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SideE GAMEOVER SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

脱出エンド

(甘さ:★★★★・)

「はぁ、はぁ、ここまで来れば……」
            
             偵察任務の途中、敵に捕まり、性的拷問を受けようとしていた俺は、なんとか自力で拘束を解き、脱出することに成功した。
             だが、拷問の前に打たれた媚薬注射の効果はすさまじく、森を抜けた先にある軍の基地に着く前に、限界が訪れる。
            
            「くっ、もう我慢できない……」
            
             近くの大木に背中を預け、ベルトを外すと、迷彩ズボンをずり下げる。
             軍から支給されたカーキ色のトランクスは、テントを張り、大きな汁染みができていた。
            
            「くそっ、軽くイってたのか……」
            
             トランクスのゴムに指を掛け、中をのぞき込むと、白い粘液が下着と陰毛の間で糸を引いていた。
             必死で走ったせいで、下着に勃起した肉棒が擦れ、手放しで少し射精してしまっていたのだ。
             完全にイったわけではないので、興奮は収まるどころか、むしろ思いきり出したくてたまらない状態になっていた。
            
            「はぁ、はぁ、手早く処理して、帰還するか……」
            
             早く、早くと自らを急かすような興奮の中、震える手を動かし、トランクスをずり下げる。
             硬く勃起した肉棒の先から、先走り汁とザーメンが混じった白く濁った粘液がしたたり落ちた。
             
             ゴクリと生唾を飲み込み、肉棒を握ろうとした……その時だった……
            
            「動くな」
            「っ!?」
            
             硬い物がこめかみに押し当てられ、低い声が耳に突き刺さる。
            
            「頭を吹き飛ばされたくなければ、両手を後ろに伸ばせ。陰茎を握ろうとしてるその手もだ」
            「くっ……」
            
             銃を振り払って押し倒し、組み伏せることもできたはずだが、ズボンをずり下ろした今の俺には無理な話だった。
             俺が言われた通り、両手を後ろに伸ばすと、大木に回した縄と革手錠で、両手首を拘束された。
             足首にも革の足枷が嵌められ、俺は大木に縛り付けられた状態になる。
            
            「よし、これで動けんだろう」
            
             俺を縛り上げた後、男が前へと回ってきて、ようやく相手の顔がハッキリと見えた。
            
            「なっ、軍医殿っ!?」
            
             基地内とは違い、白衣は着ていないが、スキンヘッドと白髪交じりのヒゲ面ですぐに分かる。
             俺より年齢も階級もかなり上で、顔の厳つさにより新兵たちからは怖がられているものの、話すととても優しい御仁だ。
            
            「なぜこのような場所に……いや、それより、なぜこのようなことを!」
            「傷に効く薬草を集めておこうと思ったら、堅物で真面目な軍人が、野外で自慰をしようとしているのが見えてな。正気を失っているのかもしれんと、拘束してみたわけだ」
            「自分は正気です! ただ……」
            
             俺は軍医殿に正直に報告した。
             敵に捕まったこと、媚薬注射を打たれ性的拷問をされようとしたこと、そこから逃げる最中、軽くイってしまったことまで全て話した。
            
            「なるほどな。それなら、やはり自らの手で自慰をさせるわけにはいかんな」
            「っ、なぜですか?」
            「媚薬を盛られた状態での自慰を覚えたら、もう通常の自慰では満足できんようになる。そうなったもんは、薬がないと快感を得られんようになり、依存してしまうわけだ」
            「そ、そんな……」
            「安心せい。ワシが助けてやるからな」
            「軍医殿っ!」
            
             やはり、軍医殿は優しい御仁だ。
             ……と思ったのも束の間、軍医殿はじっとり湿った俺のシャツをいきなり捲り上げる。
             俺の筋肉の付き具合をじっくり観察しながら舌舐めずりした後、腹筋に垂れた汗を拭うように、下から上に舌を這わせてきた。
            
            「レロォォォッ……」
            「うっ、軍医殿、なにをっ!?」
            「んんむ……汗には、使用された媚薬の成分が滲み出るんだぞ。こうして味見すれば分かるわけだ……レロレロォォォッ……」
            「おっああぁぁっ!?」
            
             軍医殿のざらついた舌が皮膚の上を這うと、ゾクゾクと得体の知れない感覚を覚える。
             快感とも不快感ともとれるどっちつかずの感覚を、快感だと決定づけたのは、乳首を舐め上げられた瞬間だった。
            
            「ンッ、あぁぁぁぁぁぁっ!?」
            「んむっ、硬くシコったこの乳首に、媚薬成分が溜まっとるようだな。よく吸ってやらんと……チュプジュププッ……」
            「ふっあっ、んおっ、おおおおおぉぉぉぉぉっ!?」
            
             乳首に吸い付いた軍医殿は、舌でチロチロと先端を弄ってくる。
             強い快感に、大木に縛られた俺の体が仰け反り、肉棒からトロトロと先走り汁が垂れていく。
            
            「はぁぁっ、はぁぁっ、軍医殿、もうっ……」
            「んはぁ、ふぅ、乳首ではなく陰茎の方を舐めてくれということか?」
            「っ、そ、そんなことは……」
            
             そうは言いつつも、この軍医殿の気持ちの良い口で、乳首と同じように肉棒をしゃぶられたら……そんな妄想が頭には広がっていた。
            
            「ふふっ、スケベな顔になっとるぞ」
            「っ!?」
            
             軍医殿は、首筋に垂れた汗を舐め上げ、今度はいきなり俺の耳たぶを甘噛みしてきた。
            
            「うっ!? 軍医殿、そこはっ!」
            「んはぁっ、お前さんは汗っかきのようだな。体のどの部位を舐めても塩がきいていて、とても美味いぞ」
            
             低い声を耳元で響かせながら、軍医殿は手を伸ばし、俺の肉棒を優しく握りしめた。
             先端からトロリと先走り汁が溢れて、地面へと糸を伸ばす。
            
            「んあっ、軍医殿、なにを……」
            「ワシが握って手筒をしてやるから、腰を振って陰茎を擦りつけていいぞ」
            「っ、上官である軍医殿の手で、そのような、ことは……」
            
             内心は肉棒への直接的な刺激に飢えていたが、理性で押さえ込む。
            
            「ならば上官命令にしてやろう。今すぐ腰を振るのだ!」
            「っ!? は、はいっ!」
            
             軍医殿に命令され、俺は腰を前後に動かし始める。
             肉棒がゴツゴツとした手のひらに擦れると、待ちかねた刺激に俺は打ち震えた。
            
            「んあっ、くっあああっ!」
            「ほれほれ、しっかり腰を振らんか、若造が!」
            「はっ、はいぃぃっ、んくっ、おっ、ああああっ!」
            
             軍医殿に促され、俺は男のゴツい手筒を肉棒で深く掘るように、腰を大きく振り続ける。
             親指と人差し指でできた輪っかを亀頭が抜け、カリ首が強く擦られる度に、ドバドバと先走り汁が溢れ出る。
             そんな俺を追い詰めるように、軍医殿は耳の穴を舌で舐め、新たな刺激を与えてきた。
            
            「ふっああぁぁぁぁぁっ、軍医っ、殿っ、やめっ、あっ、あああっ!?」
            
             初めての耳舐めに身悶えしながらも、俺は上官命令通り腰を振り続けた。
             自分の手では味わえない強い快感で、射精感が一気に高まってくる。
            
            「んぐっ、んっ、んっはぁぁっ、も、もうっ!?」
            「んはぁ、おっと、勝手にイってはいかんぞ!」
            
             射精寸前のところで、軍医殿はパッと手を放す。
             俺の肉棒は刺激を求め、ヒクッヒクッと痙攣していた。
            
            「はぁっ、はぁっ、なぜ、ですか!」
            
             軍医殿の手の中で射精しそうだった恥ずかしい事実よりも、射精できなかったことが無念で、疑問の言葉が出てしまう。
            
            「汗で媚薬成分の候補が絞れてきたが、やはり精液こそが一番濃く成分が出るからな。ワシが直接しゃぶって抜いてやろう」
            「っ!?」
            
             先ほど妄想した通り、軍医殿の口でしゃぶってもらえることになり、俺の肉棒はさらにギンギンに反り勃っていった。
            
            「汁が嬉しそうに垂れとるが、こればかりは上官命令というわけにもいかんから、一応確認だ。お前さんがイヤならやめるが……」
            「はぁぁっ、はぁぁっ、軍医殿っ、早くっ……早く、しゃぶって、くださいっ!」
            
             俺の熱のこもった懇願に、軍医殿はニカッと笑い、舌を出して垂れ落ちる先走り汁を舐め取りながら、亀頭を口に頬張った。
            
            「ンッ、ああぁぁぁぁっ!?」
            
             口でしゃぶられた経験のない俺は、唾液でヌメった熱い口の中の感触に打ち震えた。
             そんな俺に向けて、人差し指をクイクイと動かし、掘ってこいと軍医殿が告げる。
            
            「はぁぁっ、はぁぁっ、軍医殿、行きますっ!」
            ジュブゥゥゥッ、ズブブブゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
            「ン゛オッ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
            
             舌が裏筋に擦れる感触とすぼめられた口に吸引される感覚が、俺の肉棒を全方位から刺激する。
             肉棒の先が喉に当たると、腰を引こうとした俺だったが、軍医殿は俺の腰に腕を回し、さらに奥まで押し入らせる。
            
            「んあっ!? あぐっあああぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁっ!?」
            
             亀頭が喉の奥まで入り、ギュウギュウと締め付けられて、ありえないほどの快感が全身を貫く。
             あまりに強い快楽に、腰を引いて喉奥から抜け出した俺の肉棒を待っていたのは、軍医殿の縦横無尽に動く舌だった。
            
            「オ゛ッ、あぁぁぁっ、くっ、おおおぉぉぉぉっ!?」
            
             カリ首をレロレロと舐め回し、亀頭の割れ目の穴を舌先でノックして、早く出せと俺を追い詰める。
             気持ちよすぎて、腰が抜けそうな俺を軍医殿は太い腕で支え、さあ出していいぞと尻たぶを叩いてきた。
             それを合図に、一気に絶頂感が俺の体を駆け抜ける。
            
            「ア゛ッ、アアァァァァァァッ! イクッ、イキますっ、軍医殿っ、おっ、おおおおぉぉぉっ!」
            
             ドプゥゥゥゥゥゥゥゥッ! ビュルッビュクビュクゥゥゥッ!
             軍医殿の口の中で、肉棒が脈を打って熱いザーメンを溢れさせる。
             それを軍医殿は舌で舐め取り、味わいながら、ゴクゴクと美味そうに飲み干していく。
            
            「んあっ、あああっ、軍医殿っ、まだっ、まだ出ますっ、あっあああぁぁっ!」
            
             溜まりに溜まった大量のザーメンが、一回の射精で止めどなく溢れ出る。
             軍医殿はその全てを受け止め、一滴残らず飲み込んでいったのだった。
            
            
            「はぁぁぁっ、はぁぁぁっ、はぁぁぁっ……」
            「んっはぁっ、お前さんのザーメンは濃くて美味かったぞ」
            
             そう言いながら、軍医殿は俺の手枷と足枷を外した。
             手枷に付いた縄で支えられてやっと立っていた状態の俺が、崩れ落ちようとしたところを、軍医殿が優しく抱きとめてくれる。
            
            「よく生きて戻ったな……」
            
             戦場で多くの仲間たちを無念のうちに看取ってきた軍医殿が、俺の頭を優しく撫でる。
             包み込まれるような温もりに安堵した俺は、眠りに落ちるのだった……。
            
            
            
             何か大きな音がして、俺が目を覚ますと、基地の医務室のベッドの上だった。
             辺りを見回し、音の正体を探ると、隣のベッドから大きな声が上がる。
            
            「ちくしょうっ、もうっ、もうイかせろよっ、このスケベ軍医がっ!」
            
             ベッドに四肢を拘束された坊主頭の若い軍人が、いきり勃つ肉棒を白衣を着た軍医殿に扱かれ、射精寸前で何度も寸止めされていた。
            
            「ほれほれ、童貞でないなら初体験の話ができるはずだろうが!」
            「くそぉぉっ、誰が、言うかよ! オッ、オレはっ、童貞なんかじゃねぇっ、童貞なんかじゃねぇからなっ!」
            
             後で聞いた話だが、敵軍が使う媚薬の成分が判明したため、機密情報を扱う部隊に所属する者たちに向けた、軍医殿を尋問官とした性的拷問対策訓練が開始されたらしい。
            
            「ぐっううっ、わ、分かったっ、言う、言うからっ、もっ、やめっ……オレッ、ホントは童貞っす、ヤったことないっす! い、言ったっすから、もうっ、イかせてっ、あっあああっ!」
            「これは秘密を守るための重要な訓練だぞ。もっと我慢ができるように、あと一時間はこのまま続けてやろうな!」
            「そんなっ、イきたいぃぃぃっ! こんなのっ、ムリだっ! もうゆるしてっ、ゆるじで、ぐださいぃぃぃっ!」
            
             隣のベッドの若い軍人が、泣きながらゆるしを請うても訓練は続き、何度も寸止めされ、声が枯れるまで啼かされ続けるのだった。
             このように、どれほど体を鍛えた軍人であっても、延々と繰り返される寸止め地獄には耐えられず、機密情報に見立てた自らの赤裸々な性体験を軍医殿に暴露してしまう者が続出したそうだ。
            
             かくいう俺はというと、敵軍の基地を偵察し情報を持ち帰った功績と、媚薬を打たれても脱出できたという実体験により、この訓練については本来は免除になるはずだった……らしい。
            
             だが、俺は隣のベッドで行われている軍医殿のめくるめく性技を、自分も受けたいと思ってしまい、密かに肉棒を勃起させてしまっていた。
             軍医殿は俺が起きていることに気づき、下半身の様子まで確認すると、ニヤッと笑って、俺に分かるように舌舐めずりした。
             その軍医殿の表情で、次はお前の番だぞと言われた気がした俺は、じわりと先走り汁を滲ませてしまうのだった……(完)