            
            グポォォッ、ゴポォォォォッ!!
            「ン゛ッ、ぐっ、おっ!ふっ、ぐっ、えぇっ!!」
            『吐きそうになると喉がさらに締まって、すげぇ気持ちいいぞ!』
            
             腰を大きく振り、矢坂の口内を蹂躙する黒井の肉棒からは先走り汁が溢れだし、唾液と混ざって口内に溢れかえる。アゴを外され飲み込むこともできない矢坂の口元から、大量の粘液が垂れ流されていった。
            
            『口の中ヌルヌルでたまんねぇよ!最高のオナホじゃねぇか!弱ぇお前にも取り柄があって良かったな!』
            
             黒井の興奮を示すように汗が溢れて、矢坂の顔面に垂れ落ちる。小便臭い室内にムワッと濃厚な汗の臭いが広がる中、使い捨てのオナホを乱雑に使用するように、矢坂の口内を犯し続ける黒井。
            
            「ングッ、うっ、ぐっぼっ、ンごっ、うぐっ、ンッ!!」
            『あぁぁっ、すげぇいいぞっ!やべぇ、金玉上がってきちまう!』
            
             強者が弱者を蹂躙するオナホ扱いのイラマチオは、唾液という潤滑油が溢れる口内と締め付けのいい喉に刺激された黒井が絶頂に達することでようやく終わりを迎える。
            
            『おおっ、イキそうだっ!強いオレの子種プロテインを、弱いお前に恵んでやっから、一滴残らず飲み干せよ!おっ、おおおおっ、イクぞッ!出すぞっ!!』
            「ン゛ッ、ンンンンンゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!
            
             喉の奥深くまで突き込んだ黒井は、矢坂の後頭部をがっちりと押さえたまま止まった。次の瞬間、口内にずっぽりと収まった極太チンポがビクッ、ビクッと震え始め、喉の奥に刺さった亀頭の割れ目から、大量のザーメンが溢れ出る。
            
            ドプゥゥゥゥッ!!ビュルルルッ!ビュクッ、ドプゥゥゥッ!ドビュゥゥゥッ!!
            「ン゛ゴッ!?ングゥ、オオッ!!?」
            『くっ、おおっ、出る、出るぞォォッ!オラッ、飲めッ!全部飲み干せっ!』
            
             喉の奥に直接種汁を流し込み、矢坂に強制飲精させる黒井。喉仏が激しく上下し、腹の中にザーメンが流し込まれていく。黒井の絶倫さを表わすように、止まらない射精は、矢坂を溺れさせるほど絡みつく濃厚なザーメンを何度も何度も噴き上げ続けた。
            
            
            『ハァ…ハァ……すげぇ出ちまったな……うっし、舌遣って、割れ目を舐めろ。お掃除フェラだ』
            「んぐっ……ンンッ……」
            
             矢坂に最後の一滴まで飲ませるように、舌で掃除させる黒井。射精を終えたチンポが引き抜かれると、亀頭と舌の間に白い糸が伸びた。黒井はその糸を指で絡めとると、矢坂の口の中に入れ、舌にしっかりと撫でつけた。
            
            「ぐっ、ううっ……」
            『よし、これで全部だ。ちゃんと全部飲んだな』
            
             口の中を覗き込み、ザーメンの残渣を確認した黒井は満足げな表情を浮かべた後、矢坂の体を引き倒し、仰向けに寝かせた。
            
            「っ!?」
            『アゴと肩を入れてやっから、声出さねぇように、チンポ握ってる手で自分の口を押さえてろ!』
            「っ……う、ぐぇっ……」
            
             ボクサーパンツの股間部分を握りしめていた小便まみれの手のひらで、口を覆うことを強制された矢坂は、口内に垂れてくる小便の苦みに、顔をしかめた。それでも、アゴと肩の関節を入れてもらえるならと、キツい小便の匂いに耐えながら、自らの口を強く押さえつける。
             だが、矢坂は気づいていなかった。アゴと肩を入れるのに、仰向けで横たわる必要などないことに……
            
            『格闘家たるもの、いつ何時も腹に力を入れとけよ!無防備に腹筋を晒し続けるような雑魚野郎には、こういう結末が待ってんだ!』
            
             完全に油断していた矢坂のがら空きの腹筋に、強烈なフットスタンプが突き刺さる。上半身と下半身が跳ね上がるほどの威力で、割れた腹筋に足の裏がめり込み、内臓を一気に押し潰していった。
            
            ドゴォォォォォォォォォォォッ!!!
            「ン゛ッ!?ぐっ、おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!ぐえぇぇぇっ、おっえぇぇえぇぇぇぇっ!!!」
            
             胃が潰され、飲まされたばかりのザーメンが一気に逆流し、押さえた手の指の間から白濁液がビチャビチャと溢れかえる。踏みつけられた足をぐりぐりと動かされ、内臓をいたぶられると、さらに矢坂の口から白いゲロを噴き出し続けた。
            
            「オ゛ッえぇぇっ!ぐっえぇぇっ!!」
            『口から手ぇ放すんじゃねぇぞ。オレのザーメンを何度も反芻させて、体でご主人様の味ってやつを覚えさえてやるからな!』
            
             吐いた物を飲まされ、また吐かされる。飲まされたザーメンを反芻する地獄のような腹責めはこの後も延々と続いていくのだった……。
            
            
             無敗のチャンプ、矢坂皇介は壊し屋黒井によって完全に壊された。
             だが、矢坂は格闘技界には今後も関わることになる。後進を育てる人間サンドバッグとして、鎖で吊るされ、腹筋を殴られ続ける第二の人生が待ち受けているからだ……(完)