生き抜くエンド
(甘さ:★★★★・)
「気持ちがいいでしょう?
あなたの部下の方も、今頃犯され、善がり狂っているころですよ」
「くっ、あぁぁっ……グ、レンッ……」
分娩台に四肢を拘束され、無理矢理尻穴を犯されているのに、
肉棒の先からトロトロと汁を溢れさせてしまう。
敵にレイプされながら、喘いでしまう屈辱が、
部下一人守りきれなかった隊長である俺に下った罰だと感じる。
ガタンッ………
突然医務室のドアが開く。
走り込んできた男が、何か叫んでいる……。
「隊長から離れろっ!!!」
「っ!?ぐはぁっ!!?」
俺を犯していた軍医を引き剥がし、投げ飛ばす。
失神した軍医には目もくれず、俺に駆け寄ってくる。
「隊長!!隊長っ!!!」
「ハァッ…ハァ……グレン……無事、だったのか……」
「もちろんっす!!
待っててくださいね、今助けますから……」
俺と一緒に捕まった部下のグレンが、
手足を拘束する枷を外していく。
だが、俺はそんなグレンの腕を掴んで、首を横に振った。
「グレン……お前だけでも、逃げろ」
「なっ!?何言ってるんすか!!」
「脚を撃たれた俺など……」
「そんなの、オレが背負っていきます!!」
「ダメだ!それでは、逃げ切れん」
そこまで言っても、
グレンは俺の手を振り払って、枷を外しにかかった。
「バカヤローッ!!いいから行けっ!!!
これは……隊長命令だぞ!」
「帰ったら、命令違反の罰は受けるっすから。
隊長の前で……ズルせずに、ちゃんと腕立て百回、やるっすから」
心なしか震えているグレンの声。
足枷を外すグレンの姿を見ると、視界には見たくない現実が映る。
自らの肉棒から溢れた白い汁が腹筋の溝を流れ、
陰毛にはベッタリと白い塊がこびり付いている。
きっとグレン側から見ると、
軍医に犯されていた尻穴が、大きく口を開いているだろう。
「グレン……違う……違うんだ……。
俺は、こんな……惨めな姿で、生き延びたくっ!?」
バチンッ……
頬がジンジンと痛みだす。
「上官叩いたから……オレ、除隊っすかね」
「グレン……」
「バカヤローは隊長じゃないっすか!!
地を這ってでも生き延びろって……
戦争に殺されるなって、散々言ってた本人が、
ケツ、掘られたくらいで……諦める、なんて……」
グレンの目からポロポロと涙が零れる。
俺に対する熱い想いが伝わってきて、
自分が言おうとしたことの愚かさに気づく。
「すまん。
俺が……間違っていたようだ。
生き抜くぞ、一緒に」
「っ、隊長ぉぉっ!!」
「うぐっ!おい、苦しいぞっ!」
力いっぱい抱きついてきたグレンが、耳元で囁いてくる。
「二人揃って、帰還して……
隊長の怪我が治ったら……オレが……」
―――――
「なあ、グレン。
俺はシャワーを浴びなくていいのか?」
シャワーを浴びて、パンツ一枚のグレンに対し、
俺はついさっきまでリハビリで走り込みをしてきたままの、
カーキ色のシャツも、迷彩ズボンも着た状態だった。
「このままだと、汗臭いと思うんだが……」
体をくんくんと嗅いでみる。
自分ではよくわからないが、相当汗臭そうな気がする。
「それがいいんすよ!!」
「むぅ、そういうものなのか。
うぉっ!?いきなり何をっ!!」
グレンが俺のシャツを掴んで脱がしながら、ベッドに押し倒してくる。
頭が抜けたくらいで、シャツの動きが止まると、
グレンは俺の腋に顔を近づけていた。
「んっ、ハァッ、隊長の匂い……」
「お、おいっ!!
そんな、ところっ……んぁっ!?」
グレンは俺の腋をじっくり嗅いだ後、舌を使って舐め回してきた。
絡まったシャツで動きが制限されているところに、
思いもよらない刺激を与えられ、鼓動がどんどん早くなっていく。
時折、ジュルッと音を立てて、グレンが俺の汗を飲み込んでいる。
「汗なんか、舐めたら、汚い、だろっ」
「んぅ……そんなこと、ないっす。
汗は、隊長が生きて、動いてる証っすから……」
「グレン、お前……くっ、うぅっ!」
ざらついた舌での愛情たっぷりの舐め回しに、声が出る。
「うっ、分かった、分かったから!
そこばかり、舐めないでくれっ」
「じゃあ、このデカい胸、しゃぶらせてもらうっす」
「んぅぅっ!!?」
大胸筋を柔らかい手つきで揉みながら、
乳首に吸い付いて、先っぽをレロレロと舐めてくる。
腋より激しい快感に、思わず仰け反って悶える。
「ぷはぁ……隊長、前、テント張ってきたっすよ」
「っ、それは……。
お前とするまで、溜めてたからな」
「えっ!?
隊長あれから抜いてないんすか!?」
「む、むぅ、何度か、その……勝手に出てしまったことはあったが、
自分では、抜いてないぞ」
この歳で夢精してしまったことを白状するのは、恥ずかしかったが、
それを聞いて、目をらんらんと輝かせるグレンの、
嬉しそうな顔が見れて良かった。
「じゃあ、今日はたっぷり、出して欲しいっす」
「お、おう……」
グレンがあの時言った言葉……
”オレが……隊長を気持ちよくさせて、
生きてて良かったって思わせるっすから……”
それが今、叶えられようとしていた。
「隊長……キ、キスは気持ちいいことに入るっすか?」
「む?試してみるか?」
「うわっ!?」
シャツが脱げて自由になった手を、
グレンの脇に挿し込んで、グッと引き上げる。
グレンの照れくさそうな顔が真正面に来る。
「キス、するぞ」
「っ、隊長、そういうのは言わずにするもんなんすよ」
「そういうものなのか……じゃあ……」
「んっ!?んぅぅっ……」
腕を回して、ギュッと抱き寄せ、唇を重ねる。
「グレンの唇は、柔らかくて、気持ちがいいな。
俺の髭、痛くないか?」
「チクチクして、隊長とキスしてるって感じられて、嬉しいっす」
「そうか……もう少し、するか?」
「隊長っ、だから、聞いちゃ……っ!?んぅっ!?」
開かせた口に舌を入れ、舌同士を絡ませ、互いの唾液を交換するような、
ネットリとした口づけを、たっぷり味わった。
「隊長……下も脱がせていいっすか?」
「脱がせてくれるのか?
だが、寝たままじゃ脱がせにくいだろう?」
「大丈夫っす。
隊長はそのままリラックスしててください!」
下をビンビンにさせていては、リラックスも何もないのだが、
言われた通り、そのまま寝ていると、
グレンが俺のベルトをカチャカチャと外していく。
迷彩ズボンのチャックを開いて、グッと力を入れて下げられる。
「すげぇ……パンツに、隊長のチンポの形がくっきり出てるっすよ」
「そ、そんなに見られると、さすがに恥ずかしいぞ」
軍から支給されるカーキ色のボクサーパンツは、俺には小さく、
今ほどではないが、いつも股間をもっこりとさせてしまっている。
「うぅ、こんなの見せられたら……我慢、できないっすっ!はむっ!」
「んぁっ!?」
パンツの上からチンポを甘噛みするグレン。
久しぶりに刺激を受けたチンポは、
ありえないほど過敏な反応を見せる。
「おっ、あぁっ!グレンッ、顔、どけっ……ああっっ!!」
「へっ!?」
ドクッ……ドクッ……
パンツの中のチンポが、脈を打って震える。
完全にイったというより、漏らしたという表現がぴったりで、
パンツから飛び出すことなく、白濁液は中でじわじわ広がった。
「ハァッ…ハァッ……すまん、少し、出してしまった」
「オレのせいっす。
な、舐めてキレイにするっすから!」
「待っ、今はっ!あぅぅっ!?」
ジュルゥゥッ……ジュルゥゥッ……
パンツを脱がして、白い粘液をまとったチンポにしゃぶりつくグレン。
あまりの刺激に、体中の筋肉がビクンッビクンッと痙攣する。
「ほ、本当に、出て、しまうっ!口から、抜けっ、グレンッ!!」
「んぅぅっ!!んっ!!」
グレンは少し首を横に振りながら、さらに俺のチンポを吸い上げた。
快感が強すぎて、無理矢理引き剥がすこともできず、
俺はグレンの口に包まれながらイくこととなった。
「くっ、あぁっ!!イクッ!イクゥッ!!!」
「っ!?」
ドクゥゥゥゥゥゥッ!!!!ドクゥゥゥゥゥゥッ!!!!
さっきの比ではない量のザーメンを、グレンの口にぶち撒ける。
口の端から白濁液を溢しながらも、懸命に俺の精液を飲んでいくグレン。
出てくるそばから吸われる快感に、声が出る。
「うっ、おぉっ!気持ち、いいぞっ!グレンッ!」
「んぅっ!?んぅっ!!」
俺の気持ちいいという言葉を嬉しそうに聞くグレン。
結局、チンポが脈打たなくなるまで、
グレンは俺のチンポから口を放さなかった。
「ぷはぁっ……隊長のザーメン、
ドロッとして、すげぇ濃くて、美味かったっす!」
「ハァ……ハァ……
自分の、ザーメンの感想を聞くのは、照れくさいもんだな。
だが、美味いのか……よしっ、それじゃあ……」
「うわぁっ!?た、隊長、何をっ!?」
起き上がった俺は、グレンを押し倒し、パンツを脱がせた。
ギンギンに勃起し、先走り汁に塗れたチンポに舌を這わせる。
「あっううぅぅっ!!?
隊長っ、オレのことは、いいんすよっ。
オレは、隊長をっ、気持ち良くっ……あぁっ!」
「んぅっ……美味いモノを味わうのも、気持ちいいことだろう?」
「隊長……っ……あぁっ!」
チンポを口にすっぽりと包み込み、頭を前後に振る。
若いチンポは硬く、すぼめた唇で扱きあげる度に先走り汁を溢れさせた。
「隊長っ!もう、出そうっ、す!出して、いいっすかっ!」
「んぐぅぅっ!んんぅっ!!」
喉まで飲み込むように動くことで、グレンに出せと伝えた。
「うっ、はぁっ!隊、長っ!出るっ!ぁあっ!!」
ドピュゥゥゥゥッ!!!ドピュゥゥゥゥゥッ!!!
熱いザーメンが口いっぱいに広がる。
それを舌で転がしながら、喉の奥に放り込んでいく。
ゴクッゴクッと俺が喉を鳴らすと、
グレンは興奮した様子で、大量のザーメンを噴き上げ続けた。
「ふぅ……
グレンのも、舌に絡みついてきて、美味かったぞ」
「っ!?ハァ、うぅっ……ホントに、味の感想は恥ずかしいっすね」
そう言って、耳を赤くするグレンの顔に近づいて、
今度は何も聞かずに、キスをした。
口の中に残った白濁液を絡ませ、糸を引くような口づけを長い時間味わった。
「うっ、うぅっ……」
「なっ!?どうした、グレン?
き、キス、嫌だったか?」
急に涙を零したグレンは、俺の問いに首を振った。
「隊長が、生きてて……本当に良かった」
「っ!?まったく、
それは俺に言わせたかったセリフだろう?」
「だって……だって……うぅぅっ……」
グレンをギュッと抱きしめる。
背中をさすってやりながら、礼を言う。
「……ありがとな、グレン」
その時、不意に俺の目からも涙が零れた。
威厳のある隊長としては、泣いている姿は見せられない、と……
きつく抱き締めたまま、声を押し殺して涙を流していると、
グレンの手が俺の背中を優しくさすった……… (完)