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DesireRoom19 プロローグ SS

※R-18ゲイ向けのSSです。

プロローグ

(甘さ:★★☆☆・ 急展開)

『ぐっ……イッテェッ……』
            
             鼻っ柱を殴られ、真っ赤になった鼻から血が滴り落ちる。
            腹を殴っても、効かなかったからって、
            血が出やすいところを狙いやがって……。
            
            「何睨んでんだ?
             この人数相手にやるってんなら、いいぜ。
             掛かってこいよ、オッサン」
            『オッサンだと!?
             俺はお前らと大して変わらない年齢だと思うんだが……』
            「ちっ……金は持ってないだの、年は変わらないだの、
             嘘ばっかついてんじゃねぇよ!
             おい、お前ら、やっちまえ!」
            「ウッス!!」
            
             リーダー格の男の一声で、取り巻きの奴らが俺に群がってくる。
            ったく、確かにコイツらと同じくらいの年だとは、思いたくないな。
            重い荷物ばかりを扱う運送業で鍛えられた俺の体に、
            ガキのしょぼいパンチが効くと思うなよ……
            
            『……って!?何しやがるっ!!?』
            
             群がった男達が、俺が着ていたTシャツを掴み、
            四方八方から思い切り引いてきた。
            
             ビリビリィィィィッ……
             無残に引き裂かれていくTシャツ。
            周りから伸びる無数の手から逃れることはできず、
            仕事終わりのラフな格好だった俺は、
            トランクス一枚というラフすぎる格好にまで剥かれた。
            
            『お前ら、いくらなんでもやり過ぎだぞ!!』
            
             適当に殴られてやって、流そうとしていた俺も、
            さすがに我慢ならなかった。
            
            「ヒュー、マジでいい体してるじゃねぇか、オッサン」
            『ふざけるなっ!!……ぐっ!?』
            「大人しくしろって。
             その格好じゃどうせ逃げられないだろうけどな」
            
             足払いを掛けられ、体勢を崩した俺の体を、
            地面に押さえつける取り巻きの男達。
            腕を一人ずつに押さえられ、肩を別の男に掴まれると、
            起き上がることすらできなくなった。
            さらに、二人の男によって、両脚を大きく開かされる。
            
            「安心しろよ、橋の下で、周りにこれだけの人数がいれば、
             外からは見えねぇからよ……。
             まあ、その代わり、俺らにじっくり見せてもらうだけどな」
            『お前ら……くっ……』
            「さあて、金はこの中かなぁ」
            
             トランクスの下から、手を突っ込んでくるリーダー格の男。
            金などないことを知りながら、俺の股間をまさぐってくる。
            
            「お?金はねぇみたいだが、金玉は見つけたぞ。
             縮み上がっちまってるけどな」
            『くそっ、触るなっ!!』
            
             タマを掴んだ男は、力を込めて握り潰そうとしてくる。
            
            『ぐっあああっ……イッテェ……』
            「どんだけ体を鍛えても、男に生まれたからには、
             ここには弱点がぶら下がってるもんだよな」
            
             痛みに脂汗が滲む。
            オイルを塗ったようにテカる俺の胸板や割れた腹筋を眺めて、
            男は舌舐めずりをしている。
            
            『お前もタマ付いてる男なら、こんな気色悪ぃやり方すんなよ!』
            「気色悪いか……金玉の触り心地は良いんだけどな。
             まあいい、悪いなら、良くしてやるまでだ」
            『んぐっ!?』
            
             俺は取り巻きの男の一人に、手で口を塞がれた。
            そして、赤くなった鼻の下に、茶色い小瓶をあてがわれた。
            それが、吸ったらヤバいものだとすぐに気付くが、
            急に口を塞がれ、肺にも空気が残っていない状態では止めていられず、
            鼻から息を吸うしかなかった。
            
            『ンぁッ!?』
            
             小瓶から出る気体を嗅いだ瞬間、
            体中の血管に流れる血が、沸騰したように熱く感じた。
            男に握られたままのタマに、精液が漲りパンと張る。
            
            「もう効いてるだろうが、念のためこのまま三分間吸わせ続けてやるよ」
            『ッ!?』
            
             三分だと!?俺の驚いた表情を見た男はニヤリと笑い、
            張りのあるタマを、ゴリッ…ゴリッ……と押し潰すように揉み始めた。
            
            『くっ!?んぐぐっ……』
            
             さっきまで痛みしか感じなかったはずのタマ責めが、
            別の鋭い感覚を与えてくる。
            肉棒の先端が布地に擦れ、トランクスの前が突っ張っていく感覚で、
            自分の体に起こっている変化を知る。
            
            「チンポが勃ってきたじゃねぇか。
             タマを握られて、気色悪いんじゃなかったのか?」
            『んっぐぁぁっ……』
            
             頭の中がジーンと痺れて、
            チンポの根元……ずっと奥の方がジンジンと疼く。
            体の中で熱くたぎる欲望が、チンポの先から汁となって溢れ出る。
            
            「トランクスの色が変わっちまうくらい我慢汁が出てるぞ。
             そろそろ脱がしてやろう。窮屈だろう?」
            『ンンッ!!んぅっ!!』
            
             口を塞がれ、手も足も出ない俺の抗議など、男には届かない。
            
            「さあ御開帳といこうかっ!」
            
             最後の砦だったトランクスは引き裂かれ、無情にも布切れとなった。
            ギンギンに勃起した肉棒が外気に晒される。
            血管が浮き出るほどいきり勃ち、汁を吐き出すチンポを見た、
            周囲の男達が嘲笑交じりに言葉を放つ。
            
            「うわっ、勃起してんのに、皮がカリに引っ掛かってんじゃん。
             もろ仮性ホーケーだな」
            「ムッツリっぽいし、皮オナとかしまくってんじゃねぇの?」
            「ハハッ、それ超ありそー。
             汁ダクなチンポをグチュグチュ言わせてんだろ、なあ、オッサン」
            
             言いたい放題言われても、口を塞がれたままの俺には、
            反論の余地がなかった。
            茶色い小瓶の効果に、見られる恥ずかしさも加わって、
            紅潮した体の上を、汗がダラダラと流れた。
            
            
            「さて、そろそろ三分経っただろう。離してやれ」
            『っ……ハァッ…ハァ……』
            
             口を押さえていた手が離れていくと、俺が出した涎が糸を引いた。
            小瓶を嗅がされ続けた俺は、相当な体力を消耗した上に、
            止まることを知らない男の射精欲に火をつけられていた。
            
            「イきたいだろ?
             イかせてくださいって言ったら、楽になれるぞ」
            『……誰が、言うか』
            「おお、頑張るねぇ……まだまだ楽しめそうじゃねぇか」
            
             射精したいが、そんなことを頼むなんて絶対したくない。
            俺のやせ我慢をあざ笑うように、リーダー格の男は次の手に出る。
            チンポの先から溢れる先走り汁を、指にたっぷりと撫でつけ、
            裏筋からタマまで、ツーッと指の腹で撫でながら股の間に指を進ませた。
            
            『っ!?そこは、やめろぉっ!!』
            「タマ責めだって、最初は嫌がってただろ?
             きっとコッチも好きになるさ」
            
            ズブズブゥゥッ……
            『くっあああぁっ!!!』
            
             指が股の間に沈み込んでいく……ケツに指が突き入れられていく。
            小瓶の効果か、男の節くれだった指が、
            肉襞を擦る感覚も快感として感じてしまう。
            
            『ウッ、くぅっ……抜けぇっ!!』
            「我慢汁溢れさせながらじゃ、説得力がねぇな。
             それに、チンポの奥が疼きまくってるんだろ?
             そこを今から突いてやろうってんだから、感謝してもらわねぇと」
            
             茶色い小瓶を吸ってから、ずっと疼いているチンポの奥の部分。
            体中の熱い血液が、全部そこに集まっているように感じるくらいで、
            そこが、俺の理性を吹き飛ばすほどの快楽スポットであることも、
            容易に想像できてしまう。
            
            「ほら、ここだろ?
             膨らんで、軽く擦るだけで我慢汁が噴水みてぇになってよぉ」
            『くっ、はぁぁっ……やめろぉぉっ……』
            
             突かれることはなく、ただ軽く擦られ続ける。
            勃起したチンポから噴き出す先走り汁が徐々に白く濁り、
            射精寸前のところで、執拗に焦らされ続けると、
            俺の理性が一枚、また一枚と剥がされていく。
            
             堕ちてしまった方が楽だと思うほど、残酷な時間が流れた……。
            
            
            『イ……イかせ、て……』
            「お?そろそろ言う気になったか?
             ほら、大きな声で言ってみろよ」
            『イ……イかせて……くだ……』
            
            「ギャーーーーッ!!?」
            
             俺が屈辱的な言葉を言いかけた時、
            取り巻きの外側の方で、悲鳴が上がった。
            一人、また一人と、男の悲鳴が木霊する。
            
            「さ、惨太だーーっ!!
             逃げろっ、血祭りにされるぞぉぉっ!」
            
             蜘蛛の子を散らすように、周りの男たちが逃げていく。
            俺を押さえつけていた奴らがいなくなった為、
            この混乱に乗じて、俺のケツを弄っていたリーダー格の男の顎を、
            思い切り蹴り上げてやった。
            
            「ゴフゥゥッ!!?」
            
             倒れたリーダー格の男は、取り巻きの男達に担がれ、去っていった。
            
            
            「ケッ、つまんねぇな。
             殴り返してもこねぇ、腰抜けばっかだ……」
            『はぁ……はぁ……助かった、ありがとな』
            
             俺は目の前でぼやいている男に礼を言った。
            男のシャツには、殴り倒した男達の血が付いている……
            血祭りの惨太、この辺じゃ有名なヤツだ。
            
            「ん?お前誰だ?」
            『あ……なんだ、助けてくれたってわけじゃなかったのか。
             まあ、いいや、俺は……んぐっ!?』
            
             喧嘩慣れしたゴツイ手で、両ほほをグイッと掴まれ、
            顔をじっと見つめられる。
            
            「俺を恐がらねぇとは、ふてぇヤツだな。
             ……ん?オッサン顔だが……お前、俺より一日年下みてぇだな」
            『っ!?』
            
             ずっと老け顔人生を送ってきた俺は、同年代のヤツから、
            年下だと言われたのは始めてだ。
            ……まあ、そもそも一日差まで分かるヤツなんてのも初めてだが……
            
            「真っ赤な鼻だから、トナカイだな」
            『は?』
            「でも、トナカイじゃ呼びづれぇから、カイでいいよな。
             オレのことは、サンタって呼ばせてやるよ」
            『へ?』
            
             惨太という名が、自分発信だったことに驚くとともに、
            俺、いつも鼻が赤いわけじゃないんだが……とも思った。
            ……まあ、俺は偶然にも海斗って名前だからカイで問題ないし、
            サンタも後で聞いたら、三男だから本当に三太なんだそうだ……。
            
             だが、そんなことは置きっぱなしで、サンタの話は続いていく。
            
            「で、なんでカイは素っ裸でチンコ勃ててんだ?」
            『あ……いや、さっきの奴らにヤられそうになってよ……。
             なんか変な薬嗅がされて、チンポが勃っちまったんだ。
             まあ、大丈夫、すぐに治まるだろ』
            
             カチャカチャッ……
             サンタがおもむろにベルトを外していく。
            
            『お、おい、何してんだ?』
            「お預けはツラいだろ……
             オレが責任もってヤってやるから安心しろよ。
             ほら、自分で脚持って股開け」
            『はぁっ!?
             バ、バカなこと言うなよ!』
            「バカだとっ!
             俺が助けてやったんだから、当然の権利じゃねぇか」
            『助ける気なんて、さらさら無かったくせにっ!!』
            「うっせぇ!!
             さっきからカイ見てっと、なんかこう、ムラムラして、
             チンコが勃っちまうんだから、仕方ねぇだろ!」
            『なっ!?』
            
             やっぱバカじゃねぇか……さりげに告りやがって。
            まあ、確かに小瓶の効果は、ケツの奥を突いてもらわないことには、
            収まる気配がないから、仕方ない……のか?
            
            『はぁ……ああ、もう分かった、好きにしろ!』
            
             そう言って、俺は太腿の裏側に手を回し、大きく脚を開いた。
            
            「カイ……お前のその格好、すげぇヤらしいな」
            『サンタがやれっつったんだろ!
             あ、あんま見んなって……恥ずかしいんだからよ……』
            「おぉ、なんかカイが恥ずかしがってる姿見てたら、
             すげぇ上がってきたぁ!!」
            
             サンタは手の平にペッと唾を吐いて、
            ギンギンになった肉棒に塗りつけ、
            俺の股の間に座って前傾し、俺を抱いてきた。
            
            「入れるぞ!」
            『……こ、来い!』
            
            ズボォォォォォッ……
            『くっ、おぉぉぉっ……』
            
             さっきの男の指とは比べ物にならない太さのモノが、
            ケツの中に入ってくる。
            でも、不思議と嫌じゃなかった。
            サンタの肉棒と、俺のケツとの相性がピッタリなのか、
            あまり痛みを感じずに、ズブズブと受け入れられた。
            
            「おぉ、カイの中すげぇ……
             ヒダヒダで、ギュウギュウ締めてくる……」
            『ハァッ……ハァ……サンタのチンポも硬くて、良い感じだ』
            
             熱くたぎったケツ穴の中に、さらに熱い鉄杭が打ちこまれ、
            初めての感触に声を上げて善がった。
            
            『くっ、はぁぁぁっ……あ、あっぅ……』
            「うっ、おぉぉ……すげぇよぉ……」
            
             やがて、サンタのチンポがあのポイントに差し掛かる。
            そこを突かれることが少し怖くなって、サンタにしがみつくと、
            サンタはそれ以上の力で、俺をギュッと抱いた。
            
            『うっくぅぅっ!?
             ……当たってるっ……そこっはぁっ……』
            「おおぉぉっ、締まるぅぅっ!!」
            
             俺をきつく抱いたまま、激しく腰を遣ってくるサンタ。
            サンタに突かれて揺れているのか、
            Gスポットを突かれ打ち震えているのか、自分でも分からないが、
            とにかく気持ち良かった……頭が真っ白になるくらいに。
            
            「ハァッ……ハァッ……オレもう我慢できねぇっ!!
             カイの中に、たっぷり出しちまうからなぁ!」
            『ああっ……好きに使えって……言ったろっ……。
             それに、俺もっ、もうっ……』
            
             サンタと俺の腹の間でいきり勃ったままのチンポも、
            少し白く濁った先走り汁を吐き続け、
            精液が噴き上げるのを待っているようだった。
            
            「オレ、イクッ……カイのケツの中で……イクゥゥッ!!!」
            『お、俺も出るっ!!』
            
            ドクゥゥゥゥゥッ!!!ドクゥゥゥゥゥッ!!!……
            ドロドロォォォォッ……
            
             同時に白濁液を飛ばす。
            サンタは俺のケツの中に、
            俺はサンタの割れた腹筋目掛けて、熱い汁を吐き出す。
            ネバついた汁は、糸を引きながら、
            ケツの中の粘膜に、こんがり日焼けした皮膚にベッタリとこびりついた。
            
            『あぁっ、アチィ……サンタの汁、アッチィッ!!』
            「おああっ!?カイッ、そんなに締めたら……止まんねぇっ!!」
            
             言葉通り、大量のザーメンが俺の腹の中に注がれる。
            熱い粘液に内側から焼かれながら、俺は溢れる高揚感に包まれていた。
            
             どうやらそれは、俺だけじゃなかったようで、
            その後の喘ぎ声は、全部くぐもったものになった。
            サンタが唇を重ねてきたからだ……
            
            
             それから、いつの間にか俺の運転するトラックの助手席は、
            サンタの指定席になっていた。
            まあ、腕力は相当なもんだから、俺から上に話をつけて、
            なんとかサンタも雇ってもらえることとなった。
            
             独身寮では隣同士に住んでいる……というか、俺の隣を選んだらしい。
            確かに、退屈しない日々といえば、そうなんだが……
            
            
            「カイッ!メシまだか?
             メーシッ、メーシッ!!」
            
             いつの間にか食卓に現れて、
            ナイフとフォークでテーブルをとんとんと叩くサンタ。
            でも、その日は魚料理だったもんで、
            「肉を食わせろーっ!」ってキレられて、ベッドで啼かされたり……。
            
            
            「よぉ、カイ!
             チンコ勃ったから、今すぐヤるぞ!」
            
             ドアを開けた時の第一声がそれで、玄関で押し倒されて、
            変な体位のまま、ケツを掘られたり……。
            
            
            「今日はクリスマスだから、
             仕事はこの衣装でするぞ!カイもさっさと着ろっ!」
            
             と言われて、トナカイの着ぐるみを渡され、それを着たまま、
            クソ重い冷蔵庫を、階段で四階まで運ぶハメになったり……。
            
            「今日は、着ぐるみで蒸れたカイの汗臭い匂いを、
             ベッドの上で嗅ぎまくってヤるからなっ!」
            
             とか言われたからドキドキしてたのに、帰ってすぐに寝やがったり……。
            
            ”『いい加減にしろぉーーーっ!!』”
            
             寝ているサンタの前で、トナカイの着ぐるみを脱ぎ捨てながら、
            心の中でそう叫んだ…………             (本編へ)