壁足エンド
(甘さ:★★★・・)
「うわっ、壁からブーツが生えてる!」
「お前知らねぇのか、ここには”雑魚ヒーロー”が閉じ込められてんだぜ」
「雑魚ヒーロー?」
怪人ラウムの部下である二人の戦闘員が、そんな話をしながら、ブーツの生えた壁に近づいていく。
”雑魚ヒーロー”と刻印されたプレートの上は、ガラス張りになっており、壁の向こうが見えるようになっていた。
「えっ、マイクロブラック?」
「そうだぜ。ラウム様に負けて、自分のことを”雑魚ヒーロー”だって連呼したらしいぞ」
「ふへぇっ……」
マイクロブラックは縮小化を解き、元の大きさに戻った状態で、蜘蛛の巣に絡めとられて、ガラスの向こうの小部屋に拘束されていた。
敗北のショックに打ちひしがれ、歯を食いしばりながら、項垂れた状態だった。
「おい、こっち向けよ、”雑魚ヒーロー”!」
「っ、テメェら雑魚戦闘員に、雑魚呼ばわりされる筋合いはねぇぞ!」
「相変わらず口が悪ぃな。だいたい、そんな態度とっていいのか? ラウム様以外がお前を弄くれねぇとでも思ってんじゃねぇだろうな?」
「っ!?」
背の小さい筋肉質な戦闘員が手に取ったのは、自由に使えるよう、箱に入れられた”くすぐりグッズ”の数々だった。
「ブラックがくすぐられんの見るのはじめてだろ? そっちのブーツ脱がしてみろよ」
「俺が? わ、分かった、脱がしてみる!」
背が高く、恰幅のいい大きな戦闘員が、恐る恐るブラックのブーツに手を掛けた。
「ま、待て、やめろっ!」
焦るブラックを横目に、大きな戦闘員が右足のブーツを脱がせる。
ムワァッと湯気が広がり、汗まみれの素足が現れた。
「うわっ、臭っ! ものすごいニオイだ! ヒーローの足ってこんなに臭いのか!」
「っ、嗅ぐな、くそっ、くそぉぉっ!」
素足とブーツのニオイを交互に嗅いで、ヒーローの蒸れた足の臭さに驚嘆する大きな戦闘員。
ブラックは、自分の足が臭いことを何度も確認される屈辱に震える。
「な、クセぇだろ? でもよ、こっちの足はもっとすげぇぞ! ラウム様のくすぐり責め中もずっと履いたままだったらしいからな!」
そう言って、小さい方の戦闘員が、ブラックの左足のブーツを脱がしていく。
湯気を出しながら現れたのは、汗でじっとり濡れ、足の裏が黒ずんで汚れた白ソックスだった。
「ぐぇっ、クッセェェェェッ!?」
「うぐっ、臭いっ、近づいてないのに、臭すぎるっ!?」
「っ、言うなぁぁっ!」
ブーツとソックスからモワァッと立ちのぼる強烈なニオイに、戦闘員たちは臭いと口々に発する。
ガラスの向こうで戦闘員たちが臭がる様子に、ブラックはさらなる屈辱を味わうのだった。
「ウッ、このブーツ、すげぇ強ぇニオイがするぞ!」
「ッ!? ゲホォォッ、ゴホッ、ゴホッ!」
「ウソだろ、そんなに……」
ブーツを嗅いだ瞬間、大きな戦闘員がむせたことで、自分の足が猛烈に臭いことを自覚させられるブラック。
大きな戦闘員は、そのニオイにあてられたように、何度もニオイを嗅いではむせることを繰り返す。
「ゲホッ、ぐっ、ううっ、これが、マイクロブラックの、ニオイ……」
「お前、なにブーツ嗅ぎながら、チンポおっ勃ててんだよ!」
「んえっ、あっ、ホントだ。俺、実は、強い男のニオイに弱くて……」
「コイツは”雑魚ヒーロー”だぞ。まあ、そんなに好きなら、そのブーツオカズにシコっちまえよ。んで、ブーツに中出ししちまえ!」
「中出しっ!?」
「お、おいっ、待て、やめろぉぉっ!」
大きな戦闘員が、ブラックのブーツと自分のチンポを握ったまま、後ろに下がる。
小さい方の戦闘員の指示なのか、ブラックの視界にギリギリ入るところで、ブーツをオカズにオナニーを始めた。
「どうだ、自分のクセェブーツをオカズにされんのは、屈辱だろ?」
「ぐっ、ううっ……」
「後で、中出しされたドロッドロのブーツ履かせてやるから、覚悟しとけよ」
「くそっ……」
「このくっせぇ足が、さらに臭くなっちまうな!」
そう言って、戦闘員はブラックの足のニオイを嗅ぐ。
素足の指の間を嗅いでクセェクセェと声に出し、白ソックスの蒸れた強烈なニオイには、ゲホッゲホッとむせるのだった。
「それ以上嗅ぐのはやめろぉぉっ!」
「嗅ぐだけじゃなく、くすぐってくれってことか?」
「ちがっ……」
「いいぜ、たっぷり可愛がってやるよ!」
戦闘員が箱からまず取り出したのは、ブラックを散々追い詰めたハブラシだった。
縮小化した状態では、足の広い範囲をくすぐる形になっていたが、元の大きさに戻った今は、また違う刺激となる。
「さて、まずはこの、汚れた靴下を擦ってやるか!」
白ソックスに広がる、足の裏の黒ずんだ汚れをかき出すように、ハブラシを動かしてくすぐる。
「んっくっ、ふっ、うううっ!」
体を震わせながらもなんとか堪え、耐えるブラック。
「へぇ、くすぐり責めに弱いって聞いてたが、このくらいなら耐えられるんだな。そんじゃ、この辺はどうだ?」
戦闘員はハブラシを横にして、足の指の付け根部分をソックス越しにくすぐった。
「ぷはっ、くっ、ふっははははっ!」
たまらず噴き出し、笑い声を上げてしまうブラック。
それは、敵の前で弱点を晒してしまったことに他ならなかった。
「足の付け根が弱ぇのか。んじゃ、今度はこっちの足で……」
「はぁ、はぁ、待て、そこはっ!?」
素足である右足の、親指と人差し指の間に、ハブラシの先端が押し込まれ、前後に激しく擦られる。
それは、縮小化していた状態では到底出来ないことであり、ブラックにとって未知のくすぐり責めだった。
「んひひっ、くふっはははははっ、んくっ、ふっはははははははははっ!」
「オラオラッ、どうだ、くすぐってぇだろっ!」
「くひっ、ふっははははははははっ、もっ、やめっ、ふひっ、くふっははははははっ!」
狭い小部屋に閉じ込められたブラックの全身から汗が噴き出し、蒸気でガラスが曇っていく。
強制的に笑わされ、息も絶え絶えになりながら、自分の汗臭さを自覚させられる屈辱的な状況だった。
「どうだ、汗臭ぇだろ? 俺ら戦闘員のあいだじゃ、お前が汗臭ぇことは有名だぞ。なぁ、汗臭ヒーローさんよぉ!」
「んくふっはははははっ、言うなっ! くそっ、雑魚が、調子にっ、くっふははっ!」
「調子に乗ってんのはお前の方だろ、雑魚ヒーローが! 自分のクセェニオイ、存分に味わわせてやるよ!」
戦闘員がそう言うと、ブラックのいる小部屋の天井から、小さな蜘蛛が降りてくる。
その脚に握られていたのは、黒ずんだ汚れのある白い布の塊……それは、すでに脱がされていたブラックの右足の白ソックスだった。
笑い声を上げるブラックの口に、汚れた白ソックスが無理矢理押し込まれる。
「ングッ!?」
「どうだ、お前の足のニオイはヤベェだろ?」
ブラックは口内に広がる苦みに顔をしかめながら、強烈なニオイを放つ白ソックスを必死で吐き出そうとする。
だが、小さな蜘蛛はそれを阻止するように、糸でブラックの口を封じてしまった。
「ンンンッ!?」
「ヘヘッ、逃げ場なんてどこにもねぇぞ!」
そう言って戦闘員は、箱の中から、大きな鷹の羽根と小さな白い羽毛を取り出した。
まず、鷹の羽で、左足の裏をソックス越しに撫でてくすぐる。
「んはっ、んくっ、ふっ、ふふふっ!?」
くぐもった声を漏らしながら、ブラックはビクビクと体を震わせて悶える。
「羽根はくすぐってぇだろ? だが、まだまだこんなもんじゃねぇぞ!」
戦闘員は、小さな白い羽毛をブラックの右足の指の隙間に入れ、スッと引き抜いた。
羽毛の細かな毛先が、ブラックの指の間の皮膚に擦れる。
「ン゛フッオオォォォォォォォォッ!?」
ブラックは蜘蛛糸で縛られた体を大きくのけぞらせ、声を漏らして震えた。
「効くだろ? オラッ、無様に悶え続けろ、雑魚ヒーローがっ!」
「ン゛ふっおおっ!? んはっ、ふっひっ、んっおおおおおぉぉっ!?」
白い羽毛が引き抜かれる度に、ブラックは体をバウンドさせながら悶え啼く。
左足の裏を鷹の羽根で、右足の指の隙間を小さな羽毛でくすぐり続ける戦闘員の猛攻が、ブラックを責め立てる。
「クッセェソックスを口いっぱいに頬張りながら、クッセェ足をくすぐられるのはたまんねぇだろ!」
「ン゛ッ、ふっ、おおおっ!? んひっ、ふっ、ははっ、んくっふっ、んふっおおおっ!?」
口の中に入れられた、汗まみれの白ソックスの強烈なニオイを味わいながら、ブラックはさらに汗だくになって笑い続ける。
戦闘員のくすぐり責めは巧みで、ブラックは呼吸困難になりながら、限界まで追い詰められてしまうのだった。
「俺らより、お前の方が雑魚だって認めるか? 認めるなら、やめてやってもいいぞ!」
「ン゛ッ、ンンンンッ! んくふっ、んくっ、ふっ、んんんんんっ!!!」
窒息寸前のブラックは、首を縦に振ってしまう。
それは、ヒーローが戦闘員より弱いことを認めてしまった瞬間だった。
「うっし、そんじゃ口の中のクセェもん吐き出させてやるよ」
「んっ、んぐぇっ、はぁぁぁぁぁっ、はぁぁぁぁぁぁっ……」
口を覆っていた蜘蛛の糸が解け、ブラックの口の中から唾液で濡れた白ソックスが吐き出される。
「さて、次はどうしてやっかなぁ」
「な、なあ、ブラックのブーツの中に、本当に出して良かったんだよな?」
大きい方の戦闘員が、ブラックのブーツを抱えて戻ってくる。
「うはぁ、ブーツの中ザーメンでドロッドロじゃねぇか。しかも両方ともかよ」
ブラックのブーツは、戦闘員のザーメンでドロドロに汚され、さらにキツいニオイを放っていた。
「左右でニオイが違って、片方嗅ぎながらブーツの中にチンポ突っ込んで擦ってたら、こんなことに……」
「ブーツオナしたのかよ……あ、いいこと思いついたぞ!」
そう言って、小さい方の戦闘員が、箱から小さな羽毛を大量に取り出し、ブーツの中に入れた。
「雑魚ヒーローには、俺らの前で、余興の”踊り”でも披露してもらうとするか!」
「はぁぁっ、はぁぁっ、なに、をっ!?」
戦闘員が、羽毛を詰めたブーツをブラックに履かせる。
ザーメンの粘つく不快感と、羽毛の毛先がブラックに襲い掛かる。
「くふっ、ふっ、ううううっ!?」
「素足とソックス越しとで感触が違ぇだろ? ちょっとでも指先動かしたら……」
「んふっ、はははははははははっ!?」
指先を動かしてしまったブラックの、足の指の隙間に羽毛が挟まり、強烈なくすぐったさが襲う。
ソックス越しの方は、細かい毛先が生地の中に入り込んで、ランダムな刺激がさらなるくすぐったさを生む。
「んくふっ、んはっ、はははははははははっ!?」
「何もされてないのに、笑い転げるヒーローはざまぁねぇな! そんな雑魚ヒーローに、プレゼントだ!」
箱の中に入っていたリモコンのボタンを押す戦闘員。
すると、ブラックが拘束された室内に、シューーッとガスが充填され始める。
「ふっ、くっ、な、なんだっ!?」
「ラウム様特製の”催淫ガス”だ。息の上がったお前じゃ、逃げようがねぇよなぁ?」
「やめっ、くふっ、ははははっ、ンッ!?」
汗臭さが満ちた小部屋の中に、催淫ガスが一気に満ちていく。
それを吸ったブラックは、体をビクッと震わせた。
すでに汗だくのブラックの体から、さらに汗が噴き出し、身をよじって悶え始める。
「おい、見てみろよ、ブラックのチンポ!」
「わぁ、スーツの中で勃起していってるっ!」
「んく、ふっ、ははっ、み、見るなっ、ふひっ、くっはははははっ!」
戦闘員たちに見られながら、ブラックはスーツの中で勃起していく。
「見るなじゃねぇだろ、見てくださいだろうがっ!」
小さい方の戦闘員はそう言って、ブラックのブーツの裏側を押しながら、上下に揺り動かした。
中出しされたザーメンがぐちょぐちょと音を立て、羽毛が激しくブラックの足の裏をくすぐる。
「ン゛ッ、ふっおおおお!? んひっふっははははははははっ!?」
ブラックは、足の裏から来る強烈なくすぐったさに、大きく仰け反って悶えた。
スーツの中でチンポがムクムクと大きくなり、完全勃起して形がくっきりと浮き出る。
「ブラックの勃起チンポ……はぁ、はぁ、な、なあ、ブーツの裏でオナッてもいいかな?」
「お前、また勃ったのかよ。いいぜ、雑魚ヒーローにたっぷり屈辱与えてやれよ!」
「や、やめっ、ン゛ひっ、ふっ、ははははははははははははっ!?」
大きな戦闘員が、ブラックのブーツの裏にチンポを押し当てて、オナニーを始める。
ブーツが押されて揺れる度に、足の裏を羽毛でくすぐられ、ブラックは笑い声を上げる。
笑って息が上がると、さらに催淫ガスを吸ってしまい、ブラックは強い快感に悶える。
「おうおう、チンポから我慢汁溢れてんぞ。そんなに気持ちいいのかぁ?」
「ン゛ッひっ、ふっひっくふっははははははははははははははっ!」
スーツに浮かび上がるチンポの先端から、だらだらと我慢汁が溢れ、ブラックの腹筋を汚す。
ブラックは叫ぶように笑いながら腰を突き上げて、ガクンッガクンッと震え続ける。
「やべぇ、俺も勃ってきた。こっちの足も使わせてもらうぜっ! 踊り狂えよ、雑魚ヒーロー!」
「ン゛ッ、オオオッ、ふひっ、くっははははははははははははははははっ!」
戦闘員二人に、ブーツの裏でオナニーをされるブラック。
足を覆うように埋め尽くされた羽毛の刺激をもろに受け、全身を震わせて悶え啼いた。
「ン゛ッふっ、はははははははははっ、くひっ、ふっ、ははははははははははははっ!」
腰を大きく揺り動かしながら、ブラックは大量の我慢汁を溢れさせた。
割れた腹筋の上に、あっという間に我慢汁の汁溜まりができていく。
「ブラックの我慢汁、美味しそうっ、はぁっ、はぁっ……お、俺、もう、イキそうっ!」
「くっ、ううっ、俺もマジでやべぇ! ハァ、ハァ、一緒に出すぞ……ブーツ脱がして、足の裏にぶっかけてやろうぜっ!」
戦闘員たちがブラックの両足のブーツを脱がすと、ザーメンと汗で濡れた羽根が舞い散る。
湯気が立つほど臭い素足と汚れたソックスが並び、その両方の足の裏に、戦闘員のチンポが押し当てられる。
「ブラックの足の裏っ、熱くて、臭くてっ、気持ちいいっ!」
「くぅっ、ソックスも汗で湿ってて、すげぇたまんねぇっ!」
「んひっ、ふっ、やめっ、んひっ、ふっはははははははははははははっ!」
足の裏を我慢汁まみれのチンポでくすぐられ、ブラックは恥辱を感じながらも、くすぐったさで腰を前後に振りながら悶えた。
善がり啼くブラックの姿に興奮し、戦闘員二人が限界を迎える。
「もう、出るっ、ああっ、出るっ、んはぁっ、あああっ!」
「くっおおっ、出すぞぉぉっ! 足の裏に、ぶっかけてやっからな、くっおおおおっ!」
ドビュゥゥゥゥゥゥッ! びちゅびちゅぅっ、ドビュゥゥゥゥゥッ! どろどろぉぉぉぉぉっ……
ブラックの足の裏に、戦闘員の出したザーメンが、大量にぶっかけられる。
汚れた白ソックスにびちゃびちゃ掛かり、熱いザーメンが滲み込んでいく。
素足にもザーメンがドバドバと掛けられ、足の指の間にヌチュゥゥッと入り込み、ブラックに強烈なくすぐったさを与える。
「ン゛ひっ、くひっふっはははははっ! ア゛ッ、ダメだっ、ふっおおおおおぉぉぉっ!」
ドクッ、ドクゥゥッ、ドロッ、ドロドロォォォォォッ……
ブラックが腰を大きく突き上げると、スーツに浮き出たチンポの先からザーメンが溢れる。
触れてもいないチンポからダラダラとザーメンを垂れ流し、漆黒のスーツに浮かぶ割れた腹筋を白く汚していく。
「はぁっ、ああっ、ブラックの足、気持ち、いいっ!」
「くっ、ううっ、くせぇソックスたまんねぇっ!」
「ン゛ひっふっ、はははははっ、もっ、やめっ、はぁっ、ああっ、ふひっははははっ!」
三人の黒い男たちが、白濁液を撒き散らしながら、喘ぎまくる。
ヒーローであるマイクロブラックの足の裏と腹筋は、白くどろどろに汚れていくのだった。
くちゅっ、にゅちゅっ、くちゅぅぅっ……
二人の戦闘員は、左右の位置を入れ替え、ブラックの足の裏に垂れるザーメンを舐めていた。
「んんっ、んはぁっ、ブラックの汗まみれのソックスに垂れるザーメン、美味しいっ……」
「んっ、んん、ふぅっ、お前、三発目だってのに濃すぎだろっ、舌に絡みついてくるぞ!」
「んくふっ、ひっはははははははっ! ひゃっ、やめっ、ふひっ、はははははははははっ!」
足の裏を舌で舐められたブラックは、くすぐったさに身をよじった。
まだ勃起したままのチンポから、トロトロと汁を漏らしながら、腰を揺らし続ける。
「ふぅ、足の裏舐められて腰小刻みに揺らしやがって、そんなに気持ちいいのかよ?」
「くふっ、くそっ、違っ、ふひっははははっ!」
「本当に違ぇのか? 足の指しゃぶってやろうか?」
「やめっ、んひぃっふっははははははははははははははっ!」
足の親指を咥えられ、じゅぷじゅぷとしゃぶられたブラックは、仰け反りながら悶えるのだった。
滲み出るブラックの汗が蒸気になり、ガラスがさらに曇っていく。
その様子を、大きな戦闘員が、喉をゴクリと鳴らしながら見ていた。
「はぁ、はぁ、俺、ブラックの汗も、ザーメンも、全部舐めたい……」
「ったく、お前はよぉ……まあ、お前の望みは全部叶えてやりてぇからな」
やれやれと肩をすくめながら、小さい方の戦闘員がガラスに触れる。
「内緒だけどよ、俺この部屋の設営手伝った時に、ガラスが開くようにちょっと細工しといたんだよ。こうやって、端っこを弄ると……」
戦闘員がガラスの端に触れると、枠ごと外れる。
ブラックが閉じ込められた室内から、強烈な汗臭さとザーメン臭が漏れ出てくる。
「ぐえっ、汗臭ぇっ!?」
「はぁ、はぁ、これがブラックの汗のニオイ……」
「くっ、嗅ぐのはやめろぉっ、くそっ、くそぉぉぉっ!」
ブラックは、自分のニオイを嗅がれる屈辱に震える。
だが、このとき、戦闘員たちは忘れていたのだ。
ブラックが閉じ込められた小部屋には、汗のニオイだけでなく、催淫ガスも充満していたことを……。
「雑魚ヒーローのニオイ嗅いでたら、なんかすげぇムラムラしてきたな」
「はぁぁっ、はぁぁっ、俺、我慢できないっ……」
「くっ、ううっ、さ、触るなぁっ!」
戦闘員たちは欲望の赴くままに、ブラックを蜘蛛の巣から引き剥がし、小部屋から引きずり出して、その体に群がる。
逞しい体を揉みあさり、腋の下に滲んだ汗や、腹筋に垂れたザーメンを舐め回す。
「ンンッ、すげぇ、腋の下クセェし、うんめぇ!」
「はぁっ、んっああっ、腹筋硬いし、ザーメン美味しい……ああ、ブラック、ブラックゥッ……」
「くふっ、うっ、うううっ、やめっ、んあっ、ああああっ!」
己の性欲を満たすため、戦闘員たちはブラックの体を弄ぶ。
催淫ガスの効果が切れる頃には、漆黒のスーツは唾液とザーメンでドロドロに汚れてしまっていた。
「ぐごぉぉっ、ぐがぁぁぁっ……」
「くぅぅぅっ、すぅぅぅっ……」
「くそっ、コイツら幸せそうに寝やがって……まあ、うっかりとはいえ助けられちまったし、情けは掛けてやるよ」
自由になったブラックは、縮小化し、怪人ラウムや他の戦闘員たちを一気に殲滅した。
ギガレッドが、有望な戦闘員を連れ帰ったという話を聞いていたブラックは、寝ている戦闘員二人を抱えて、地球防衛軍の基地へと帰還した。
まさか、くすぐり拷問対策の専任拷問官として採用された二人の戦闘員に、敵に捕まったお仕置きとして自分がくすぐられることになるとも知らずに……(完)