相思相愛エンド
(甘さ:★★★★★)
そういや、俺……サンタの体、あんま触った事ないかも……。
いつも荒っぽく突き上げられて、ヒイヒイ言わされながら、
背中に手を回しているくらいで、
こうしてじっくりと眺めたこともなかった。
体中の毛をバリカンで剃ったせいか、いつもより幼く見える。
だが、厚みのある筋肉を見ると、大人の男の色気を感じる。
そのアンバランスさが、俺の興奮を誘った。
『触っても……いい、よな……』
胸板に手を伸ばして、揉んでみた。
程よい弾力と、筋肉の強靭さがあいまって、心地いい。
さっきサンタが飛ばしたザーメンが、
グチュ…クチュ…と俺の手の動きに合わせて、音を立てた。
『腹筋……きれいに割れてるな……』
実は、腹筋にはよく触っている……というか、
”「なまっちまうから、思いっきし殴ってくれ!」”なんて言われて、
時々ボクサーのトレーナーみたいなことをやらされてる。
でも、こうして触るとよく分かる、筋肉がゴツゴツしてて、
力を入れてなくても、結構硬いもんなんだな。
『あ……』
自分の手を見ると、サンタのザーメンでべとべとになっていた。
白くて粘ついてて、俺の指にまとわりついている。
『……サンタの、ザーメンか……』
ケツを掘られて、中出しされるのはいつものことだが、
よくよく考えると、口でってのは今までなかった。
もしかしてサンタって、フェラとか知らないのかもな……
そんなことを考えながら、ザーメン塗れの指をぺロっと舐めてみた。
なんとも言えない味だったが、サンタが出したものだと思うと、
興奮してしまう自分がいた。
『ンゥ、んっ……もうちょっと……』
チュプッ…チュプッ……と音を立てて、指をしゃぶった。
サンタが放った濃厚なミルクを、
口の中に含み、舌の上で転がして味わい、喉の奥に放り込んだ。
『もっと、欲しいな……』
俺は胸板や腹筋についた白濁液を、舌で直接舐め取った。
ざらついた舌の感覚に、サンタが少し声を漏らす。
「うぅぅ……んっ……」
それでも起きないのをいいことに、
俺はペロペロとサンタの体を舐め回した。
ザーメンと俺の唾とで、オイルを塗ったようになったサンタの体は、
筋肉の溝にできる陰影が強調され、よりエロく感じた。
『これ脱がしても、起きないよな……』
競パンのようなサンタの赤いパンツに手を掛け、脱がせる。
太腿で引っ掛かているパンツは、もはや紐のようで、
これでよくこんな立派なモノを包めていたな、と感心してしまう。
『すごい……』
体を舐め回したせいか、サンタの肉棒は再び硬く勃起していた。
陰毛を剃ったため、いつもより大きく見えるサンタの肉棒。
表面には血管が浮き立ち、それに沿うように白濁液がこびり付いている。
『舐めても……いい、よな……』
勃起した肉棒の根元を持ち、その硬さを確かめながら、
俺は舌を伸ばして、ザーメンを舐め取った。
胸や腹では味わえない、股間に立ち込める強烈な雄の匂いも加わると、
より大きな興奮が俺を包み込んだ。
『……もう、我慢できない……』
サンタの肉棒に、先っぽからしゃぶりつく。
大きく張った亀頭を舌で磨くと、サンタからまた声が漏れる。
「ハァ、うぅぅっ………」
さらに奥まで飲み込む。
裏筋を舌先で擦り、サンタを興奮させる。
喉まで突き刺さって苦しかったが、なんとか全部を咥えこんだ。
『んぐぅっ……ングゥゥッ……』
頭を前後に動かして、サンタの肉棒を口で扱く。
溢れる先走りをゴクリ、ゴクリと飲み込んで、亀頭を喉で責め立てる。
ジュグゥゥッ、ジュグゥゥッ……
俺は卑猥な音を立てながら、サンタの肉棒を味わった。
空いた手で、タマを握って、揉みほぐすと、
さらにダクダクと先走りが口の中に溢れ、
ヒクッ…ヒクッ…とタマの中身が動いて、
射精の時を知らせる……もうすぐ……もうすぐだ……
「んっ、はぁぁぁっ……」
ドプゥゥゥッ!!!ドプゥゥゥゥッ!!!
口の中に、熱いザーメンが溢れかえる。
一滴も逃すまいと、喉を鳴らして飲んでいく。
直接注がれるザーメンは、特別美味く感じて、
鼻を貫く匂いは、俺の脳を蕩けさせた……。
……ハァ……俺、今、幸せだぁ……
―――――――
「ん、ああぁっ……ふぅ、よく寝たぁっ……
って、なんじゃこりゃぁぁっ!!!?」
起き上がると、オレは素っ裸になっていた。
カイがオレのチンコに頬擦りしたまま寝てて、
しかも、そのチンコの根元には毛が全然なかった。
完全に目が醒めた俺は、事の真相を知っているであろうカイを、
抱き起こして、ぐわんぐわん揺さぶった。
『んぅ……もう食えないぃ………』
「何言ってんだっ!?起きろって!!」
だが、頬をつねっても、何をしても、カイは起きなかった。
諦めて、ベッドにカイを寝かせ、周囲を観察する。
オレの毛を剃ったであろうバリカン、
何か白い汁を塗られて、テカテカになっている身体、
そして、カイの口の周りについた白い跡……
その汁が何かなんて、すぐに分かった。
自分で出したものだからな……。
「でも、毛ぇ剃ることねぇじゃねぇか」
寝ているカイに話しかける。
もちろん返事はなかったが、なんかニヤニヤしてて、
ちょっとムカつく……
「へへッ、文句は言わせねぇからなぁ」
カイの服を脱がす。
さっきまでトナカイの着ぐるみを着ていたせいか、
それとも、オレの体に興奮していたせいか、
汗で張りついてしまっているシャツを、ぐいぐい引っ張って脱がす。
「カイって結構いい体してんだよな……。
喧嘩したら、強ぇかな?」
軽く腹筋を叩いてみる。
オレほどじゃないが、硬くてはね返りもある。
そして、オレよりデカい胸板……
重い荷物を持ち上げることが多いからか、すげぇ膨らんでて、
オレはこの弾力がたまらなく好きなんだ。
「っと、いけねぇ……腋毛を剃ってやるんだった」
バリカンを持って、腋毛を剃ろうとする……が、
ヤってる時のカイの姿をふと思い出す。
”『そ、そんなとこっ、嗅ぐなってっ!?
んあぁっ……舐めるのはナシだろぉっ!!』”
腋毛がびっしり生えた腋を、嗅いだり舐めたりすると、
恥ずかしがって、顔を真っ赤にするんだよな、カイって……。
オレも腕を上げさせて、腋毛が見えると興奮するし、
剃らずにこのまま残しておくことにするか……。
「じゃあ、下の毛を……って!?」
カイが穿いているトランクスの前が、ビンビンに突っ張っていた。
しかも先端の部分は、色が濃くなって滲みになっている。
「ったく、自分は抜いてねぇのかよ……」
トランクスのゴムに手を掛けて、一気に脱がした。
ブルンッと揺れたカイのチンコから、透明な汁が糸を引いた。
勃っても皮を被ってるところがまたそそる……。
「……そういやカイの口のまわり……付いてたよな」
あれがザーメンだとしたら、
カイは、オレのをしゃぶってイかせてくれたってことだ。
「ゴクッ……チンコって、うめぇのかな……」
オレは、ギンギンになったチンコを掴んで、
先っぽをペロッと舐めてみた。
少ししょっぱかったが、カイのチンコだと思うと美味く感じた。
「はむっ……んんぅ……」
すぼめた口で、皮を剥きながら頬張っていく。
溜まっていたチンカスの苦味も、オレにとっては、
カイの全てを味わえているという喜びでしかなく、
音を立ててしゃぶりつくした。
『んっ、ハァ……ハァ……』
カイの口から、吐息が漏れる。
テクなんか持ってないオレは、ただただ激しく頭を振って、
チンコをジュブ、ジュブと吸い上げ続けた。
『んぅぅっ……はぁぁぅんんぅっ……』
ドクゥゥッッッ!!ドクゥゥゥッ!!
熱いザーメンが口の中に溢れてきた。
オレは、カイが出した汁を溢さないように飲み込みながら、
もっと、もっととねだるように吸い続け、
大量のザーメンを飲み干していった。
はぁ……はぁ……オレ、今……すげぇ幸せだ……
―――――――
『んぅ……あれ、俺、寝てたのか……
って、なんだこれぇぇっ!!?』
起きたら、素っ裸になっていて、
サンタが俺のチンポに頬擦りして、幸せそうに寝ていた…… (完)