暗示エンド
(甘さ:★★★・・)
『先輩、聞こえますか?』
「おう……」
ヤンキーの先輩がトレーニング室を占拠するのをやめさせるため、風紀委員で二つ下の後輩である俺は、先輩を屋上に呼び出して催眠術を掛けることに成功した。
捲り上げたタンクトップを元に戻し、ハーフパンツを上げさせた後、さらなる深い催眠を掛けるべく、紐のついた五円玉を揺らしながら、うつろな目をした先輩に語りかける。
『今から大事なことを言うので、しっかり聞いて復唱してくださいね』
「おう……」
『俺は変態筋肉エロゴリラです』
「オレは、変態、筋肉、エロ、ゴリラ、です」
『俺は鍛えた筋肉を褒められると興奮します』
「オレは、鍛えた筋肉を、褒められると、興奮します」
『俺は体に触られると興奮します』
「オレは、体に、触られると、興奮、します」
『俺は汗臭い体を嗅がれると興奮します』
「オレは、汗臭い、体を嗅がれると、興奮、します」
『俺は包茎チンポを見られると興奮します』
「オレは、包茎、チンポを、見られると、興奮、します」
『俺は変態筋肉エロゴリラです!』
「オレは変態筋肉エロゴリラです!」
最後に力強く復唱させて、催眠術を深く深く掛ける。
紐付きの五円玉を握って指を鳴らすと、うつろだった先輩の目に光が戻り、先ほどまでの怒りの表情とは違う、欲情した雄の顔になっていた。
『先輩の鍛えた体、すげぇっすね!』
「そうだろ、オレの筋肉すげぇだろ? もっと見てくれよ!」
先輩はそう言うと、なんの躊躇もなくタンクトップをビリビリと引き裂き、鍛えた逞しい肉体を露わにした。
『腹筋めっちゃ割れてるし、すげぇ硬いっす!』
「おうっ、力入れるともっとバッキバキになるぞ!」
先輩が力を込めると、腹筋の溝がさらに深く刻まれ、汗ばんだ筋肉の上に手を滑らせると、先輩は熱い吐息を漏らした。
『胸板もすげぇ分厚いし……揉んでもいいっすか?』
「ああ、頼む、揉んでくれ!」
発達した大胸筋を両手で思いきり鷲掴みにすると、指が食い込んでがっちり掴めるほどの厚みと弾力があった。
『先輩の大胸筋の揉み心地、たまんないっす!』
「はぁはぁ、すげぇだろ? もっと、もっと強く揉んでいいぞ……ウッ!?」
大胸筋を揉みしだく手の指が、興奮して硬くなった乳首に擦れると、先輩の体に電気が走ったようにビクッと震える。
『先輩乳首弱いんすね。こんなに硬くして……』
胸板を掴んだまま、親指の腹で乳首の先端をくりくりと刺激すると、先輩は声を上げて悶えた。
「くっああぁっ、そこっ、んあっ、もっと、強くっ、ああぁぁっ!?」
もっと強くという要望に応え、乳首を親指と人差し指で強くつまんで扱くと、先輩は胸を突き出しながら、激しく身悶えした。
「おおおっ、あっあああっ、たまんねぇっ、乳首たまんねぇよぉぉっ!」
『感じまくりじゃないっすか。汗だくになって、すげぇ汗臭いっすよ』
「ッ!? あっ、ああっ、オレは汗クセぇんだ。頼むっ、もっと、嗅いでくれっ!」
先輩はそう言うと、腋を俺のほうに向けて開いた。
汗で蒸れまくった腋の下は、近づかなくても強烈な汗臭さを放っていたが、先輩の期待に応えるべく、顔を思いきり埋めて、鼻先を擦りつけながら思いきり嗅いでやる。
『スゥゥゥゥゥゥゥゥッ、ぐっ、クッセェェッ、先輩の腋の下すっげぇ汗臭いっす!』
「はぁぁっ、はぁぁっ、ああっ、そうだろっ、クセェだろっ! もっと、もっとクセェって言ってくれよ!」
『スーーーハァッ、スーーーハァッ、クセェっす。マジで頭クラクラするくらいクセェっすよ!』
「あああっ、もっとだ、もっとクセェって言ってくれぇぇっ!」
俺が腋の下を嗅いでクセェクセェと連呼する度に、先輩は声を上げてどんどん興奮していき、さらに汗臭さが増していく。
『先輩汗臭すぎっすよ。トレーニング室占拠してたの、先輩がクセェのバレたくなかったからなんすね』
「ああっ、そうだっ! でもっ、嗅がれるとこんなにアガるなら、筋トレ中の汗臭ぇ体、もっと嗅がれてぇっ! 全裸で筋トレして、オレのクッセェニオイ充満させてぇよぉっ!」
『先輩、変態筋肉エロゴリラじゃないっすか!』
「おうっ、オレは、変態筋肉エロゴリラだぁぁっ、もっともっと、オレの体を味わってくれぇぇっ!」
先輩のエロいその言葉に応え、腋の下を嗅ぎながら、垂れてくる汗を舌で舐め上げる。
「オ゛ッオオオォッ!?」
『ああ、先輩の汗すげぇ美味いっす。腋舐めながら、変態ゴリラのエロい雄っぱいも揉んであげるっすね!』
胸板を鷲掴んで乱暴に揉んでやると、指が激しく乳首に擦れて、先輩は顔を仰け反らせながら悶え啼いた。
「んっおおおっ、すげぇぇっ、ああっ、乳首っ、気持ちいいっ、あぐっあああっ!」
感じまくる先輩に聞こえるように、クセェクセェと呟きながら、鍛え上げた上半身をまさぐり尽くしていく。
先輩の下半身に目をやると、ハーフパンツの前が大きくテントを張っていて、先端には大きな我慢汁のシミができていた。
「はぁぁぁっ、はぁぁぁっ、もう我慢できねぇ……お前に、見せてぇもんが、あるんだ」
そう言って、先輩はハーフパンツを自ら下ろした。
汗と我慢汁まみれの蒸れに蒸れまくったチンポが、ムワァッと強烈な雄のニオイを漂わせながら現れる。
『勃起しても皮被ったままの蒸れた臭いチンポを、後輩の俺に見せたいなんて、先輩ド変態っすね』
「はぁっ、はぁっ、ああっ、オレはド変態だからよ、クッセェ包茎チンポ見られっと、ぞくぞくしちまうんだ」
そんなド変態の先輩の前でしゃがみ込み、チンポの根元を掴んで、じっくり眺めると、先端からトロトロと我慢汁が垂れてくる。
「くっ、ああっ、チンポ、見られてるっ、オレのクッセェ包茎チンポが、見られちまってるっ!」
『汁垂らしてエロいっすね。扱いたら、もっと出るんすかね?』
そう言って、余った皮で亀頭まで全部覆った後、カリ首が見えるまで一気に剥くことを繰り返す。
「オ゛ッアアアァッ!」
汁まみれの包茎チンポをグチュグチュと卑猥な音を立てて扱くと、たまらず先輩は前屈みになって腰を引きながら俺の手を握る。
「ぐっおおっ、そ、それはムリだっ、お前の手ぇ気持ちよすぎて、扱かれたらすぐイっちまうっ!」
『先輩……先輩は気持ちいいことが大好きな変態筋肉エロゴリラなんすから、さっきみたいに両腕挙げて力こぶ作りながら胸張って、自分から腰振ってチンポ扱いてくださいよ!』
「お、おう、オレは、気持ちいいこと大好きな、変態筋肉エロゴリラ、だっ!」
先輩は暗示の言葉を復唱すると、さきほどやっていたように、両腕で力こぶを作り、蒸れた腋の下を晒しながら、俺の手筒に向かって腰を振ってチンポを突き入れた。
「ン゛ッオオオオォォォッ! すっげぇぇ気持ちいいぃぃっ!」
『我慢汁がドバドバ溢れてるっすよ!』
俺の手筒の中でチンポの皮が剥けて、先端から亀頭が飛び出してくると、搾り出されるように我慢汁がダラダラと溢れ出てくる。
感じまくる先輩の姿と、目の前で垂れる蜜のような汁に俺も興奮して、舌でその蜜を舐め取るように亀頭を舐め上げた。
「オ゛ッオオォォォォォォッ! それっやべぇぇっ、それっ、もっと、やってくれぇぇっ! オレのチンポッ、舐めてくれぇぇぇっ!」
『んっはぁっ、先輩、もっと濃いの出してくださいよ。チンポキュッと締め上げてあげるっすから!』
そう言って、手筒の幅を狭めてさらに強くチンポを締め付けながら、亀頭を舐め回して刺激する。
あまりに強い快感に先輩は雄叫びを上げながら悶え啼き、絶頂へと上り詰めていく。
「ングッオオオオオオォォォォォッ! すっげぇぇぇぇ気持ちいいいぃぃぃぃぃっ! もうっ、イクッ、イクイクッ、イっちまうっ、オ゛オォォォォォォッ!」
ドビュゥゥゥゥゥゥゥッ!!!ビュルビュクビュルルゥゥゥゥゥッ!!!
手筒に奥まで突き入れた先輩のチンポの先から、熱いザーメンが噴き出す。
俺は溢さないように、慌てて亀頭を口に頬張って、口内で濃厚な汁を受け止めた。
「ウッオオォォォォォッ!? チンポッ、吸われてッ、あぐっああぁぁっ、出るっ、まだ出るっ!」
口をすぼめて亀頭を吸い上げ、ザーメンをすすり取りながら、手筒をグリグリと回すように動かして、チンポを刺激し続ける。
「オ゛ッアアァァァァァァッ! やべぇぇぇぇっ、気持ちっ、よすぎてぇぇぇっ、イクの止まんねぇぇぇぇぇっ!」
手筒の中でチンポが何度も脈を打ってザーメンを吐き出し続け、それを一滴も逃さないように受け止める俺の口の中は、濃厚な白濁液でいっぱいになっていった……。
「はぁぁぁぁぁっ、はぁぁぁぁっ、すげぇ、出た……」
『んっ、んううっ……』
大量射精を終え、肩で息をする先輩の前で、口いっぱいにザーメンを頬張った俺が立ち上がる。
「はぁっ、はぁっ、期待した目しやがって……そうだな、オレは変態筋肉エロゴリラ、だからな……」
先輩はそう呟くと、俺の後頭部にゴツい手をそえて、首を傾けながら口づけをしてきた。
俺の口を舌でこじ開けて、中のザーメンをすすりとって、喉を鳴らして自分のザーメンを美味そうに飲み干す。
「ンングッ、ンッンンッ!」
『ングッ、んふっ、んんんっ!』
俺もザーメン混じりの先輩の唾液を飲みながら、もっともっととせがむように先輩と舌を絡ませた。
粘液が糸を引く濃厚すぎるキスに、脳まで蕩けそうになって、この時間がずっと続けばいいのに、と本気でそう思ったが、催眠術の効果がそれほど長く続かないことも知っていた。
名残惜しく感じながらも、俺は先輩の耳元で指をパチンと鳴らす。
「ングッ!? んあっ、なっ、なんだ、お前、なにやってんだ!」
突き放されて見た顔は、さっきまでの欲情した表情から、イカついヤンキーが顔をしかめて怒っている表情に変わっていた。
『なにって、先輩がキスしてきたんじゃないっすか。俺の頭に腕回してたっすよね?』
「あぁ? そんなわけ……ってか、口の中のこれ、なんだよ」
『先輩のザーメンっすよ。搾り立ての自分のザーメン、美味そうに飲んでたじゃないっすか』
「ザーメンッ!? ぐえっ、うげぇぇっ、はぁっ、はぁっ、って、オレのタンクトップが……」
『先輩が自分で破ったんすよ。ほんと、変態筋肉エロゴリラっすね!』
「ッ!?」
俺の言葉にビクッと全身を震わせ、先輩が硬直する。
その反応を見て、風紀委員としての責務を果たしたことを確認した俺は、屋上を去った……。
「なんかドアに書いてあるな……ゴリラ出没注意?」
「もし、ヤンキーゴリラが占拠していた場合は、下記の言葉をお掛けください、だってよ」
外周ランニングを終え、ウェイトトレーニングをするためにやってきた野球部員二人が、トレーニング室のドアを開ける。
「うわっ、この部屋暑っ!?」
「ってか、汗臭すぎだろ……って!?」
「はぁぁぁっ、はぁぁぁっ、くそっ、くそぉぉぉぉっ、あの風紀委員の野郎っ!」
そこにいたのは、サウナのように上げた室温の部屋で、タンクトップとハーフパンツを汗でぐっしょり濡らしながら、怒りをぶつけるようにトレーニングに励む不良生徒だった。
「あぁ? お前ら、ここは今オレが使ってんだ、さっさと出て行かねぇとぶん殴るぞ!」
怒りの形相で向かってくるヤンキーに恐怖を覚えた野球部員は、入り口に書いてあった言葉を咄嗟に唱える。
「へっ、変態筋肉エロゴリラッ!」
「ッ!?」
その言葉を聞いたヤンキーは、ビクンッと体を震わせた後、ハァハァと熱い吐息を漏らすようになり、汗まみれのタンクトップとハーフパンツを脱ぎ去って、全裸になった。
「はぁっ、はぁっ、変態筋肉エロゴリラの、オレの汗臭ぇ体を使って、お前らのチンポ、鍛えていってくれよ!」
力こぶを作り、腋の下を晒して雄フェロモンを撒き散らしながら、ヤンキーが自らの鍛え上げた肉体を見せつけると、野球部員二人の呼吸も乱れ始める。
「はぁはぁ、体アチィ……脱がねぇと……俺もクセェ包茎チンポ、晒さねぇと……」
「はぁっはぁっ、汗臭ぇ体、嗅ぎてぇ……俺のクッセェ体も、嗅いでくれ……」
ユニフォームを脱ぎ、日焼け跡が残る鍛えた体を惜しげもなく晒した野球部員たちを包んでいたのは、スピーカーから流れる特殊なノイズだった……。
「ングッ、ぐっごぉぉっ、うぶっ、うぐぐっ!?」
『お、ヤってるっすね。変態筋肉エロゴリラのヤンキー先輩』
ベンチプレスの上に仰向けに横たわった先輩は、脚を開いて持ち上げられた状態で、上の口と下の口を二人の野球部員に貫かれて、悶え啼いていた。
先輩のチンポもギンギンに勃起していて、突かれる度に白く濁った汁を割れた腹筋に垂らしていた。
『ザーメンプロテインを飲みながらのセックスは、全身を鍛えられる立派なトレーニングっすからね。ヤンキーゴリラ先輩のおかげで、運動部の成績も上がるかもしれないっすよ』
その言葉通り、うちの学校の弱小だった運動部の成績は、一気に上がっていった。
屈強な運動部員たちに輪姦され、ザーメンプロテインを飲まされ続けた先輩の体は、どの運動部員よりも鍛え上げられ、逞しいゴリラへとさらに近づいていくのだった…………(完)