スマホ・PCで遊べるR-18ゲイ向けのミニゲームを作っているとてもニッチなサイトです。

LustTickle1 後日談2

※R-18ゲイ向けのSSです。

END-A後の話

(甘さ:★★★☆・)

『腰が引けてるぞ。まっすぐ立って歩けよ』
            「くっ……」
            
             拉致監禁した屈強な男の体液を商品として売りさばく犯罪集団に捕まった海兵隊大尉の俺は、拘束された状態でくすぐり責めを受け、強力な興奮剤を打たれて汗と精液を搾り取られた。
             大量の汗と精液が溜められたブーツを履かされた俺は、闇取引の購入者に自ら”商品”を届けるため、目隠しをされ、頭の後ろで腕を拘束されながら、全裸にブーツという屈辱的な格好で歩かされていた。
            
            『ブーツの左右で感触が全然違うだろ? どっちも自分で出した体液なのに、ザーメンと汗で粘度が全然違うもんな』
            
             犯罪集団の首領にそう言われると、考えないようにしていた足の裏の感触をより強く感じてしまう。
             汗が溜まったブーツは裸足で履かされていて、ブーツの底に大量に溜まった水溜まりに足を突っ込み、踏みしめる度に波打って、足の甲までぐしょぐしょに濡れているのが分かる。
             ザーメンが溜まったブーツは靴下をはいた状態で履かされ、粘度の高いヌルヌルしたザーメンが靴下の中まで入ってきて、足の指に絡みついてきていた。
            
            「くそっ、攫った人質たちにもこんな悪趣味な運び方をさせていたのか!」
            『いいや、今回は購入者の希望があったからな。大金積まれてんだから、粗相がないようにしろよ』
            「ふんっ、会った瞬間に変態野郎と罵ってやる!」
            『あれだけ搾り取ってやったのに、この状況でまだ半勃ちを保ってる精力の強すぎなあんたの方が、よほど変態だと思うけど、なっ!』
            「くっあああぁぁっ!?」
            
             目隠し状態で無防備な俺の陰茎が不意にピンっと弾かれ、全身に衝撃が走る。
             俺はその場でうずくまりながらも、血液が股間に集まって再び陰茎が硬くなっていくのを感じた。
            
            『なにへたり込んでんだ。オラッ、しっかり立てよ』
            「くふっははっ、腋の下に指を入れるなっ、んくっふっははっ!?」
            
             首領はわざと腋の下に指を入れながら、屈んだ俺を無理矢理立たせた。
            
            『ん? おいおい、指で弾いただけだってのに、また勃起しちまったのか。やっぱ変態だな。変態大尉!』
            「くっ……」
            
             言い返すことができず、勃起した陰茎を揺らし、足の裏に絡みつく汗とザーメンの不快な感触に耐えながら、俺はただ唇を噛みしめて歩くしかなかった……。
            
            
            『着いたぞ。ここが取引場所だ』
            「うっ……」
            
             入った瞬間ムワァッと熱気を感じるほど室温が高いその部屋は、床の滑り具合や声の反響の程度から風呂場のようなタイル張りの部屋だと推測できた。
             だが、そこは清潔さとはほど遠い、訓練後の男たちが集まるロッカールームよりさらに濃い汗のすえたニオイが漂っていた。
            
            『すげぇ雄のニオイが充満してるだろ? 汗の注文が多い時は、ここに何十人も男を吊して、室温上げまくって効率的に汗を回収してたからな』
            
             首領はそう言いながら、俺の手首に嵌められた手錠を掴むと、頭上でジャラジャラと音を立てる鎖に繋いだ。
             両手を束ねた状態で腕を真上に伸ばして拘束された俺は、汗が滲む腋のニオイを間近に感じた。
             そんな俺の耳元で、首領が呟く。
            
            『何十人もの男が臭い腋を晒しながら、同じ部屋で汗だくになると何が起こるか知ってるか? ……勃起しちまうんだよ、その気がねぇヤツでも、男のクッセェニオイだけでな』
            「っ!?」
            『真面目な大尉さんは、臭い腋のニオイで感じちまうような変態に堕ちねぇように気をつけろよ』
            
             首領はそう言って笑いながら、俺から離れていった。
             背後でドアが閉まる音がして、話し声と物音が聞こえた後、再びドアが開く。
             首領のものとは違う足音……おそらくブーツを履いた、歩幅からして大柄の男が入ってきた。
            
            「……おお、よう鍛錬されたええ体をしておるじゃないか」
            「っ……」
            
             男の低く太い声が室内に響き渡る。
             反響する壁のせいで確実なことは分からないが、年齢は俺よりかなり上のようで、腹に響く威圧感のある声だった。
            
            「さあて、商品を受け取る前に、少し味わわせてもらわんとな」
            
             客の男の生温かい鼻息が腋の下に掛かったことで、ニオイを嗅がれていることに気づく。
            
            「うっ、腋の臭さは強烈だな。だがワシ好みのニオイだ」
            「やめろっ、嗅ぐなっ!」
            「ん? お客にそんな言葉遣いでええのか?」
            
             客の男の鼻息が遠のいた後、腋の下に別の感触のものが触れる。
             それが親指の腹だと気づいたのは、腋の窪みで蠢き始めた時だった。
            
            「んひっくふっはははははははははっ!? そこはっ、ふひっくっはははははははははっ!?」
            
             弱点を的確に責めるようにくすぐられ、指で弾くように激しく弄られると俺は悲鳴のような声を上げて笑い狂った。
             首領ら犯罪集団の手によって、くすぐりが快感であると植えつけられた俺の体は否応なく反応してしまう。
            
            「んっひぃぃぃっくっふっははははははははっ!? もうっ、やめっ、くっひっふっはははははっ!?」
            「勃起チンコが揺れて、我慢汁が糸を引いて飛んでおるぞ。お客に汚い汁掛けて、謝りもせんのか?」
            「くひっ、すっ、すみませんっ! んっひっふっはははっ、申し訳っありませんぅぅぅっ!」
            「うむ、以後気をつけるようにな」
            「はっ、はいっ、はぁぁぁっ、はぁぁぁっ、はぁぁぁっ……」
            
             くすぐりにより、自分がお客様に提供される商品の付属物でしかないという立場を理解させられた俺は、汗だくになりながら、肩で息をしていた。
             そんな俺の腕をおもむろに掴んだ客の男は、腋を前に突き出させるように動かす。
            
            「うっ……」
            「さて、このたっぷりかいた汗を、舌でじっくりと味わわせてもらわんとな」
            
             そう宣言して、垂れる汗を舐め上げるように腋の下を舐めてくる。
            
            「ン゛ッひっふっははははははははははっ!?」
            「んんむっ、この濃い雄の汗の味たまらんな。もっとだ、もっと味わわせろ!」
            「うぐっ、くひっあっふっはははははははははっ!?」
            
             指とは全く違う、滑りとざらつきのある舌の感触はあまりにもくすぐったく、俺は激しく身をよじるが、腕を掴まれた状態では全く逃げ場がなかった。
             さらに汗をかいた俺は、左右交互に何度も腋舐め責めを食らい、勃起した陰茎を振り乱しながら、呼吸困難になるほど笑わされたのだった……。
            
            
            「はぁぁぁぁっ、はぁぁぁっ、はぁぁぁっ……」
            「ふぅ、いい味だったぞ。おお、そうだ、ワシだけが味わうのも申し訳ないな。お前さんにも味わわせてやろう」
            
             それを聞いた俺は、自分自身の腋汗を味わわされるのかと考えたが、目の前で布が擦れる音が響いたことで、客の男が服を脱いでいることが分かった。
            
            「ワシのは特別臭いらしいからな。クセになってしまったらすまん……」
            
             そう言いながら、俺の後頭部を押さえ、軍帽が脱げ落ちるほどの至近距離で、顔に擦りつけるように腋の下を押し当ててくる。
             汗でじっとり濡れた濃い腋毛の存在を感じながら、まだ呼吸が整っていなかった俺は、もろにそのニオイを嗅いでしまう。
            
            「スゥゥーーーーーッ、うぐっ!?」
            
             今までに嗅いだことのない、濃厚すぎる雄のニオイが俺の脳を揺さぶる。
             それは、逆らうことのできない絶対的強者だと感じさせるような、そんな強烈な雄のフェロモンだった。
            
            「おお、嗅いだだけでチンコから我慢汁をダラダラ垂らしおって、よほど気に入ってくれたようだな」
            「っ!?」
            
             そんなはずない……そう思った俺の頭に、首領の言葉がよぎる。
             濃い雄のニオイが充満したこの部屋で、勃起してしまった男たちの話だ。
             何十人ものニオイでそうなるはずが、俺はたった一人の濃厚すぎる雄のニオイにやられてしまったのだ。
            
            「……さて、では舐めてもらおうか」
            
             低い声が耳元で響き、俺はその言葉に抗うことができず小さく頷き、客の男の腋に舌を伸ばした。
            
            「ウグッ……んぐっ、んっ、んんんっ……」
            
             今まで、口に垂れてきた自分の汗くらいしか舐めたことがない俺にとって、客の男の腋を流れる汗の味は想像以上に濃く、脳が麻痺したように思考が回らなくなり、体がジンジンと疼くように火照っていくのを感じた。
            
            「くっははっ、これはたしかにくすぐったいな。だが、味も気に入ってくれたようで嬉しいぞ。チンコがヒクッヒクッと揺れて汁を垂らしておる。どうだ、美味いだろう?」
            「んっ、はぁっ、はぁっ、美味い、です……」
            「そうかそうか、ならばこっちの腋も味わうといい」
            「んぐっ、んはぁっ、んんんぐっ……」
            
             俺自身がそうされたように、左右交互に腋の下に垂れる腋汗をたっぷり時間を掛けて舐めさせられ、濃厚な雄フェロモンを徹底的に味わわされるのだった……。
            
            
            「んっはぁぁぁっ、はぁぁぁぁっ……」
            「舌を出したまま涎を垂らして、ずいぶんとだらしない顔になっておるぞ。チンコが疼いて仕方がないのだろう?」
            
             雄フェロモンに完全にあてられた俺は、興奮剤を過剰投与された時以上に、痛いほど勃起した陰茎から汁を垂らしていた。
            
            「ふっ、これほど硬く勃起しておったら、重いブーツでも持ち上げられてしまうかもしれんな」
            
             客の男はそう言うと、ザーメンまみれの俺のブーツの紐を解き、脱がせてきた。
            
            「かーっ、お前さんのブーツは、種汁と足のニオイが混じって目に沁みるほど臭いな」
            
             客の男にブーツを嗅がれ、その臭さを言葉にされたことが、首領の時以上に恥ずかしく感じ、さらに汗が滲み出る。
            
            「ほれ、チンコでこの臭いブーツを支えて見せろ。気合いを入れておっ勃て続けるんだぞ!」
            
             硬く勃起した陰茎に、蒸れたブーツが被せられる。
             客の男が手を放すと、ブーツの重さが陰茎に全て掛かり、根元に折れそうなほどの負荷が掛かる。
            
            「ぐっああぁっ!? はぁぁぁっ、はぁぁぁっ……」
            「おお、本当にブーツを持ち上げてしまうとはな。全て搾り尽くしたと言っておったが、まだ出るんじゃないか?」
            
             客の男がそう言って、ブーツを小刻みに動かすと、訓練や任務で履き続けてゴワついたインソールが亀頭にもろに擦れる。
            
            「オ゛ッああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
            「商品と言うからには、目の前で搾った新鮮な種汁が欲しいからな。ブーツに中出ししてもらうぞ」
            「ア゛アッ、そんなっ、くっああぁぁぁっ!?」
            
             ザーメンまみれとはいえ、ブーツの底の刺激は強烈で、俺は上擦った声を何度も上げる。
            
            「オ゛ッ、ア゛ッ、むっ、無理、ですっ、あっああっ!?」
            「腰を引くんじゃあないぞ。耐えろ!」
            「っ!」
            
             客の男に耐えろと言われると、歯を食いしばって腰を突き出したまま耐えてしまう。
            
            「おお、そうかそうか、出ないはずの汁を搾り出すには強力なオカズが必要だな。よし、臭いブーツのニオイを嗅がせてやろう」
            「っ、そっちのブーツは……」
            
             そう言いかけたが、もう片方の俺の汗まみれのブーツが脱がされることはなく、代わりに俺の顔に押し当てられたのは別の……客の男のブーツだった。
            
            「長いこと洗わずに履き続けていたからな。どうだ、臭いか?」
            「ウ゛ッ!?」
            
             臭いなんてレベルではなかった。
             至近距離でこんな激臭なブーツを嗅がされたら、常人なら吐いてしまいそうなほどの刺激の強すぎるニオイだった。
             だが、客の男の腋を嗅ぎ、舐めさせられた俺にとって、そのニオイは何度も嗅ぎたくなってしまう最高の”オカズ”だった。
            
            「んっはぁぁぁっ、臭い、のにっ、ああっ、たまらないっ……すぅぅぅっ、はぁぁぁぁっ……」
            「ふっ、チンコをさらに硬く反り勃たせるとは、そんなに良かったか。ならば、ブーツに中出しできるな?」
            「は、はいっ!」
            「キツくても腰を引くんじゃあないぞ!」
            
             客の男はそう言って、熱を持つほど激しく陰茎を覆うブーツを動かし、俺の亀頭を責め立てた。
            
            「ン゛ッあっああぁぁぁぁぁぁぁっ! オ゛ッ、アァァァァァァッ! んぐっおおおぉぉぉぉっ!」
            
             俺はあまりに強すぎる刺激に、野太い雄叫びを上げながら悶え啼いた。
             だが、命令通り腰を引くことはなく、鼻と口を覆うブーツから顔を背けることもせずに、客の男の責めを真っ正面から受けとめた。
            
            「いいぞ、出せ! ブーツに種付けしろ!」
            「ア゛ッアアァァァッ、イクッ、イきますっ、出るっ、出るっ、おっあっあああぁぁぁっ!」
            
             ドビュゥゥゥゥゥッ!ドクゥゥゥゥッドクゥゥゥッビュクッビュルルゥゥゥッ……
             あれほど搾り取られた後だというのに、熱い精液が陰茎をせり上がり、ドバドバと噴き出す。
             ブーツの中にザーメンが溢れかえり、陰茎に熱すぎる粘液がまとわりつく。
            
            「金玉が空っぽになるまで出して、子種でブーツをいっぱいにしてみせろ!」
            「くっあああっ、止まらないっ、ア゛ッ、アアッ、まだ出るッ、オオオオォォォッ!」
            
             ザーメンがブーツの中でグチュグチュと卑猥な音を立てる。
             粘液が絡みつき、滑りが良くなったブーツの底でさらに激しく亀頭を刺激され、俺は言葉通り空っぽになるまでザーメンを搾り取られるのだった……。
            
            
            「はぁぁぁぁぁっ、はぁぁぁぁぁぁっ……」
            「これほどの量を出せるとはあっぱれだ! さあて、新鮮なうちに味を……うむっ、んぐっ、プハァァッ、美味いぞ。どれ、こっちも……」
            
             客の男はそう言って、俺のもう片方の足を覆う汗まみれのブーツを脱がせていく。
             俺は全てを出し尽くし、大きく肩を揺らしながら呼吸を繰り返すことしかできず項垂れる。
             その時、汗で重くなった目隠しが外れ、急に視界が開けた。
            
            「っ……あ、あなたは!?」
            
             客の男の姿を見た瞬間、俺は思わず敬礼しそうになる。
             無論、腕は拘束されたままなので敬礼はできず、姿勢を正すだけになるが、一対一で話しをしたことなどないほど上の立場の上官だった。
            
            「おっと、いかん!」
            「うぐっ!?」
            
             俺が気づいたことに慌てた様子の上官は、手に持っていた俺の汗まみれのブーツで口を押さえてくる。
             ブーツの中に溜まった汗が濁流となって、口内になだれ込んだ。
            
            「ングゥゥゥゥゥッ!?」
            「誰に聞かれておるか分からんから小声でな。ワシはこの国に巣食う巨大な闇マーケットへの潜入任務中だ。この役目は見るからに金を持っておらん若造では務まらんからな」
            「うぐっ、むぐぐっ!」
            「おっとすまん。こっちのブーツには汗が入っておったんだったな。ほれ、全部ワシに渡せ……」
            「ンッ!?」
             
             頭に優しく手を添えられ、口づけをされて、口移しで汗を吸い出される。
            
            「んんぐっ、んあっ、んっ、んんんっ!?」
            
             口に溜まった汗をゴクッ、ゴクッと喉を鳴らして飲み干していった上官は、俺の口の中に舌を入れてきて、口内の汗まで味わい尽くすように舐め回してきた。
            
            「んむっ、んぐっ、んっはぁぁぁっ……」
            「んはぁっ、うむ、種汁も汗も濃厚で美味かったぞ。……ってお前さん、また勃っておるじゃないか。どうした、ワシに惚れたか?」
            
             そう言って、上官はニカッと笑う。
             男としてならずっと前から惚れている……俺が子どもの頃見た軍のインタビュー記事に載っていた憧れの人だからだ。
             その上、腋の雄フェロモンを嗅がされ、舐めさせられ、履き続けたブーツの強烈なニオイを吸わされ、今しがた接吻までされて、俺の頭の中は上官のことでいっぱいになっていた。
            
            「お、お慕い申し上げております……」
            「そうかそうか、ならば互いの任務が終わったら、一晩中種付けし合おうな!」
            
             そうあっけらかんと言い放った上官は、なぜかニヤニヤしながら手袋のようなものを装着し始める。
             よく見るとそれは、犯罪集団の首領が持っていたペットをグルーミングする時に使う無数の突起がついたグローブだった。
            
            「お前さんを救出する手はずは整っておるから、安心していいぞ」
            「で、ですが、そ、そのグローブは……」
            「外で気絶しておるヤツから盗……貰ったんだが、これはなかなか良いものだな」
            
             上官はそう言うと、グルーミンググローブを着けた状態で、俺の背後に回り、後ろから抱きついてきた。
             大きな厚みのある体と濃厚な雄フェロモンに包まれた俺は、心臓が耳の横で鳴っているように感じるほど鼓動が速くなっていた。
             そんな俺の、再び勃起してしまった陰茎が、突起だらけのグローブで握られ、もう片方のグローブで亀頭を覆われる。
            「ひっああっ!?」
            「子種を放ったばかりの敏感なチンコにたまらなく効くだろう? これからするのは無謀なことをしたことへの仕置きだからな」
            「し、仕置きですか?」
            「そうだ。ワシが軍人のものなら破格の高値で買うと伝えておらんかったら、お前さんは今頃、全く知らん男におかしくなるまで犯されるところだったんじゃぞ。こんな風に!」
            
             亀頭を包むグルーミンググローブが、ドアノブをひねるような動きをして、無数の突起が射精直後の敏感すぎる亀頭に直撃する。
            
            「ン゛ッひぃぃくふっははははははっ、それっ、ダメっ、くひっふっはははははっ、あっ、ああっ、ふひっくっはははははははぁぁぁぁっ!」
            
             ありえないほどのくすぐったさと性的な刺激が襲ってきて、俺は思わず仰け反ろうとするが、上官の大きな体躯はびくともせず、腰を一切引くことができずにその強烈な刺激を食らうしかなかった。
            
            「おうおう暴れておるな。単独で任務を遂行する時は、常に退路を確保しておくこと。逃げ道がないとこんな目に遭うんだぞ」
            「ン゛ひっふっはははははっ、息がっ、できないっ、くひっふっはははははっ!」
            「犯罪集団から人質を全員救い出したことは誇りに思っていい。だが、単独で任務を遂行する場合は、自分の身の安全も確保しろ。お前さん自身も守るべき国民の一人だという自覚を持て、いいな?」
            「はっ、はいっ、ふっひっはははははははっ、くっああっ、な、なにか、漏れそう、ですっ!」
            「おお、いいぞいいぞ、直後責めで漏らすのは最高に気持ちがいいからな。全部漏らしてみせろ!」
            「ン゛ッおおっ、くっひっふっはははははっ、アッアアッ、漏れるっ、ア゛ッ、ぐっ、漏れるっ、オ゛ッアアァァッ!?」
            
             プシャァァァァァァァジョボボッジョロジョロォォォォォォッ……
             味わったことのない、頭が真っ白になるような絶頂感に包まれた俺の陰茎から、透明な液体が溢れ出し、グルーミンググローブがぐっしょりと濡れていく。
            
            「これが男の潮噴きだ。どうだ、気持ちがいいだろう?」
            「ン゛ひっははははっ、止めっ、あっああぁっ、くひふっははははっ、気持ち、よすぎて、おっ、おかしくっ、ふっひっははははははぁぁぁっ!」
            
             腰をくねらせて逃れようとしても一切逃げられず、絶頂中もさらに亀頭を刺激され続け、延々と絶頂感に包まれ続けた俺は、体中の水分が出てしまうのではないかと思うほど、止め処なく透明な液体を吐き出し続けるのだった……。
            
            
            「あっ、ああっ……うっ……」
            「安心せい。寝て起きたら、ベッドの上だからな」
            
             気を失う間際、一瞬見えた上官は先ほどのスケベな表情とは違い、敵地に赴く軍人の厳しい表情をしていて、辺りには白い霧のようなモヤがかかっていた……。
            
             ……次の瞬間、目覚めたら俺は軍の病院のベッドの上にいた。
             どうやら、犯罪集団を一網打尽にするため使った強力な催眠ガスを深く吸い込まないように、上官は俺を気絶させたらしい。
             拘束された時の、手錠のあざが残った程度で済んだ俺は、すぐに退院できたが、上官はあの犯罪集団の奥に潜む巨悪を暴く任務からまだ帰還していなかった。
            
             ……数ヶ月後帰還した上官は、シャワーも浴びずに俺の部屋に夜這いに来た。
             汗だくの上官の濃厚過ぎる雄フェロモンを嗅がされた俺がその後、身をもって知ったのは、男の潮噴きというのが亀頭を責められた時にだけ起こる現象じゃないということだった…………(完)