逆襲エンド
(甘さ:★★・・・)
『……ぅ……ぅぅ………ンッ?…ウッ!?な、なんだっ…?』
甲斐に一撃でKOされ、床に倒れた俺が意識を取り戻すと、
ベンチに仰向けで寝ていて、手足がベンチの脚にガムテで繋がれていた。
頭だけベンチから突き出し、支えがない状態で、目の前に甲斐の腋が迫っていた。
試合後まだシャワーを浴びていない腋は、強烈な汗臭さを放っている。
「おお、マジで意識戻りやがった。
気付けにはクセェ臭いを嗅がせるのがいいってのは、本当なんだな」
甲斐はそう言いながら、
俺の鼻と口に密着するくらい、腋を押し付けてきた。
『んぐっ!?ふぐぅぅ!!』
「ほら、お目覚めのキスを、オレの腋にしろよ。
もちろんベロを使ったディープキスだからな!」
『っ!?』
キスという名の腋舐めを俺に要求する。
その気になれば一発で意識を飛ばされるような相手からの要求は、
もはや脅迫でしかなかった。
『ン゛ッ…おえぇっ!!』
舌でペロッと舐めただけで、嘔吐くぐらい腋汗の味は濃厚だった。
「誰かさんのせいで、さっきまで腋閉じたまんまだったから、
スゲェ強烈だろ?……たっぷり味わっていいぞ、誰かさんよぉ!」
『ふんぐっ!!?』
汗で濡れた腋を、これでもかと擦りつけられる。
鼻がひん曲がるくらいの汗臭さに悶絶しながらも、
俺は言われた通り、舌を出して腋を舐め続けた。
『ンぅぅぅぅっ!!んぐぇっ!!んんんんっ!!』
「そうだ、どんどん舐めろ!
オレに変な汗掻かせた罪を、きっちり反省してもらわねぇとな!」
『ぐっうぅぅっ!!』
“反省すべきはお前だ!”と叫べない悔しさで胸が一杯になる。
舌がビリビリするくらいの腋汗の味が、口の中全体に拡がり、
腋を無理矢理舐めさせられている屈辱を身に滲みて感じた。
「うっし、そろそろいいか」
『んっ…ハァ……ハァ……』
散々苦しめられた腋が離れていく。
甲斐は、唾で濡れた腋を、俺のユニフォームで拭った。
「テメェの唾でドロッドロじゃねぇか」
『っ、お前が舐めさせたんだろうが……』
「ん?今、“お前”って言ったか?
…巻田、テメェまだ自分の立場が分かってねぇみてぇだな』
『うぐっ!?』
額を下に押されて、支えのない頭をグイッと曲げさせられた。
それは、立った状態で首が痛くなるほどに真上を見上げた態勢を、
ベンチに寝たままの格好でさせられているようなもんだった。
「そのままで待ってろよ。
今からテメェをいたぶるガッチガチのバットを見せてやっからな」
甲斐はそう言うと、素っ裸になり、
エナメルバッグに入っていた容器から、錠剤を取り出して飲んだ。
それは、監督室から盗ってきたと言っていた精力剤だった。
「……おぉ!なんか身体が熱くなってきやがった!」
平常モードだった肉棒が、臨戦態勢へと移行していく。
仁王立ちする筋肉質な脚の真ん中に生えた甲斐のモノが、
ゆっくり勃ち上がっていき、太くて硬い立派なバットになっていった。
「くぅぅぅっ、すげぇっ!マジで勃起しちまった!
コレがありゃ、男相手でもイケるな」
自分の肉棒を掴んで、いつも以上の膨張率と硬さを確かめ、
満足そうな顔をした甲斐が、俺の方へと近づいてくる。
「待たせたなぁ、巻田。
顔真っ赤にして、頭に血が上っちまったんじゃねぇか?」
『…っ……』
逆さまの視界で、甲斐が勃起していくところを見ていた俺は、
不覚にも顔を赤くするほど興奮してしまっていた。
だが、その勃起チンポが、俺を地獄へと叩き落とすことになる……。
「口開けろよ」
『……ああっ…』
「もっとデカくだ!」
『っ…ああああっ!!』
「よし、そのままゼッテェ閉じるなよ」
膝立ちになった甲斐が、ガチガチに硬くなったバットを、
俺の顔にだんだん近づけてくる。
そして、大きく開かされた口にズブズブと侵入してきた。
『ンッ!?んんぅぅっ!!?』
その口内を圧迫する太さに、呻いている俺を無視して、
甲斐の亀頭は、どんどん奥まで入ってくる。
「苦しくても口閉じんじゃねぇぞ!
歯ぁ立てたらぶっ殺すからな!!」
『ふぐぅぅっ!!!んっぐうぅぅっ!!』
ベンチの上で寝かされたこの体勢だと、
口から食道まで一直線になっていて、すんなり喉の奥まで入ってくる。
「こっからが、泣きが入っちまうくれぇキツい所だ……覚悟しろよ!」
『ぐっ、おっええっ!!うっぷっ!!?』
亀頭が喉の輪っかを通過すると、俺が嘔吐き始める。
苦しんで、身体をバタつかせる俺の反応を愉しむように、
甲斐はゆっくりゆっくり時間を掛けて、嬲るように挿入してきた。
「おぉっ、やっぱ男でも喉の締めつけは変わんねぇな!
女は喉マンなかなかヤらしてくんねぇし、
これからはオナホだと思って、巻田の口で出すことにすっか」
俺の口をオナホール代わりに使うという宣言を済ませた甲斐は、
腰を引いて、俺の喉から肉棒を引き出した。
ズロロロォォッと喉を擦り上げて、出てきた肉棒は、
近すぎて焦点が合わなかったが、唾液まみれでテカテカと輝いていた。
『っ…ハァッ……ハァッ……』
「息は吸える時に吸っとけよ……窒息しちまわねぇようにな!」
甲斐がいきなり腰を動かして、喉を突いてくる。
喉を潰され、気道を一気に塞がれると、俺は盛大に嘔吐いた。
『ン゛ぐっッ!?おっええええっ!!?』
「くっはぁ!やっぱ喉マン最高だなっ!
ちっと挿し込んだままで味わわせてもらうとすっか!」
『っ!?』
肉棒で喉を詰められ、呼吸が出来ない俺は、
甲斐のその言葉に焦り、ガムテで縛られた手を必死で動かして、
なんとか拘束から抜け出すと、甲斐の身体を押し退けようとした。
だが、その腕が無情にも甲斐に捕まってしまう。
「邪魔すんじゃねぇよ!今いいとこなんだっ!」
『んっ!?ぐぉぉっ!!ぐっうううっ!!』
「むっはぁっ、喉すげぇ締まるっ!!たまんねぇっ!!!」
『ン゛ぐっ、うっえぇぇっ!!オッエエェッ!!』
腕の動きを封じられたまま、ずっと嘔吐かされる。
どうにもできない苦しさで、目からは涙が溢れて出てきて、
肉棒に貫かれた口からは、唾液だか胃液だかよく分からない粘液を、
ダラダラ垂らして、俺の顔を汚していった。
その粘液のせいなのか、視界がだんだんぼやけてくる……。
『…うっ…ぅ……っ……』
「おっと、ヤベェ!」
甲斐は腰を一気に引いて、肉棒を俺の口から吐き出させる。
新鮮な空気が胸いっぱいに入ってくると、焦点が定まった。
『はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ……』
「ワリィワリィ、オレがイク前に、巻田の方を逝かせちまうとこだった。
しっかし、こんだけヤっても歯ぁ立てねぇなんて、すげぇな。
女なんて目じゃねぇ!巻田、テメェ、いい穴持ってんじゃねぇか!」
甲斐は興奮気味にそう言って、俺の顔の汚れを、
練習中に使っていたタオルで拭いた。
汗臭い布地で無造作に拭われ、クリアになった視界の先には、
甲斐のガッチガチのチンポがそそり勃っていた。
俺の粘液まみれのソレは、心なしか、さらに大きくなっている気がする。
「やっべぇ、野郎相手だってのに、テンション上がってきちまった!
今度はイクまで止めるつもりはねぇから、
ゼッテェ邪魔すんじゃねぇぞ!」
『っ…』
目の前に甲斐の顔が寄ってきて、血走った眼で睨みつけられた俺は、
もう手を出さないよう、自分で腕を下げてベンチの脚を掴んだ。
甲斐はそれを確認すると、ニヤッと笑って、顔を上げ、
腰を突き出してきた。
ズブゥゥゥッ!!
『ンッ、ごぉぉぉぉぉぉぉっ!!』
「かぁぁっ、マジでたまんねぇっ!
うっしゃ、ガチでヤってやっから、途中で失神すんなよ!」
『ふっぐぇっ!んっ、ぐおっ!!』
甲斐は野性的な腰遣いが、俺の喉を犯す。
奥まで押し込まれると、呼吸が寸断されて嘔吐きまくる。
『っ、んぐっええっ!!っ、おっえぇっ!!』
息が全く出来ないのも苦しいが、自分のタイミングで息が出来ないのも、
溺れているようでかなり辛かった。
甲斐は俺の苦しむ姿に興奮し、さらに激しい腰遣いで責めてくる。
『ぐっ、おっえぇぇぇっ!!ングッ、えぇっ!!!』
「ハァッ、ハァッ、巻田っ!テメェの喉マン、最っ高だっ!!
今日からオレのもんにすっから、
このまま中出しして、種付けしちまうぞっ!いいなっ!」
先走り汁がドバドバ溢れて、喉の粘膜が焼いてくる。
それよりさらに熱い種汁を注ぐと宣言された俺は、苦しいはずなのに、
ねだるように喉の輪っかで甲斐のチンポを締め付けた。
「くっはぁっっ!!なんだテメェ、男の種汁欲しいのかよっ!!
いいぜ、腹がパンパンになるくらい飲ませてやっからなっ!」
甲斐の腰遣いがフィニッシュに向かって、激しさを増す。
快楽を貪るような怒涛の責めに、
俺の顔面は、涙と例の粘液でまたドロッドロに汚れていく。
顔を左右から押さえつける手も汚れているのに、
甲斐はそんなのお構いなしに、俺の喉マンを犯し続けた。
「うっおおおおおおおおっ!!!!
出るぞっ!おらっ!全部飲めよっ!おおおおっ、イクッ、出るっ!」
『ン゛ッ、んんんぐぇっ!!』
ドクゥゥゥゥッッ!!!ビュクゥゥッ!!ビュルッ、ビュルゥゥッ……
喉の奥深くに挿し込まれた甲斐のチンポから、種汁が噴き出す。
直接、俺の食道にドプッ、ドプッと注がれ、
その熱い汁が粘膜に掛かり、胃に向かって垂れ落ちていく感覚で、
改めて、甲斐の子種が中出しされているんだと実感する。
『んんぐっ、ンぐっ!!』
「むっはぁっ!!テメェ、喉で搾り取んじゃねぇよっ!!
くっああっ、たまんねぇっ!!」
ガッチガチのチンポから出るザーメンは、
精力剤の効力もあるのか、まったく止まることなく溢れて、
食道から胃へとドボドボ注ぎ込まれ、
さっき甲斐が言った通り、もう無理だってくらいに飲まされた。
「ハァッ…ハァッ……やっべぇ、一生分出しちまった気分だ……」
甲斐はそう呟きながら、
肉棒を喉の奥から、ズロロロォォッ…と引き抜いた。
『っ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…』
体全体で息をする俺の顔に、
また汗臭いタオルの感触が触れる。
目の前がちゃんと見えるようになると、
白濁液にまみれたチンポが、薬のせいか未だ硬さを失わずに勃っていた。
「巻田の口は、オレに種付けされたんだ。
テメェが男好きだとしても、他の奴のチンポしゃぶんじゃねぇぞ!
もしオレ以外のしゃぶったらチンポで喉詰めて窒息死させっからな!」
『っ……
か、甲斐は、その……他の奴とも、する……のか?』
「あぁん?そいつぁ、テメェ次第だろ?
どんだけ汗臭ぇ日でも、ユニフォーム泥だらけになった日でも、
オレがヤリてぇ時には、しゃぶってもらうぞ!いいな!」
『っ…ああ、分かった』
「うっしゃ、これから部活楽しみだーっ!」
そう言って笑う甲斐は、
部活中、俺が他の奴と喋っているだけで食って掛かるようになり、
そのおかげで、今まで浮いていた甲斐が、
チームメイトとなじむことができた。
もちろん、バッテリー二人で、コソ練してくると監督に言い、
部室の裏で、泥だらけのユニフォームを太腿までずらした甲斐が、
プロテクターを着けたままのオレに、マスクだけ外させて、
しゃぶらせ、毎日抜いているのは言うまでもない…… (完)